『ギフト、そして自分も楽しむ』をメロウなスタイルで取材します、 rosemary sea です。
(C)2018映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会
映画「祈りの幕が下りる時」は1月27日の公開です。
さらば新参者 ー シリーズついに完結! 最高の"泣ける"フィナーレへ。・・・
公開が待ち遠しい、今日この頃です。
7年前のテレビドラマ「新参者」、続く映画「麒麟の翼~劇場版・新参者~」、もちろんその原作やその他の東野圭吾さんの小説がそうでありますように、この映画「祈りの幕が下りる時」も日本橋全体や日本橋人形町と密接な関わりがあります。
この映画のロケ地、全国にございますが、原作になぞられるように、日本橋にはそのロケ地が集中しておりました。
今年の6月から7月にかけて行われたロケにつきまして、ロズマリはその中央区内のロケ地めぐりを敢行しました。
映画「祈りの幕が下りる時」ロケ地めぐり①の記事はこちら
⇒ /archive/2017/12/post-4817.html
今回から、その中央区内のロケがどのように行われたか、お店などから伺いましたお話をご紹介していきます。
ロケ地ご紹介先、File NO.6、室町砂場さんからスタートです。
なお、室町砂場さんのご紹介記事はこちらです。
⇒ /archive/2017/11/post-4775.html
お話し下さるのは、室町砂場 代表取締役 村松毅(むらまつたけし)さんです。・・・
お店の休日を使って、定休日の日に来ていただいて。
僕ら、勝手がわからないものですから、指示をいただいて、大勢でいらっしゃって、びっくりしましよね。
主役の阿部寛さん、大食漢の役柄で、たくさん召し上がりまして。
誇張して、わさびなんかも山盛りに盛り付けまして、それでやってらっしゃいましたですね。
あと、一緒にやってらっしゃった溝端淳平さんが、僕らに挨拶してくれまして、こちらこそよろしくと言ったら、ご迷惑かけてよろしくお願いします、と。
俳優さんは阿部さんと溝端さんのお二人だったようです。あとはエキストラさんがいっぱい、20人くらいいらっしゃって撮っていかれました。
日本橋界隈としたら有り難いですね。新参者、三作目くらいですか。
最初、人形町の方からやられて、その後日本橋界隈でやられて、有り難いなと思っております。
同じシーンを何回かやっていきましたですね。1日だけですが、撮り直したり、いろんな角度から撮っていらっしゃるようで。
阿部さんが召し上がったのは大盛りですね、もりそばの。何枚か重ねてお出しするというような。
溝端さんの方は普通に1枚のところを、阿部さんの方はたくさん食べるような対比でやってられましたですね。
ちゃんと召し上がっていたと思います。セリフをおっしゃいながらやっていたようですね。
キーワードになるようなポスターを壁に貼り付けて、お芝居か何かのポスターかな?明治座さんの。
ポスターを貼るのに、どうしても塗り壁なものですから、くっつかないんですね。
ビールなんかもこう、いろんなものを用意されて、お酒なんかも用意されて。
僕らとしては、せっかく出すんでしたら、お蕎麦がおいしく見えてると有り難いので。
お蕎麦ってすぐのびちゃいますので。お芝居ったらお芝居の方が主体じゃないですか。
で、時間を置くものですから、どうしてものびちゃうというんで、何度も何度も。
とにかく箸をつけて持ち上げたときに、全部固まってごそっと持ち上がるようでは困りますので。
のびちゃいますので、なんべんも霧吹きで水をかけたりなんかして、お蕎麦をほぐしながらやっていただきました。
撮影はここでです。(奥座敷の中央:上の画像)
あのときはですね、衝立をちょっとはずして、座る向きを、こう、壁に背を向けて一人、壁に向かって一人。
壁の絵は今の絵と違いますけど。
撮影は夏場だったので、新緑の絵だったように記憶しています。
僕らは直接、俳優さんたちにお話した訳じゃないので、遠目に見ているだけだったんですけど。
でも前乗りしてきたスタッフさんのかたから聞くと、阿部さんはすごく役作りをされるかたなので、ということを聞いていたのですが、細かいところはわかりませんでした。
日中から半日くらい、外にレールを引いて。撮影したシーンをチェックするかたが外にいらっしゃって。
画面を見ながらやっているみたいで。
カメラの角度によって変わってくるので、エキストラのかたも一旦出たり、また入ったり。
エキストラさんが必要な分を必要なだけ入れたり。結構暑い日でしたから、大変だなあ、と思いながら見ていましたけどね。
入り口のところも撮っていかれたみたいですよ。
2階にお座敷があるものですから、2階で着替えていただいたり、メイクをしていただいたり。
通常ですと、刑事ものですから、私共問い合わせがあったときに、舞台として使ってくるのは、よくサスペンスものでいう殺人現場で使われるのでは、僕ら飲食店をやっているものですからお断りしちゃうんですけれども。
前作(映画「麒麟の翼~劇場版・新参者~」)ですと、中井貴一さんが(役柄上)僕らのシンボルの日本橋で亡くなりましたね。
あれもとても情のある、描かれている画としては単なる冷酷な殺人、って訳ではなくて、情のいろんなものが絡んで、人間味のある中で事件が起きてくるっていうストーリーですので。
なかなか深い、人情味のある刑事ものというか、作品でらっしゃいますね。
撮影に加わることは有り難いな、と。地域として応援したいですね。
・・・村松社長、ありがとうございました。
このあともそれぞれロケ地のご紹介・ロケのお話は続きます。
ご期待ください。
映画「祈りの幕が下りる時」の公式サイトはこちら
⇒ http://inorinomaku-movie.jp/
室町砂場
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