[滅紫]
2014年7月25日 09:00
新しもの好きの友人から「歌舞伎座との新しいコラボ商品が和光のPR誌チャイムにでてましたが、みました?」と聞かれ「?!」。毎月歌舞伎座で「新しいお土産」がないかと幕間に売店をのぞいているのに。・・・そんなものは見ていないような。7月は出かけるのが遅くなり漸く本日、現物と対面。売り場の方に伺うと「4月の開場1周年記念で新しく作りました」とのこと。ずっと気が付きませんでした。
小袋6個入りで1100円です。歌舞伎座観劇記念のお土産にぴったりです。お土産売り場をきょろきょろしているとあっという間に幕間が終わってしまいます。そうそう7月のお芝居は海老蔵さんと玉三郎さんの人気の顔合わせで昼夜ほぼ満席。昼は夏狂言の定番「夏祭浪花鑑」の通し。私は「お鯛茶屋」と「團七内」「屋根上」の場を初めて見ました。團七が牢から出たばかりの姿から髪結い床に入り爽やかな姿に変わって登場すると大拍手。玉三郎さんが気風のいいお辰、中車さんが舅の義平次を演じています。夜は鏡花の「天守物語」です。暑い夏のひととき歌舞伎座で人気役者さんたちの熱演に別な汗をかいてみませんか?29日までです。
お問い合わせはチケットホン松竹 0570-000-489(10:00~18:00)
[滅紫]
2014年7月23日 12:00
本日「梅雨明け宣言」が漸く出ました。まあ「宣言」が出ても出なくても梅雨明けするのですが、やはり「梅雨明け宣言」が出ないと本格的な夏到来とは行かないような、刷り込みは怖いですね。「夏」といえばやはり「かき氷」です。食パン専門店のセントルさんにお寄りするたびに気になっていたのがこの「茨城マルシェ」さんの「天然氷かき氷」です。タイミングが悪く今まで美味しそうな看板を横目で見るだけで、本日漸く入れました。レストラン部分はかなりスペースがありますが、ちょうどランチタイムが終わったところで「貸し切り」の状態。こんな贅沢いいのかしらん!
天然氷は毎日茨城から直送されてきます。「イチゴ、お茶、マンゴー」と3種類あり、今日は「鉾田いちごしぐれ」580円にしました。削ったばかりのさくさくした氷がふわっと盛られたこの「鉾田いちごしぐれ」は完熟いちごの手作りシロップがついていてシロップの中のいちごはまだ粒が見えます。いかにも手作りという印象です。かき氷は食べ進むと氷同士がくっつきあって固くなる部分があるのですが、天然氷のためか最後までこの塊に遭遇しません。さらさら、しゃきしゃきが最後のひと匙まで続きます。かき氷好きには嬉しい驚きです。「さしま茶三彩しぐれ」いわゆる宇治金時ですが、ここでは茨城産の「猿島茶」を使用しています。「猿島茶」はよく知られているので「ぜひ漢字で書いてほしい」とお願いしました。読めない方が多ければルビをふればいいだけでかえって話題になりそうです。かき氷だけではなくてそばやポークなど海山の産物に恵まれた茨城産の食材を使ったランチ、デイナーも人気のようです。「茨城のいちばんおいしいとこ銀座に持ってきました」というのがこの茨城県のアンテナショップ「茨城マルシェ」さんの謳い文句です。今年も暑い夏になりそうです。「天然氷」に通う日が続きそうな予感が。
茨城マルシェ 5534-0827 銀座1-2-1 カフェ 15:00~17:00
[滅紫]
2014年7月22日 09:00
梅雨明け宣言はまだだというのにこの暑さ、本格的な夏到来の前に最早バテ気味の今日この頃ですが、皆様は如何でしょうか?こういう時は美味しいものを食べてリフレッシュするに限るとやってきたのは「佐賀牛のオリジナルせいろ蒸し」が人気の「銀座季楽」さんです。銀座5丁目の並木通りに面したビルの5Fにあります。「季楽銀座」店は「JAさが」のアンテナショップならぬアンテナレストランとして2005年9月にオープンしました。そろそろ10年になり、すっかり銀座に根を下ろし予約の取りにくいお店のひとつになっています。
