銀座2丁目、銀座大塚ビルの地下1階にある「メグミオギタギャラリー」で、10月5日(金)から10月27日(土)まで、フランク・トランキナ個展「Every Story Tells a Picture」が開催されています
開廊時間は、11時から19時です。
日・月・祝日はお休みです。
フランク・トランキナ氏は、シカゴを拠点に活躍されている画家で、今回は彼の新作絵画展になります
メグミオギタギャラリーでは、グループ展「トイ・ショー」(2010年)、「マリンコング」(2012年)に参加された他、2015年には初個展「RUCKUS()」が開催され、今展が2回目の個展となるそうです
展示されている作品は、すべて彼が集めた()おもちゃを描いたものなのですが、おもちゃに役割を与えてドラマ性をもたせたような作品や、静物画のようにおもちゃを配置したものや、作品ごとに感じ方が違っていて、見ていて飽きません
(作品(右)と制作のためのセット(左))
おもちゃだからこそ、さらに空想が広がるような気がします
そのおもちゃも、"高級"なおもちゃではなく、いわゆる食玩のようなジャンク・トイで、それが一層、ストーリーの裏にあるものや因縁めいたものを感じさせてくれるように思いました
(作品(右)と制作のためのセット(左))
本当に、見ていて飽きない、ずっと見ていられる作品群です
作品の横には、その作品を制作するために作者が配置したおもちゃのセットの写真も展示されていて、このセットで作者はこの作品を作ったのかということがわかり、興味深かったです
なお、ギャラリー内のプロジェクトルームでは、10月5日(金)から10月20日(土)まで、こちらのギャラリーではおなじみの、中村ケンゴさんと土屋仁応(つちやよしまさ)さんの作品も展示されています
中村さんは、Eメールの顔文字、ワンルームマンションの間取り図、マンガの吹き出しやキャラクターのシルエットなど、現代社会を表象するものをモチーフとして作品を発表されています
土屋さんは、白く神々しい動物や幻獣を生み出す木彫作家
仏像彫刻の技法を用いて作り出された幻獣や動物は、まるで生きているようで、静かに佇んでいたり、すやすやと眠っています
今回は、このプロジェクトルームに「LAMMFROMM(ラムフロム)」と土屋さんのコラボレーショングッズ、子猫のぬいぐるみも展示されています
こちらも併せて、ご覧下さい
なお、ギャラリー内での写真撮影についてはご了解をいただき、今回も、作者および作品についての懇切丁寧な説明をしていただきました
ありがとうございます
メグミオギタギャラリーのHPはこちら ⇒
2015年、同ギャラリーでの中村ケンゴ個展を紹介したブログ記事はこちら ⇒
/archive/2015/04/post-2390.html
2016年、同ギャラリーでの土屋仁応個展を紹介したブログ記事はこちら ⇒