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獅子頭御巡行
14日(日曜日)、波除稲荷神社「つきじ獅子祭り」の最終日。
~復活 江戸の祭り~です。 厄除天井大獅子、弁財天お歯黒獅子、そして各町会の 獅子頭が築地の町内を巡行しています。 宮出しされた天井大獅子、弁財天お歯黒獅子は安置されているときと比べ、意外に大きい。 獅子頭全体があると思っていましたが、後ろ半分がカットされているのは予想外です。 神社御鎮座350年の今年より、2年後の本祭り(奉祝大祭) までいろいろな記念行事が予定されています。 関心をお持ちの方は、今後、定期的なチェックが必要です。 『ジル』
丸善日本橋店横の通りを少し行くと、日本橋プラザビルのプチテラスで 『ジル』 に会えます。 『ジル』は、朝倉響子さん創作の彫刻です。
「東洋のロダン」と称された朝倉文夫が父、舞台美術家で画家でもある朝倉摂が姉。 区内では5点の作品が見られます。 区役所前に『ニコラ』、新川にある住友ツインビルの中庭に 『NIKE』 と 『SUMMER』 が設置されています。 また、『ニコラ』 のミニチュアが月島区民センターの正面玄関に飾られています。 野外ブロンズ像 『ジル』 の周りには、いつも軽やかな薫風が吹き、洗練された気品あるポーズは、会うたびにすがすがしい気持ちにさせれくれます。
~ 朝倉響子さんは風の彫刻家です ~
休日の広重たち 佃島
風景画の最高峰はなんと言っても傑作「東海道五十三次」を描いた、江戸時代末期の浮世絵師、歌川広重です。
佃島の「広重」たちが日がな一日、筆を運んでいるのを見ているとこの空間が他の喧騒から切り離され、まるで時がそこだけゆっくりと流れていくようです。 さよなら 歌舞伎座
まだ実物を見たことのない人へ。
「銀座の誇る代表的ランドマーク、昭和の国登録文化財。 一見の価値があります」 見飽きた人は。 「あと一年足らずで見納めです」 古典芸能・歌舞伎の殿堂,歌舞伎座があと11ヶ月余りで幕を閉じ、解体・改築工事にはいります。 この建物のなかで、昭和・平成の名立たる名優が、花道で喝采を博し大向うをうならせ,あまたの観客を魅了してきました。 今回の建て替えで意匠も新たに、周辺の高度利用化を見据え、外観はシンプルで斬新なデサインに なるようです。 破風屋根が特徴の桃山様式風の格式ある外観の撤去を、長年にわたり慣れ親しんだ数多くのファンが惜しんでいます。 しかし、街は常にその時代にふさわしい建物を要求します。そして、そのエネルギーにより都市は未来に向かい再生し続けます。 建築物としての歌舞伎座は十分その使命を果たしました。 この地域の今後の発展は新しい劇場へ委ねましょう。 一年後、ここを再び訪れても、建物は取り壊し用の防音板で蔽われ その姿を見せてはくれないでしょう。 シャッターを押し続けます。
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