[ジミニー☆クリケット]
2015年12月 1日 10:00
銀座2丁目、銀座大塚ビル地下1階にある MEGUMI OGITA GALLERY(メグミオギタギャラリー)で、現在、廣江友和新作個展「Hellish Toy Story -地獄草紙より-」が開催されています
同ギャラリーでの廣江氏の個展は、3回目になるそうです
私は、専門的なことはわかりませんが、廣江氏はルーベンスと同じ絵画の古典技法「第二フランドル技法」()で下地を作っているそうです
ちなみに、ルーベンスは、バロック期のフランドル(現在のベルギー)を代表する画家、外交官。テレビアニメ「フランダースの犬」のクライマックス、今でも見るたびに泣いてしまうシーンで、ネロ少年が最期に見る絵は、アントワープにある聖母マリア大聖堂に実際に架かっているルーベンスの傑作「キリストの昇架」です
会場には、「地獄草紙」の炎がモチーフの大作、鬼とおもちゃの兵隊が地獄で入り乱れる戦争画や、「鳥獣戯画」をモチーフとした廣江氏初の壁画(ギャラリーの壁面に直接描かれています!)が展示されていました
「地獄草紙」というおどろおどろしいテーマとはうらはらに、不思議に明るくはつらつとした印象を受けました
日本画の持っている平面性と西洋画の持っている立体性の融合、赤い炎の躍動感とぬいぐるみやおもちゃの静物画的なコントラストが新鮮です
期間は、12月5日(土)までです。
開廊時間は、11時から19時までで、日・月・祝日はお休みです。
メグミオギタギャラリーのHPはこちら ⇒
http://www.megumiogita.com/
[銀造]
2015年12月 1日 09:00
11月1日、この日は銀座の3つの画廊が特別に開廊していたので、ウキウキして行ってきました。
最初にお伺いしたのは、歌舞伎座近くの、「靖山画廊」さん。
神崎泰志さんの作品が沢山展示されていました。
なんと、すべて一つの木から彫り出して製作されているのです。
素敵な作品群、少しご紹介致します。
ホオズキも、リンゴも、外枠と同じ一つの木で彫り出して製作されています。
このキャンドルも、その垂れている蝋も、額縁と一つの木で制作されています。
2軒目に訪れたのが、「銀座柳画廊」さん。
この日は、島村達彦画伯の作品を沢山展示なさっていました。
「白いテーブルとぺトラグ」とか、白を基調にふんわりと描いておられました。
全体写真で、その柔らかい雰囲気をご堪能下さい。
3軒目は、「ギャラリー林」さん。
「額縁とポートレート展」を開催されていまして、写真家・篠田英美氏によるポートレートと額縁作家・石井晴子氏による古典技法で制作された額縁のコラボレーションということでした。
入り口で雰囲気を撮影し、中でゆっくりと拝見しました。 良い写真と良い額縁が、お互いの価値を高めあっていると感じました。
Xmas Art Festa のご案内を頂きましたので、ご紹介します。銀座と京橋地区の24の画廊が参加します。敷居が高いと感じてる貴女も貴方も、この期間中は、大歓迎してくれますから、お気軽に行きましょう。
開催期間:2015年12月11日(金)~19日(土)です。 こちらも、必見ですよ!
詳しくは、銀座ギャラリーズのHPをご覧下さい。
http://www.ginza-galleries.com/xmasartfes.html