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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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最近のブログ記事

レトロ建物「山二証券」さん

[マダムはるみ] 2019年2月28日 14:00

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新人特派員マダムはるみです。

本日はレトロ建物「山二証券」さんです。

観光検定も近づいたある日、私の中でいつも混同する「鎧橋」と「海運橋」を足と目で確認(笑)

兜町界隈をぶらり。と、なんともレトロな建物発見

歴史の趣感じるこの建物、ガラスに描かれたロゴもまた趣がある。

昭和11年に震災復興で竣工された建物とのこと。建築家西村好時による「スパニッシュ風オフィス建築」なのだそうだ。1階は石貼り、2階はタイル貼り、ここには写っていないのですが。。。

屋根の瓦はスペイン瓦を使ってある。

こんな素敵な社屋で仕事をする証券会社、山二証券さんは明治44年設立という老舗の証券会社。

もとは片岡辰次郎商店といい、山二片岡商店から現在の社名になった。

あのかつての4大証券会社のひとつ。山一証券(明治30年設立 平成9年廃業)のように大きくなりたいと、ちなんで付けられた名前とか。

堅実経営でしられる「山二」の顧客にはあの文豪 永井荷風 もいたとのこと。

平成が終わろうとしている今、ひとつの建物から様々な歴史と繋がる。。

茅場町、兜町界隈も再開発著しい。が、こんな歴史ある建物を長く残してほしいと願う。

 

 

咳止めの擬宝珠 京橋親柱

[マダムはるみ] 2018年11月29日 09:00

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こんにちは。マダムはるみです。

暫くぶりの書き込みとなってしまいました。。

少し前の気持ちの良い秋晴れの日、都バスの一日乗車券を購入し区内散歩をしてきました。

街道の起点日本橋から中央通り(東海道)をブラブラと西方向へ。再開発著しい景色を眺めながらあっという間に京橋の交差点。

ここに残る擬宝珠付きの欄干をごぞんじでしょうか?

そもそも京橋は「日本橋」「新橋」と並ぶ江戸幕府のご公儀橋。つまり幕府直轄の格式高い橋でした。

京橋がいつ創架されたかはは諸説あるのですが、1603年(慶長8年)頃に日本橋と一緒につくられたとも言われています。

今は下を流れていた京橋川も埋め立てられ、橋はなくなっていまいましたが、交差点に京橋の擬宝珠付き欄干は残っています。

 

この擬宝珠にはひとつの言い伝えがありまして。。。

「咳止めのぎぼし」だと。咳が止まらない時この擬宝珠に縄を巻き付けて願をかけると咳が不思議と治まるのだとか。。。江戸の庶民はこれを信じていたのだそうです。

以前風邪をひいて2か月以上咳が止まらなくなった筆者はそれを思い出してここに来てみたことがありましたっけ(笑)

縄こそ結びませんでしたが、その2日後に不思議と咳が止まったのは偶然ですね・・・

京橋の擬宝珠装飾は橋が架け替えられても存続し、今残る親柱欄干擬宝珠は明治8年に石橋に架け替わった時のものです。

寒くなってきました。風邪の季節です。もしも咳が止まらない時、暖かくしてこの擬宝珠に願をかけてみるのは・・いかがでしょうか?

 

 

日本橋のおもてなし犬「ときわん」

[マダムはるみ] 2018年7月31日 14:00

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この可愛らしい柴犬のマスコット。名前を「ときわん」と言います。

「ときわ橋」の近く【金座跡】で生まれた柴犬くん。

このなんとも可愛い柴犬が密かなブームのようで、小学生がランドセルにぶら下げているのをみて筆者も欲しくなり、購入にいった時にはなんと売り切れ!

 

入荷までに2か月以上待ちました!

漸く手に入れた我が家のときわんマスコット。息子が登園リュックに早速つけて背負って登園。「あら、可愛いワンちゃんねぇ~」と声を掛けていただくこともしばしば。。。

 

他にもときわんグッズいろいろあり、今回は付箋とクリアファイルを購入してみました(^^♪

「日本橋のおもてなし犬」として老舗等の店先で、招き犬や店番として活躍中だそうです。

日本橋付近の老舗で、ときわんがお出迎えなんてこともありそうですね。

筆者も見つけた際はまたご報告いたします

 

★「ときわん」グッズ取り扱い場所

①ときわ総合サービス売店

住所:中央区日本橋室町4--1-5 8階

②日本橋観光案内所

住所:中央区日本橋1-1 (日本橋橋詰)

 

 

明治の築地に鐘がなる

[マダムはるみ] 2018年6月 2日 14:00

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初めまして。今年4月~特派員となりました中央区晴海在住マダムはるみと申します。

緑も川も海もある、歴史も最先端のモノも情報もあるここ中央区の魅力を少しでもお伝えできたなら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、初めのご紹介は。。この鐘。名前は「ジョゼフィーヌの鐘」。文京区関口にあります「東京カテドラルカトリック関口教会」のお庭におかれています。この鐘について少し。。。

 

キリスト教が解禁されて間もない1877年。築地に聖堂が完成し2つの鐘がフランスから海を渡り運ばれてきました。そのひとつがこの鐘です。「日本近代法の父」と呼ばれるポアソードにより寄贈され、この名が名づけられました。実はこの2つの鐘は築地教会で二重奏を奏でていましたが、ジョゼフィーヌのみ1920年の東京大司教区移転の際に関口教会へ移されました。

 

もう一つは「江戸のジャンヌルイーズ」という名前のひとまわり小さな鐘。こちらは中央区民有形文化財で、今もカトリック築地教会の聖堂内に安置されています。築地教会といえば1927年に建てられたギリシャ神殿パルテノン様式の聖堂は、こちらも有形文化財で見応えも充分。

 

二つの鐘を眺めた後は、今は離れ離れの二つの鐘が一緒に奏でていた鐘の音が、明治時代の築地の空に響きわたるのを想像して耳を澄ましてみるのです。

 

 
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