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まち歩きツアー・「日本橋老舗めぐりコース」

[坂の上のねこ] 2010年9月24日 10:10

今年最後の残暑となった9月22日、まち歩きツアー「日本橋老舗めぐりコース」のお手伝いをしてきました。


このコースでは、「にんべん」「山本海苔店」「榮太楼總本店」という3つの有名老舗店を訪問して、お店の歴史や商品の裏話を伺います。今回は特派員のケンさんと一緒にお手伝い。ケンさんは京都出身ながら江戸の歴史・地理に造詣が深く、お話上手なので心強い限りです。


一軒目はにんべんさん。元禄12年(1699年)に戸板を並べて鰹節と塩干類の商いを始めたのがここ日本橋のお店とのこと。時代と共にその姿を変えてきた店舗は、日本橋室町東地区開発のため10月21日に一時休業し10月28日からはcoredo室町で営業を始めるそうです。


店内の神棚が老舗の風格を感じさせます。

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左:お店の歴史と鰹節の製造工程を説明してもらいます(鰹の模型がかわいい!)

右:削りたての鰹節の香りと味を体験(どちらもブログではお届けできず残念!!)


その後、店内で楽しいお買い物。試飲したお吸い物がおいしくてびっくり。しかも、瓶入りの白だしをお湯で伸ばしただけというので2度びっくり。鰹節・だし関連商品はもちろんですが、炊き込みご飯の素もおすすめです。

 

次に向かったのは山本海苔店さん。創業は嘉永2年(1849年)。店内は、船底のように大きく湾曲した天井、風をはらんだ帆を思わせる壁、海苔の雄性細胞を図案化した信楽焼タイルと、海苔船をイメージした造りとなっています。


左:創業当時から明治初期まで使われていた、海苔を保存する「囲い甕」

中:海苔の缶や、そろばん、台帳など昔の道具

右:山本陽子さんがモデルを務めた広告を並べた写真(昭和51年~現在)。山本さんは、昭和42年(1967年)から山本海苔店のイメージキャラクターとして広告やCMに登場していますが、これはギネスにも登録された世界最長記録なのだそうです。

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お店の歴史について学んだ後、試食とお買い物。焼きたて海苔の味と香りをブログに貼付する方法があればいいのに・・。

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左:海苔を焼く実演

中:その焼きたての海苔を買うことができます

右:キティちゃんの海苔はお土産に人気

 

そして最後は榮太楼總本舗さん。創業は安政4年(1857年)。お店の前で説明を受けましたが、入る前からすでに見所がいろいろあって、さすが老舗店。

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左:お店の印半纏には創業時の屋号「井筒屋」の名残が

中:名石「榮太楼の赤玉石」

右:創業時、店の入り口にあった「御影敷石」 

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左:きんつば。四角いものをよく見かけますが、「つば」は刀の鍔なので本来は円形

中:今の季節にぴったりのかhttp://www.chuo-kanko.or.jp/blog/assets_c/2010/09/km37-3122.htmlわいい「月見うさぎ」

右:店内でゆっくりお食事もできます。4半世紀前、日本橋OLだった私は、ここでお昼を食べるのが楽しみでした。

 

さて、そろそろお開きの時間。3つのお店を回ってお話を伺い、買い物を楽しんでいるうちに、あっという間に2時間が経ってしまいました。 知識もお腹もいっぱいです。お店の歴史・裏話は、とてもブログには書ききれませんので、ぜひそれぞれのサイトをご覧下さいね(記事中のお店の名前をクリックすると各サイトが表示されます)。

 

 

リバーサイド・オータム・フェスタ

[坂の上のねこ] 2010年9月21日 08:30

爽やかな秋空が広がった9月17日、銀造さんが9月14日付のブログ記事で紹介して下さった、リバーサイド・オータム・フェスタに行って来ました。

 

イベント開始は5時ですが、まずは4時に行って、無料水上クルージングの乗船の申し込みをします。すでに行列ができていて、15分後には定員(各便200名)の半分のチケットが終了。

クルージングには最高のお天気も手伝って、やはりかなりの人気です。

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開始まであと1時間。祭提灯が雰囲気を盛り上げる中、あちらこちらで音楽の演奏や模擬店の最終準備が忙しく行われていました。

 

P9170089.JPGしばらく歩いていると、まず、(財)東京都公園協会・水辺事業部による、「三宅島の木炭とホウセンカの花苗」の無料配布が始まりました。木炭は、2000年の三宅島火山噴火災害で枯れてしまった島の樹木を有効利用のために炭化したもので、同協会が購入して島の復興に役立てているそうです。

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          ホウセンカ、大きくな~れ!   木炭は土壌改良材として使います

いったん家に戻り、5:50の乗船時間に合わせて再び会場へ(ここで銀造さんと合流)。

 

船に乗ってデッキに出ると、うっすら茜色に染まった雲が広がっていました。

気持ちのよい川風に吹かれつつ、いよいよ30分間のクルージングに出発です。

 

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このあと、スカイツリー、東京タワー、レインボーブリッジ、お台場、晴海埠頭と、

次々と東京名所が姿を見せてくれたのですが、残念ながら私のカメラと腕では

ここでご紹介できるような写真が撮れませんでした。以下の2枚は、同じ船に

乗った銀造さんが提供してくれた東京タワーの写真です。

 CIMG6395.JPG CIMG6397.JPG撮影:銀造さん

その他、美しい夜景の写真は、昨年の銀造さんの記事でご覧下さい。

 

この水上バス、災害時には物資搬送や帰宅支援などにも活躍してくれるそうで、満潮時でも橋の下を、干潮時でも水深の浅いところを運航できるように、平らな形をしているのだそうです。

 

さて、船を下りて、今度はスクラッチチャンスに挑戦。

ここでなんとなんと、一緒に行った夫が大手柄、1等賞に当たりました!

賞品は東京水辺ラインの特別乗船券2枚!!水上バスには様々なルートがあるので、

どのコースにしようか楽しみです。


P9180089.JPGのサムネール画像

 

 
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