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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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「顔見世」始まるー11月歌舞伎座

[滅紫] 2017年11月 6日 12:00

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今年もあっという間にあと2ヶ月となった11月1日、「歌舞伎の正月」と云われる恒例の顔見世興行初日の幕開きです。次の年のその座の契約役者を紹介する意味で始まったものだけに流石に豪華な顔合わせ。初日は役者さんの奥様方も入り口近くに勢ぞろい、客席も華やかな御召し物が目立ちお祝い気分が満ちています。外国の方が客席のあちこちに目立ちます。最近増えているなと感じてはいましたが今日はとりわけ、イヤホンガイド無の方が多いのでこれは凄い。何だかうれしくなってきました。

 

夜の部は「仮名手本忠臣蔵」五・六段目、悲運の二枚目勘平を仁左衛門さんが演じます。インタビューで「息つく間もなくずっとつらい気持ちで演じるからとてもしんどい役」と語っていた仁左衛門さん。鉄砲撃ちの扮装から浅黄色の紋服になると言葉通りの「水も滴る」いい男っぷりです。せりふは「五十両」の一言だけですがこちらもいい男が演じる役となっている「斧定九郎」は染五郎さん。間に藤十郎さんの「新口村」が入り、最後の幕は「元禄忠臣蔵」の「大石最後の一日」。内蔵助は幸四郎さんです。昼の部の「鯉つかみ」は染五郎さん、「奥州安達ケ原」は吉右衛門さん、「直侍」は菊五郎さん。ため息の出るような豪華な顔合わせの「顔見世」是非ご覧ください。

 

幕間で見つけたのは上越市の大杉屋惣兵衛商店の「六華(むつのはな)」天保年間に鈴木牧之(すずきぼくし)が著した「北越雪譜」の中の雪の結晶を象った和三盆です。もう一つは赤穂義士に因み播州赤穂銘菓「しほみ饅頭」、赤穂の塩を使っているそうです。お馴染の「切腹最中」もありました。

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千穐楽は25日 お問い合わせはチケットホン松竹0570―000―489(10時―18時)

 

 

第9回キンボールスポーツ国際大会 ~中央区立総合スポーツセンター~

[クラさん] 2017年11月 6日 09:00

10月30日(月)~11月5日(日)にかけて中央区立総合スポーツセンターで、第9回キンボールスポーツワールドカップ 2017東京大会が開催されました。本大会は隔年で開催されますが、アジアで初めて開かれるワールドカップで、アジア・カナダ・ヨーロッパ等から13の国や地域の選手団を迎えての大会でした。

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会場は観客の熱い声援で、試合は大いに盛り上がりをみせていました。そして、最終日の日曜日(11/5)に決勝大会と表彰式が行われました。

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前回の第8回ワールドカップでは、日本代表男子チームが優勝しましたが、今回は、女子の部:優勝/カナダ、準優勝/日本、3位/フランス、また男子の部:優勝/カナダ、準優勝/日本、3位/チェコでした。次の第10回ワールドカップは、フランスで開催予定です。

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<キンボールスポーツゲームとは>1チーム4人、3チームが同時にプレーするボールゲーム。ボールは直径1.22m・重さ約1kg。ヒットやレシーブを繰り返し、床に落としたりコートの外に出したら、他のチームに得点が与えられるゲーム。

 

 

銀座八丁神社めぐり2017

[銀造] 2017年11月 5日 18:00

 今年も「銀座八丁神社めぐり」を楽しんできました。開催期間は、11月1日から3日の三日間の正午から午後4時までです。

今年お参り出来たのは、①幸稲荷神社、②銀座稲荷神社、③龍光不動尊、④朝日稲荷神社、⑤宝童稲荷神社、⑥銀座出世地蔵尊、⑦歌舞伎稲荷神社、⑧あづま稲荷神社、⑨靍護稲荷神社、⑩成功稲荷神社、⑪豊岩稲荷神社です。

トピックは、宝童稲荷神社に参道が出来た事、

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 長らく工事中であったGINZA SIXの屋上に、靍護護稲荷神社が鎮座されて、ご参拝出来た事です。

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 豊岩稲荷神社の神様もご開帳されていました。

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そして、集印帳がまた一つ増えました。 大切な宝物です。

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 お世話をして頂いた神社の関係者の皆様、有難うございました。

 

 

