もし太宰治が平成の現代に生きていれば、銀座のバー・ルパンの帰り道で晴海通りへ出た際、こんなコトをつぶやいてSNSに投句したカモ。
中央通りを新橋から銀座4丁目に向って歩いて行くと、銀座三越が見えてくるでしょう。
銀座のランドマークとして、和光と並ぶ三越の外壁には、巨大ポスターのような垂れ幕広告が掲出されます。
それらは季節の風物詩のようにアーティスティックで、アタクシはいつも楽しみしているのですが、ニャンと!
スヌーピーがチャーリー・ブラウンや仲間達と登場してるって、半端ない!
おなじみのデパート催事のPRですが、この景観は新鮮に映りました。
よく見ると20周年とあり、三越によるスヌーピー企画にはそれほどの歴史があったとは驚きです。
1905年(明治37年)「デパートメントストア宣言」をした百貨店の老舗三越なだけに、日本で初めてスヌーピーのキャラクターを販促ツールとして採用した?
というわけではなさそうですが、銀座とスヌーピーのご縁のレキシは意外と古かった(といっても平成になってからなので、遅いぐらいだが)
米国の漫画家チャールズ・M・シュルツによる絵本「ピーナッツ」にスヌーピーが登場したのが、1950年。
1999年(=平成11年)、その50周年のプレ・イベントとして始まったのが「スヌーピー in 銀座」なのだそうです。
だから、ざっくばらんに言うならば、銀座にスヌーピーがよく似合う背景に、三越が一役買っていたとは言えるでしょう。
てなことを、このタイミングでまち歩きガイドをしている時にはアナウンスできますよね。
三越の前身である三井呉服店の初代も、生きていれば
「スヌーピーに家督を譲りたい!」
と言ったカモ。(このご案内のBGMにはレキシの池ちゃんを流そうっと!)
ただこれは、以前ご紹介した松屋銀座の「スヌーピー展」と違って、ほぼ物販オンリーのイベントです。
シュルツさんの原画も小粋なインスタレーションもありません。
しかし、そのキャラクター・グッズの数も種類も半端ない!って。
昔からスヌーピー♡ラブなアタクシは、有り金(の半分未満)を叩いて、大人買いをしてしまいました〜(>_<)
平成最後の「スヌーピー in 銀座 2018」は、8月12日まで!
↓ お盆は北海道に帰省中のデ・ニーロ特派員の過去記事はこちら ↓
◎銀座のバー・ルパン (2016年5月31日付)
太宰の短編小説「富嶽百景」に「富士には月見草がよく似合う」という台詞が出てきますが、何か問題ありますでしょうか?
◎銀座でスヌーピー展 (2018年3月4日付)
◎ブラ「お能」 (2018年6月28日付)
◎猫の旅物語 (2018年5月14日付)
◎インバウンド講習参加報告(たぶん) (2018年7月31日付)