銀座8丁目の資生堂ギャラリーで開催中の展覧会、「
1950年代半ばから80年代にかけて、
前田美波里さんや山口小夜子さんがモデルとなった広告は、
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「中村誠の資生堂 美人を創る」 資生堂ギャラリー
銀座8丁目の資生堂ギャラリーで開催中の展覧会、「
1950年代半ばから80年代にかけて、
前田美波里さんや山口小夜子さんがモデルとなった広告は、
「一業、一社、一生、一広告」
をモットーに、資生堂のイメージを視覚化することに生涯をかけ、
1926年、盛岡に生まれた中村さん。
絵を描くことやデザインへの憧れを持つようになったのは、
会場には、
普通の岸辺と小船なのに、とても詩的な画面で、
その後、東京美術学校に進学した中村さんは、戦後、
それは、
そして、少年時代に憧れた「花椿」の表紙をデザインした、
1957年、先輩の代理で香水の広告を手がけたことが転機となり
中でも、香水は化粧品会社の顔となる商品で、企業の
中村さんの手がける香水のポスターは、
「計数に表現することのできない表情とか、雰囲気、空気感。
誇張して言うと『人間の存在感と心』が現れることが大切」
表現について、そうおっしゃっている中村さん。
文字のビジュアルも大切にされ、コピーライターの方へも、
「漢字が5つ6つ、
と具体的に指定をされていたのが印象的でした。
ギャラリーに飾られている、時代を彩ったポスターはどれも、
広告を作るというだけではなく、
「日本の女性の美しさで、日本の未来を拓く」
ということを常に念頭に置いていらっしゃったような、
上品で静かな情熱とエレガンス。
美はうつろい、一瞬の中に永遠を見るもの。
それを一枚の広告にこめた、美への誠意がつたわってきます。
「中村誠の資生堂 美人を創る」は、6月29日まで、
「中村誠の資生堂 美人を創る」
2014年6月29日(日)まで
資生堂ギャラリー
〒104-0061 東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
Tel : 03-3572-3901 Fax : 03-3572-3951
11:00~19:00 最終日の日曜は11:00~18:00
毎週月曜休 (月曜日が祝日にあたる場合も休館)
入場無料
中央エフエム「中央区街角スケッチ」の音楽・佐川文絵さん
中央区のコミュニティFMラジオ、中央エフエム。 生活に役立つ地域の情報や、さまざまなジャンルの音楽番組などが放送され、毎日楽しませていただいています。
中でもわたしが大好きな番組は、「中央区街角スケッチ」。
ピアノの旋律とともに始まり、ゆるやかな哀調を帯びたメロディーにのせて、中央区の歴史的なスポットや人物が紹介される番組です。
勝鬨橋、兜町、時の鐘、明石町、石川啄木、人形町、八重洲、歌川広重、新富町、月島、両国広小路、十返舎一九、築地ホテル館・・・
それぞれの街や人の背景に、こんな素敵なお話があったのだと、聴くたびに感動しています。
一日に何度か放送されるので、とても聴きやすい番組です。 (放送時間は中央エフエムのタイムテーブルをご覧ください。 http://fm840.jp/timetable.html )
中央区観光検定試験の勉強をする際にも、この番組がとても役立ちました(^-^)
音楽がとても素敵なので、どなたの曲なのか知りたいと思い、中央エフエムのお昼の番組「ハロー・ラジオシティ」の中で問い合わせをさせていただいたところ、佐川文絵さんというピアニストの方の曲だと教えていただきました。
佐川さんのアルバム「Weave a Light(ウィーブ・ア・ライト)」と、自主制作版の「たまゆら」。
なんと、ラジオがきっかけとなって、佐川さんご本人とお会いすることができ、その際に手渡していただいたものなのです。 とても気さくで明るく素敵な方で、お会いできて本当に感動でした。
「中央区街角スケッチ」に使われているのは、冒頭に流れる「やがて」という曲と、「光のほうへ」の2曲。
聴くとすぐ、番組の内容がよみがえってくるようです。
「やがて」は、自主制作版のみに収録されている曲で、「光のほうへ」は、アルバム「Weave a Light(ウィーブ・ア・ライト)」にも収録されています。
「Weave a Light(ウィーブ・ア・ライト)」は、「光を織り成す」という意味なのだそう。 そのタイトルのとおり、様々な色合いの光を感じさせる、佐川さんの紡ぐ曲。
1973年生まれの佐川さんは、8歳よりピアノを始められ、東邦音楽短期大学ピアノ科を卒業後、 ピアノ講師の道へ。 様々なジャンルのアーティストとの演奏活動を続けられ、2006年に自作曲のCD「たまゆら」を制作なさっています。
しかし、2007年にがん告知を受け、入院。 大きな手術を経験され、 人生観がひっくり返ったのだそう。
その後、1年間の抗がん剤治療を経て、現在では演奏活動やお仕事に無事復帰なさっています。 お会いした際、とても元気ではつらつとなさっていて、そんなに大きなご病気を経験されたのが信じられないほどでした。
アルバム「Weave a Light(ウィーブ・ア・ライト)」を発表なさったのは、2010年のこと。
佐川さんの曲に感じるのは、命の輝きとやさしさ。 美しいメロディーの中に、温かな光が踊っているようです。
ご自分の経験なさった痛みや悲しみを、音楽という「人を感動させる光」に変えることができるのは、佐川さんの人柄と才能と努力があってこそなのだと、お会いした際に実感しました。
現在、ピアノの個人レッスンの講師とアーティスト活動をなさっている佐川さん。
生演奏で佐川さんの音楽を聴いてみたいと思われる方はぜひ(^-^)/
佐川さんのホームページには、ライブのスケジュールも掲載され、アルバムの試聴や購入もできますので、ご興味ある方はこちらもご覧ください。
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