「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」〔東京国立近代美術館フィルムセンター〕

[ジミニー☆クリケット] 2017年11月 3日 09:00

京橋3丁目、鍛冶橋通りに面して建つ、東京国立近代美術館フィルムセンターで、「歌舞伎役者 片岡仁左衛門6部作が上映されます

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6部作の上映日は、11月11日)、12日)、18日)、19日)です。

これは、ドキュメンタリー作家である羽田澄子監督特集の第2弾として開催されるものです

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十三世片岡仁左衛門(1904-1994)は、戦前から晩年に至るまで上方歌舞伎を支え続けた名優で、その人柄芸の魅力に惹かれた羽田監督が、仁左衛門丈84歳から亡くなる直前の90歳までをドキュメンタリーとしてとらえたのが、この6部作だそうです

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仁左衛門丈が演じる「菅原伝授手習鑑」の菅丞相菅原道真)は、「神品とまで絶賛され、「松嶋屋天神」の声がかかるほどだったとか

私は、仁左衛門丈の最晩年の舞台を数えるほどしか見ていませんので、この機会に、映像に残されたお姿を拝見して、その人となりの一端でもうかがい知りたいと思い、期待しています

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なお、このブログ記事の執筆に関して、東京国立近代美術館フィルムセンターのご協力をいただきました

ありがとうございます

東京国立近代美術館フィルムセンターのHPはこちら ⇒

http://www.momat.go.jp/fc/

 

 

新米特派員のちょっとだけ長い一日。~中央区まるごとミュージアム2017 その1~

[えだまめ] 2017年11月 2日 18:00

子連れ特派員のえだまめです

10月29日(日)。

中央区の一大イベント、「中央区まるごとミュージアム2017」が開催されました。

・・・ですが。台風接近中のこの日。

一部のイベントが中止になったり、場所が変わるなどのイレギュラーなことも多々ありました。

それでも多くの方が色々なイベントに参加して、楽しんでくださったと思います。

そんなこの日の様子を新米特派員のカメラで切り取ったものをご紹介です。


朝7時。

悪天候でイベント等実施状況がどうなるのか、まるごとミュージアムの公式サイトで確認します。

特に・・・船!

特派員の有志は当日の無料巡回バスボランティアガイドをするのですが、

バスの始発地点である晴海埠頭が集合場所になっていました。

そこに行くのに、やはり当日無料で運行する浜町→晴海(朝潮運河)の船で行こうかな・・・と思っていたので

悪天候だとそれが難しくなってしまうかも・・・と心配していたのです。

確認したところ、少なくとも朝の段階では定員を減らす形で運行するとのこと。

船がちゃんと動くのであれば、私としては問題なし、です。

安心して浜町の船着き場へ向かいます。

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やはり悪天候なのと、朝9時前、という時間の問題だったのか

まだまだ人は少なめの状況でした。

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それでも、ご家族連れやお友達同士など、

このイベントを楽しみにしてくださっているのであろう皆様が集まってくださっていました。

船の中はこんな感じです。

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パーティーなどもできるような船だそうですよ。

ちょっと、憧れますよね。船上パーティーなんて。

いつかやってみたいものです(妄想)。

そして9時。出航です!!

悪天候、ですが、そんなに船も揺れることなく。スムーズに運行していきました。

何より楽しみなのが、この船「ガイド付き」ということ。

中央区の名所や橋のこと(隅田川にかかる橋のいくつかは重要文化財に指定されています)など

色々お話が伺えるのを楽しみにしていたのです。

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・・・自分がガイドする前にイメージトレーニングも兼ねて・・・。

それなりに勉強はしているつもり、ではあるのですが

ガイドさんのお話は「あ、そうなのか~!」と思わされる内容も多かったですし

伝え方の工夫も個人的には勉強になるところがありました。

私もこれからもっともっと頑張らないと、です。

船の中から見る景色はやはり陸から見るものとは違って新鮮で。

やっぱり船旅は好きだなぁ、と再確認させられました。

これからもその良さを少しでも多くの人に伝えられるといいなあ、と思っています。
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船の内側と外側で温度差が激しいのと雨粒もあって、

室内からだとなかなかよい写真が残らず申し訳ないのですが・・・

約40分の船旅を終えて、晴海(朝潮運河船着き場)に到着。

さてさて。ここから晴海埠頭に出勤です。

~つづく~

 

 

◆ ギンザシックスに行ってみた。

[隅田の花火] 2017年11月 1日 18:00

23日の月曜日。昨晩は台風が関東地方を直撃したものの、これから晴れる予報。久しぶりに平日の銀座通りを歩いてみた。

 

