[ゆりかもめ]
2011年4月 7日 08:30
なる程・・・・・・早朝に歩いて見ると今まで見えなかった景色や店舗が結構 見えてきます。
雑踏の中で見る日本橋界隈より昔に近いこの界隈が想像できます。
小津和紙
「東都大傳馬街繁栄之図」 歌川広重
榮太楼本舗
「富獄三十六景 江戸日本橋」 葛飾北斎
黒江屋
「日本橋往来」 鳥居清長
寿司貞
「名所江戸百景 日本橋江戸橋」 歌川広重
有便堂は2枚が描かれていました。
向かって左側の絵
「名所江戸百景 亀戸梅屋舗」 歌川広重
向かって右側の絵
「名所江戸百景 日本橋雪晴」 歌川広重
[ゆりかもめ]
2011年4月 6日 08:30
76000坪 東京ドーム5.5倍の浜離宮庭園は今、花と緑に包まれています。
忙しさに紛れ美しい物を美しいと思わずに過ごして来たのですが、最近は時間にも余裕がありゆっくりと花や景色を楽しんでおります。
浜離宮は夏に向かっても数多くの花が咲き益々、美しい情景を映し出してくれる事でしょう。
白とピンクの花を中心にカメラに収めました。
染井吉野
馬酔木(アシビ)
雪柳・・・・一花一花は小さな可憐な花ですが遠くから見れば白の塊のようです。
辛夷(コブシ)
子福桜・・・秋から冬に咲いていた桜ですが3月にお休みをして4月には又、花を
咲かせてくれました。八重咲きです。
花桃・・・花木園でのピンク色がアクセントになっています。
浜離宮庭園では4月1日より5月5日までが区民無料入園期間です。
もうすぐ里桜の数々が咲き益々、彩りを増します。
カンザン ギョイコウ ウコン 白妙 フゲンゾウ等、五色の桜が咲きます。
入園時間は午前9時より午後4時半までです。
整理券は区役所、日本橋・月島特別出張所で配布しています。
詳しくは HP 「区のお知らせ中央」で御覧になって下さい。
東京都中央区浜離宮庭園 1-1
浜離宮サービスセンター 03-3541-0200
[ゆりかもめ]
2011年4月 5日 08:30
日本橋界隈を早朝に散歩すると店舗のシャッターや壁に浮世絵が描かれています。
カメラに収めました。
一越(日本橋三越本店新館) 歌川広重 川瀬巴水
向って右側の絵 「名所江戸百景する賀てふ」 歌川広重
向って左側の絵 「日本橋(夜明け)」 川瀬巴水
天松 「近世職人尽絵巻」 鍬形恵齋
海老屋美術店
「市川海老蔵の竹村定之進」 東州斎写楽
(シャッターではなく 2階の壁面にありました)
室町一丁目防災センター
「東都日枝大神祭禮練込之図」 歌川芳藤
弁松総本店
「市川団十郎の武蔵坊弁慶」 豊原国周
[ゆりかもめ]
2011年4月 1日 08:30
日本橋鮒佐の創業は江戸時代末期、第13代徳川家茂公の時代です。
今から149年前の1862年(文久2年)です。
初代は大野佐吉で千葉県出身の武士でした。
当時は剣士として北辰一刀流免許皆伝の腕前だったそうです。
或る日、釣りをする為に船を出したのですが品川沖で時化(しけ)に遭い佃島に流れ着き、佃島の漁師が雑魚を塩煮しているのを見て、ヒントを得、小魚を醤油で煮込み売り出しました。
浅蜊、蛤、蜆で佃煮を作った所、評判がよく武士を捨てて名も鮒屋佐吉となったそうです。
現代は四代目、宮内隆平様が先祖代々受け継いだ味を更に工夫して釜場にも立ち、商品つくりに励んでいらっしゃいます。
下記は私の買った御土産です。
「日本橋ふりかけ」「小女子くるみ」「鮒甘露煮」
夕食に少しづつ味見をしました。
3種類共にそれぞれの味の特長があり大変に美味しいです。
佃煮がいつも食卓に一品あると心楽しい食事になりますね・・・・・
芭蕉句碑です。 発句也松尾桃青宿の春
若い頃の芭蕉は桃青と名のっています。
松尾芭蕉は1672年(寛文12年)29歳の時に伊賀上野から江戸に出てきました。
1680年(延宝8年)37歳までの8年間を小田原町(現在の室町1丁目)で過ごしています。
古文書やその他の文献から東大教授などの調査により現在の場所に句碑を置く事になり区長もセレモニーに出席なさっています。
※ 現在、鮒佐の四代目は自ら釜場に立ち、商品作りに励んでいらっしゃいます。
そのような心がけの中より素晴らしく美味しい佃煮が出来上がる・・・・・・のですね。
初対面にも関らず 四代目、宮内隆平様と沢山の御話させて頂きました。
日本橋は「○○○・・・跡ではいろいろな場所が多く残っていますが ○○○跡だけではなく、もっと何かを創り出さねばならないと思います・・・・・と話して下さった事が印象に残りました。
有限会社 日本橋鮒佐
本社 東京都中央区日本橋室町1-12-13
TEL 03-3270-2731(代) FAX 03-3270-2735
http://www.ganso-tsukudani.com