今朝の出勤途中、築地川亀井橋公園から、チュンチュンチュンと鳥の騒がしく鳴く声が聞こえ、見上げると、いつになく、たくさんのスズメが公園の落葉した木に止まっていました
みんな体をふくらませ、まん丸くなっており、これぞ「ふくらスズメ」です
以前、築地川銀座公園の「ふくらハト()」を紹介したブログでも書きましたが、どうして体をふくらませるのかというと、羽毛をふくらませて空気の層をつくり温かさを保つため、つまり防寒対策としてだそうです
まん丸いスズメはかわいらしく、昔から日本人にもなじみがあったようで、着物の帯の結び方や、日本髪の結い方にもその名前が使われています
ご本人たち()は必要に迫られてそうしているのでしょうが、見かけたこちらとしては、寒い中にもほのぼのとしたものを感じることができました
俳句では、「ふくらスズメ」は冬の季語ではありますが、もう立春も過ぎたのですから、これから日に日に暖かくなってくるのが待たれます
昨年12月、築地川銀座公園の「ふくらハト」紹介のブログ記事はこちら ⇒