銀座通りは、日本の代表的なストリート。京橋方面から新橋方面に向けて、1丁目から8丁目まである銀座の街を貫いている。

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(2016リオ五輪凱旋パレード)

 

言うまでもなく、とても綺麗な街並みで、その均整がとれた風景は、「縦のライン」を意識しているようにも感じられる。

 

と思っていたら、今年の春、銀座通りに新しい風を吹き込むかのように、「横のライン」の建物が現れた。銀座6丁目、銀座松坂屋の跡地に建てられた、「GINZA SIX」である。

今さらではあるが、この「GINZA SIX」に初めて行ってみた。

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何も情報を得ないまま来てしまったので、とりあえず入口で、案内図をもらう。

案内図には横文字のアルファベットの店がズラリと並んでいて、ギョッとする。入口から中を見てみると、その雰囲気は想像していたよりも、はるかに高級感があるように感じられた。

 

少し場違いなところに来てしまったかなぁと、緊張した気持ちで中に入ると、やっぱりこのデパートの雰囲気に圧倒され、子どもの頃に初めてデパートに来た時のように、無意識に目の前のエスカレーターに乗ってしまった。途中の階で下りることもなく、どんどん上の階へと上っていく。違った意味で、いや、文字通り、おのぼりさん状態になってしまった。

 

中央には、贅沢に巨大な吹き抜けが作られており、壁は格子のようなデザインで斜めの線が多用されている。とても上質な感じである。

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この雰囲気からすると、そもそもこの商業施設を「デパート」と呼ぶのは、ふさわしくないかもしれない。でも何と呼べば良いのかわからないので、ここでは「デパート」と呼ぶことにしておく。

 

デパートといえば、やっぱり屋上。案内図を見てみると、このデパートにも屋上がある。東京タワーやスカイツリーの絵が書いてあるので、きっと屋上から見えるということなのだろう。

 

 

子どもの頃、デパートの屋上はワンダーランドだった。デパートに行ったという記憶は、屋上に行ったという記憶しかない。このままの流れだと、たぶん今日も屋上に直行ということになりそうである。

 

でもエスカレーターは6階で終わってしまう。上階はオフィスのフロアになっていて、屋上に行くにはここからエレベーターを使わなければならないらしい。

 

 

6階を少し歩いてみる。落ち着いた雰囲気の書店に、漂う珈琲の香り。そして何よりも、明るい。とても魅力的なフロアに感じられた。書店に来るとつい長居をしてしまうというのに、ぜひ長居をしてください、と言っているような、贅沢な空間だった。

 

ここで長居をする誘惑をはねのけ、エレベーターに乗り込んで屋上に向かってみる。

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屋上は、結構大きな木が植えられていて、緑が多いのにビックリした。「屋上庭園」と呼ぶらしい。銀座らしい、大人な感じの屋上である。また、四角いビルの周りを360度眺めることができるように、周遊ができるようにもなっている。

 

今日は台風一過なので、遠くまで綺麗に見渡すことができた。東京タワーとスカイツリーは簡単に探すことができる。

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もし銀座に遠くから旅行に来られた時、東京タワーやスカイツリーも見てみたいけど、時間が無くて見られない、という場合は、ここに来るのが良いかもしれない。

 

 

この屋上には神社もある。松坂屋の頃にもあったという「靍護(かくご)稲荷神社」。銀座八丁神社めぐりのうちの、ひとつのお社となっている。

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銀座八丁神社めぐり。前からずっとめぐってみたいと思っているけど、まだ未経験。今年は11月1日(水)から3日(祝)まで。今年は行けるだろうか。銀座の街を歩き知るには多分、格好のイベントなのだと思う。

 

  銀座八丁神社めぐりのホームページ ⇒ こちら

 

 

さて、これからどうしよう。そう、デパートといえばデパ地下だ。案内図を見てみると、このデパートにもデパ地下があるようだ。

 

おぉ~~。「荻野屋」と書いてある。横川の峠の釜めし。とても懐かしい。碓氷峠のめがね橋がとても好きで、あの辺りには何度も行った。そして釜めしを食べるのが常だった。きっと今は紅葉が綺麗な頃だろう。

 

銀座の街には、地方や世界の都市で成功したお店が、夢を乗せて出店してくる。贔屓しているお店はいくつかあるが、この「荻野屋」さんも応援していきたい、そんなお店。何より、この「GINZA SIX」に知っているお店があるのがとても嬉しかった。地下に行って早速立ち寄ってみたいと思う。