[あすなろ]
2016年8月 9日 12:00
下町情緒あふれる佃、月島界隈。
今も江戸時代からの伝統が引き継がれている街並み、
<住吉神社 陶製扁額 / 水盤舎の欄間>
<佃煮屋さん>
ゆっくりな雰囲気の路地、
<佃 /月島西仲通、江戸バス>
時代の風を感じさせます。
「ぶらりと粋な中央区お江戸下町神社めぐり」
を機会に散策してみました。
<十社で構成される専用御朱印帳>
波除稲荷神社、椙森神社、小網神社、住吉神社、笠間稲荷神社、鐵砲洲稲荷神社
水天宮、松嶋神社、於岩稲荷田宮神社、末廣神社(神社名は印刷順)。
※お求めはいずれかの神社へご確認ください。
年間を通じて、楽しめそうです。
ご都合に合わせて、季節を味わってはいかがでしょうか。
ただ、この時期、熱中症や紫外線対策が必要ですね。
[あすなろ]
2016年8月 6日 09:00
西郷隆盛と勝海舟の会談に先立ち、単身で西郷隆盛と
面会したのが山岡鉄舟ですね。
こうした行動は、西郷にして「金もいらぬ、名誉もいらぬ、
命もいらぬ人は始末に困るが、そのような人で
なければ、偉業は成し遂げられない」と言わしめました。
身辺警護をしたのが清水の次郎長親分であり、話題に事欠きません。
今年は、鉄舟生誕180年でもあります。
この鉄舟が好んだのが「木村家のあんぱん」
銀座本店(銀座四丁目)の看板の字も山岡鉄舟の字です。
<銀座木村家>
ところで、「木村家」と「木村屋」の違いが少し気なって。。。
木村屋總本店のページでは以下のように
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「木村家」は、山岡鉄舟の書による看板「木村家」が
由来とされており、銀座本店(株式会社銀座木村家)、
直営店向け製品のブランド名として使用。
創業者が銀座に構えた店の屋号は「木村屋」で、後に
「木村屋總本店」をスーパー・コンビニ向け製品の
ブランド名として使用。
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のようにブランディングされているようです。
140年以上も同じ製法で作られているあんぱん。
桜あんぱんは鉄板ですし、季節のあんぱんも目が離せません。
◆木村屋總本店
http://www.kimuraya-sohonten.co.jp/
◆銀座木村家
http://www.ginzakimuraya.jp/
[あすなろ]
2016年8月 3日 16:00
八朔、8月1日。
江戸は、天正18年(1590)8月1日、徳川家康が
拠点を構えてから、大都市へと発展を遂げること
になります。
当時、江戸城のある台地の東側は広大な湿地でした。
<天守台 ※千代田区>
家康は、江戸入り直後から街の造成に着手しました。
神田山を切り崩して日比谷入江を埋め立て、大名屋敷を
整備。さらには、東側の低湿地も埋め立て、市街地を造成。
これが、現在の銀座や京橋あたりで、幕府はこれらの地に
駿河や大阪、伊勢などから商人や職人を移住させました。
掘割の整備や日本橋を南北に横切る通町筋の町割によって
成立した町人地は、交通、経済、文化の中心地となって
発展していきます。
<「熈代勝覧」絵巻>
<日本橋>
<繁栄を表す「麒麟像」> <銀座>
明治に入り江戸は名称を東京と改め、文明開花の波は
社会を変えていきました。
<永代橋と屋形船>
<三百年の松>
そして、現在の中央区があります。
現代の流行の最先端と、400年の歴史の重みが、
ごく自然な形で溶け合っている。
そんなところにもこの街が人を惹きつける秘密が
あるのかもしれません。