『ギフト、そして自分も楽しむ』のスーパーバイザーとして取材します、rosemary sea です。
ここ日本橋で9年。
奈良県のアンテナショップ、奈良まほろば館さんは、奈良の特産品販売、観光情報ご案内、各種文化講座開催をされております。
前々回、前回のご紹介はこちらです。
⇒ /archive/2018/10/post-5718.html
⇒ /archive/2018/11/post-5721.html
奈良県東京事務所 茅野優美子(ちの ゆみこ)さんにお世話になりました。
それではお品のご紹介です。『』の言葉は茅野さんのご説明です。
お寺の販売品コーナー
『お香でしたり御朱印帳でしたり、普段奈良のお寺でしか買えないものも、当店では販売しております。
これも、奈良まほろば館の特徴の一つですね。』
金峯山寺は吉野郡吉野町の吉野山にあります。
開基は役小角(えんのおづの/おづぬ)と云われています。
役小角は飛鳥時代の呪術者であり修験道の開祖、歴史で学んだ憶えがあります。
金峯山寺では毎年7月7日、蓮華会(れんげえ)蛙飛び行事が行われています。
蔵王権現をあなどった、ある行者が突然大鷲にさらわれ、金峯山の奥地に置き去りにされました。
そこで金峯山寺の高僧は行者を蛙の姿に変えて救出した、という云われがあります。
その蛙の姿をかたどったのが、かえる鈴です。
因みに金峯山寺はユネスコ世界文化遺産〈紀伊山地の霊場と参詣道〉のひとつに登録されています。
『とてもかわいいです。』
白雪(しらゆき)ふきん 友禅はんかち
奈良は古来より薄織物の産地。
昭和40年代より、蚊帳生地を改良した「ふきん」の製造が始まりました。
従来のふきんにはない吸水性、素早い汚れ落ち、さらりとした使用感を極めました。
雪のようにいつまでも新鮮な白さを保つ・・・「白雪」とネーミングされました。
奈良・東大寺で毎年8月7日に行われる大仏さまのお身拭いにも献納されています。
見本に触れるようになっております。ぜひ質感の体験をどうぞ。
なお、友禅のハンカチもございます。
『蚊帳生地を作る時の織り方で作られたふきんです。
柄も豊富で、吸水性もいいですし、使えば使うほどやわらかくなってくるんです。
何枚もお買い求めになるお客様も多いですね。
人にプレゼントしたり、ご自宅でいろいろな用途に使えて便利です。』
筆のコーナー
『筆も墨も、奈良を代表する伝統工芸品です。』
カラー筆
『奈良筆の技術を応用した、カラフルな色を楽しめる筆になります。』
シール・スケッチブック・マスキングテープなど
『鹿をモチーフにしたおみくじ、クリップ、マスキングテープ、シールです。
こちらも非常に人気です。』
メモ箋・NARAシール・NARAロールふせん・ポチ袋など
とてもかわいいグッズがいっぱいあります。
高山茶筅(ちゃせん)
茶筅とはご存知のとおり、茶道で茶を点てる際に使われる竹製の茶道具。
高山茶筅は生駒市高山町で作られている茶筅です。
室町時代から現在のかたちが作られ、茶道の隆盛とともに茶筅作りが盛んとなりました。
伝承され、現在も手作業で作られており、国内生産シェア9割以上という有名銘柄となっております。
赤膚焼(あかはだやき)
銘々皿や茶碗、箸置きなど。
『赤膚山という場所で作られています。
かわいい素朴な絵、"奈良絵"と言いますが、そういった絵を施したものもございます。』
観光案内コーナー
古都・奈良への観光案内のカウンターがあります。
『観光案内を専門とするスタッフ"観光コンシェルジュ"がいます。
こちらのカウンターでは旬の観光情報や、アクセス方法をご案内しています。
奈良へのご旅行前に、ぜひお立ち寄りください。』
・・・日本橋界隈の常設アンテナショップ、9店舗全て記事を書かせていただきました。
掲載順で申し上げますと、日本橋とやま館さん、日本橋長崎館さん、にほんばし島根館さん、ここ滋賀さん、おいでませ山口館さん、富士の国やまなし館さん、三重テラスさん、日本橋ふくしま館MIDETTEさん、そして今回の奈良まほろば館さん、それから日本橋のアンテナショップ群ご紹介以前からお伺いさせていただいております、八重洲地下街の北海道フーディストさん、皆さん本当に大変お世話になりました。
そして今後ともよろしくお願いいたします。
奈良まほろば館
日本橋室町1-6-2 日本橋室町162ビル1階・2階
東京メトロ 銀座線・半蔵門線 三越前駅 A1出口すぐ
03-3516-3933
営業時間 10:30~19:00
休館日 12月31日~1月3日
奈良まほろば館さんのホームページはこちら