少し時間をずらして予約したのですが広い店内はほとんど満席。食いしん坊の友人のお勧め「オリジナルせいろ蒸し」をお願いすることにしました。お肉のランクによって「最高級佐賀牛」9000円、「佐賀牛」5500円、「国産牛」3000円のチョイスができます。今回お願いしたのは「佐賀牛」5500円コースー「前菜の盛り合わせ―佐賀の彩」「季楽せいろ蒸し」「炊き立てご飯とふるさとの漬物」「特製デザートー季節のうまかもん」「嬉野茶」です。
前菜の盛り合わせ」はコーンスープの冷製ポタージュ」「佐賀牛の冷製」「コンフィ」「茄子の揚げ浸し」、メインの佐賀牛のせいろ蒸しはまず30cm四方のせいろにびっしりと敷かれた季節の野菜ときのこ、野菜がしんなりとしたところで佐賀牛のお出ましです。1回分の量ずつ入れられて丁度のタイミングで係りの方がお皿に取り分けてくれます。ポン酢とゴマダレの2種のたれ、何回か繰り返すうちにあの凄いボリュームのお野菜をすっかり平らげてしまいました。!次に運ばれててきたのは可愛いサイズのおj釜、時間を見計らって炊き上げるのが一番難しいとか、ぴかぴかのお米の粒が立っています。佐賀産のお米「夢のしずく」です。友人は2回お替りしたのでめでたく完食。デザートはきなこのアイスクリームとフルーツコンポートとジュレ、バナナとマンゴーのクリームブリュレ。嬉野茶です。供される器は深川製磁、柿右衛門窯、中里太郎右衛門窯、そして初めて出会った肥前名尾和紙。名尾和紙は元禄期から始まった歴史の古い和紙ですが、「梶」が原料とのこと。楮や三椏は多いのですが「梶」は初めてです。JAさんの経営だけあって食材のほとんどは佐賀からの直送、佐賀県の農産、畜産等「佐賀のうまかもん」勢ぞろいでこれぞ"TEAMさがと言いたくなる気分です。また特筆すべきはサービスの方の感じよさ、受け答えの知識といい、サービスのタイミングといい久々に気持ちのよい接客だと感じ入り、九州びいきの友人は「やはりサービスは九州です」とすっかり第2の故郷自慢です。暑さを凌いで美味のひとときを銀座でお過ごしになるのは如何でしょうか?
季楽銀座
銀座5-4-6ロイヤルクリスタルビル5F TEL5568-7080
ランチ11:30~15:00、デイナー17:00~23:00(オーダーストップは30分前)
尚価格は取材時7月18日のものです。
[滅紫]
2014年7月14日 09:00
台風一過暑さが戻ってきました。夕刻の一雨のあと、気持ちだけでもすこーし涼しくなり待合場所のとある銀座のお店に。既に出来上がったメンバーから「どうしたの?」どうやら開始時間が早くなったのを勘違いしていたようです。(もはやアルツの傾向か!)ワイン会の「企画会議」と称した「飲み会」です。今日の目玉はマルゴー85年、30年近い眠りからのお目覚めでご機嫌は如何に?メンバー宅地下カーブでの保存状態もよくお喋りはさらに盛り上がります。デザートワイン替わりに本日は「代理出席させます」という洒落たご挨拶と一緒に届いている「銀牡丹」をいただくことになりました。平成24年から須賀川ふるさと創生倶楽部とNPO銀座みつばちプロジェクトさんのコラボにより商品化されたもので今年で3年目。酒米は「夢の香」。「純米吟醸」というのは精米歩合60%以下の白米に米糀と水で製造されるものだそうです。説明は何回も聞いているのですが、頭を素通りしています。(覚えられないジャンルってありますね)ソムリエやワインアドバイザーが数人いる会の中で私はひたすら「食べること」「飲むこと」に専念しております。
さて皆さんの評価や如何に?
ソムリエ&日本酒利き酒師のコメント「ほのかに甘くてうまみが深い」「キレがある」
只のノムリエ&グルマンのコメント「・・・・・・・・・もう一杯」
「銀牡丹」は720mm 1,650円(税別)銀座松屋さんのB1日本酒コーナーに置いてあります。