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2012年2月 8日 08:30
立春が過ぎたものの早春の残寒厳しい日々。
冬から早春にかけ開花する花は限られるが、その花色は比較的黄色が多く次に白色。
本格的な春を前に透明感のある澄み切った日差しのもとには淡い黄色や白色の花が似合う。
今年は1月20日には初雪が、24日にはうっすらと薄化粧した都内。
ここ浜離宮恩賜庭園では寒空のもと、凛として咲く蝋梅(ロウバイ)・素心蝋梅(ソシンロウバイ)・水仙(ニホンスイセン)の静謐で穏やかな芳香が漂い、ほっとした気分にさせてくれます。
静寂感につつまれた園内、清楚な甘い香りで、一足早い春を感じてみてはいかがですか。
冬から早春にかけては気温がまだ低く、昆虫たちの活動もまだ活発ではなく、種類も少ない。一説ではそんな時期咲くにはあまり特定の動物との結びつきが少ないとされる黄色系が適しているのではないかと推察されていると聞く。
<ロウバイ> <ソシンロウバイ> <ニホンスイセン>
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2012年2月 7日 08:30
2月4日は立春。
ここ鉄砲洲稲荷神社神楽殿では2月5日午後1時半より「新富座こども歌舞伎」節分祭公演が行われ大勢の見物人で賑わった。
幕間に富くじも企画され、盛り上がった。
演目は口上に続き「寿式三番叟」「三人吉三巴白浪(大川端庚申塚の場)」「白浪五人男(稲瀬川勢揃の場)」の三本立て。
「新富座こども歌舞伎」は、明治時代に現在の新富2丁目に江戸三座と云われた 「守田座」(当初森田座)を改称して設立された「新富座」の名を冠し、平成19年春旗揚げし今年で6年目を迎える。鉄砲洲稲荷神社の節分祭、例大祭における奉納公演を中心に区の各種イベントでの公演を行っている。尚伴奏は出演者の両親などにより演奏集団「新富座連中」が結成され、担当している。
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2012年2月 3日 20:44
2月3日は「節分」。
ここ築地波除稲荷神社では午後5時半より恒例の節分祭が執り行われ、「福は内」の掛け声に合わせ特設ステージから豆と大量のお菓子が撒かれると境内に集まった子供たちを中心に大勢の参拝客らが一斉に手を伸ばした。
節分とは本来季節の変わり目で立春・立夏・立秋・立冬の前日。立春は1年の始まりとして特に重んじられたため次第に節分と云えば春の節分を指すようになった。
立春新年という考え方もあり、節分に宮中で旧年の厄や災難を祓い清める「追儺」の行事が行われるようになったとされる。
室町時代以降は豆を撒いて悪鬼を追い出す行事へと発展し、次第に一般民衆にも広まり現在に至ると云われる。
豆撒きに用いられる豆は炒り豆とされ、炒るは射るに通じ、"魔目" を射ることで "魔滅" に通じるとする説も聞く。