[ゆりかもめ]
2011年1月25日 14:00
伊勢龍さんは明治6年に瀬戸物屋 としてはじまりました。
先代がお稽古事が好きだった為に日本舞踊の発表会等の記念品を頼まれたのが縁で瀬戸物、漆器、和装小物等セレクトショップとして御客様のニーズにあった物をメーカーに発注なさっています。
赤ちゃんの「お食い初め」の為に美濃焼き犬張子揃や山中塗天然木朱塗揃、海南塗天然木揃 で御祝いのセットも用意なさっています。
お食い初め
子供が一生食べ物に困らないように生まれてから3ヶ月、又は100日目の日に赤ちゃんに食べ物を食べさせる真似をする儀式です。
今年の干支の「ウサギ」さんが後に置いてあるお面をつけ替えるるのも楽しいでうね。
犬張子の由来
錦絵と共に庶民文化の遺産であり犬は正直で恩を忘れず魔を取り除き、お産が軽く成長が良いと云われている。
「犬」の文字の上に竹をつけると「笑」になり「一家和楽」の縁起物です。
稲取の「吊るし飾り」です。
御雛様でも「山形県酒田の傘福」
「福岡県柳川の さげもん」飾りと共に有名です。
伊勢龍さんは「水天宮通り」に面して居り水天宮のすぐ近くです。
水天宮へ御参りした帰り道に立ち寄られると楽しいですよ・・・・・
又、明治座の中にも売店を出していらっしゃいます。
明治座のお芝居の合間にも見て下さいね。楽しい商品が多くあります。
干支ウサギです。
大きい2匹はお雛様を連想します。
小さな4匹は仲の良い家族を連想します。
御自宅のニッチカウンターに飾ると良いですね。
ハンカチはガーゼ8枚を重ねて作られています。
とても使いやすいです。
タオルは表が綿で裏が化繊だそうですがお風呂での石鹸の泡立ちが多くとても気持ちの良い商品です。
どちらも一度 試されては如何ですか。
伊勢龍
東京都中央区日本橋蛎殻町2-3-8
TEL&FAX 03-3661-4820
http://www.iseryu.com
明治座では初春公演で[コント55号 THE LAST!!]
として
「いかん どっかん あっけらかん」が1月28日まで上演されています。
笑いと涙たっぷりのお年玉です。
是非 お出掛けください。
チケットセンター 03-3666-6666
[ゆりかもめ]
2011年1月13日 11:30
松が明けたのも束の間で高島屋正面玄関には御雛様が飾られています。
ひな祭り
奈良時代に中国から伝わり「三月三日に身の汚れを人形に移して川に流す」と云う厄払いの行事が起源であると伝えられています。
山形県酒田の傘福
傘の下に幸せが来ると言われ、幸せを願って飾ります。
福岡県柳川 さげもん飾り静岡県稲取 つるし飾りと共に日本三大吊るし雛といわれています。
[ゆりかもめ]
2011年1月 5日 14:00
浜離宮一帯は御鷹場として昔から利用されており八代将軍吉宗の頃には日本橋より五里四方は御拳場(おこぶしば)としました。天皇・将軍・公家・大名・鷹狩訓練の従事者が使用していました。
御拳場(将軍の拳より鷹を放つのでこの名がつきました)
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浜離宮は将軍家の御鷹場(1624~1644)頃
甲府殿下屋敷(甲府殿浜屋敷・甲府海手屋敷)1654~1704)・・・・元禄年間を含む
浜御殿(1704~明治維新)五代将軍綱吉と綱重の子綱豊が養子縁組をして将軍家の別邸となる
浜離宮(明治~戦前)・・・・皇室の所有となる
都立浜離宮恩賜庭園(戦後~現在)
上記の理由により所有が変わり名称が変わりました。
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昨年は放鷹術をブログに掲載させて頂きましたので今年はオオタカとハリスフーク、放鷹術終了の写真を掲載させて頂きます。
今年は昨年以上にお客様が多く大変な賑わいでした。
2日はハヤブサが見事に会場にて鳩を捕まえましたが3日はハプニングがあり空中にて別の鳩を捕まえ会場の外側に着地しました。
会場の中がよく見えないので諦めていらした御客様の前にハヤブサがおりたので吃驚と大喜びなさっていました。
オオタカ
生後1年未満の鷹の胸毛は写真のように縞模様が縦になっていますが1年を過ぎると横縞になります。
毎年毛は生え変わります。
ハリスフホーク
羽の色が濃く茶色かかっています
電通ビルからおりて来て鳩を捉えるのはハヤブサです。
視力が良く急降下が上手だそうです。
一番大きいのはオオタカですがオオタカとハリスホークはいろいろな演技を披露します。
渡り 振替 振鳩 飛び流し・・・・・etc.
すべて終了のご挨拶です。
初夢 ①富士(無事っである事) ②鷹(高く) ③茄子(事を成す)
今年も無事に過ごせるよう、高く希望を持って事を成すよう・・・・・
良い事が沢山ありますように願っています。
続きを読む: 新春の放鷹術と江戸時代を受け継ぐ浜離宮
[ゆりかもめ]
2011年1月 5日 12:00
1月2日3日、浜離宮において放鷹術の実演の合間に合気道演武が行われました。
合気道とは・・・・
相手と戦う事でなく勝ち負けを目的とせず護身術です。
健康法といわれ日本独特の心身鍛錬の道であり「和気あいあい」と楽しく取り組むのだそうです。
できて70年くらいの新しい武道だそうですが人と人との出会い、ふれあい、巡りあいと云う人間関係を大切にしています。
順序が分らないまま3枚をカメラに収めました。
[ゆりかもめ]
2011年1月 4日 11:28
松の茶屋
釘隠し
欄間の透かし
天候に恵まれた新春の浜離宮庭園は2日、3日共に放鷹術実演の為、大変に賑わっていました。
2日朝は放鷹術の披露で賑わっている広場を通り過ぎると静かな広い庭が広がっていました。
「潮入りの池」や「松の茶屋」辺りは人影もほとんどなく新春の庭を一人占めの気分で清々しく眺めました。
「松の茶屋」はビルの間に沈む日が「潮入の池」の水面に映りその反射が「松の茶屋」欄間の透かし彫りを通って廊下の長押の上に映るように考えられています。
昔そのような設計であった事を忠実に実現しています。
「御茶と御菓子」を頂きながら池の中に座っているような雰囲気を味わいました。
10人分の座布団がありましたが私と友人の2人だけで「松の茶屋」の御客様となりました。
ラッキー!!!
今後の「松の茶屋」公開をどのようにするかは検討中だそうです。
下記写真は「浜離宮ガイド出発場所」の「新春の寄植え」の中に見つけた「百両」です。
千両と万両は良く知られているので省きます。
百両・・・・唐橘(カラタチバナ) ヤブコウジ科の常緑低木です。
日陰下に生え7月頃、白か微紅色の花が下向きに咲きます。
新春なのに冬紅葉が美しい場所が2・3ケ所ありました。
「ロウバイ」の気品のある香りが新春の庭を引き立てていました。
「サザンカ」はありふれていますが元気良く咲いていて心に留めました。
「スイセン」よりも梅の堅い蕾が気になりました。
花木園の「 十月桜」が満開です。
新春早々の「梅の花」は縁起が良いですね。1月末から2月にかけて浜離宮は梅園になります。
12種類以上で約140本の梅の木が園内にあり11代将軍家斉が好んだ「見驚」ケンギョウ等が見られます。