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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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ディズニーの純金製小判〔GINZA TANAKA〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年7月25日 14:00

銀座1丁目、銀座中央通りに面して建つ貴金属の老舗田中貴金属の直営店であるGINZA TANAKA銀座本店では、現在、ディズニーのキャラクターが描かれた純金製小判千両箱など、全7アイテムが販売されています

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6月17日)から来年の2月28日)までの期間限定販売です

この期間中は、銀座本店を含むGINZA TANAKA10店舗GINZA TANAKAオンラインショップでも販売されています

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販売されているのは、「ディズニー クリスタルシーズン 純金製小判」の5g10g30g、同じシリーズの「純金製小判 千両箱」、「金箔手鏡」、「プラチナ箔手鏡」などです

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銀座本店3階工芸品のフロアに陳列されている商品を拝見しました

ディズニー クリスタルシーズン 純金製小判」には、とてもかわいい「ミッキーマウス」と「プルート」が表面中央にデザインされています。仕上げはすべて職人さんの手作業だそうで、金色の光沢、きらきら具合がすばらしいです

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純金製小判 千両箱」は、「純金製小判」の小判50枚)、千両箱にセットされたものです

千両箱の外枠のが印象的で、内蓋の金箔地に、ディズニーのキャラクターミッキープルートプーさんダンボトイストーリーアナ雪などなどにぎやか)がデザインされています

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金箔手鏡」と「プラチナ箔手鏡」にもディズニーキャラクターがデザインされていて、GINZA TANAKAの商品では初となる円形の金箔プラチナ箔手鏡だそうです

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これらの商品は、GINZA TANAKAが、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社とのライセンス商品として販売してきたもので、ディズニーファンを始め幅広い顧客層から人気を集めているものです

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3階のディズニーコーナーの隣には、これも人気の「スター・ウォーズ 純プラチナ製小判額 帝国軍」も陳列されており、こちらは今年10月31日)までの販売となっています

限定54セットの販売で、残りも少ないとのこと

なお、店内での写真撮影につきましては、特別にご了解をいただきました。

ありがとうございました

GINZA TANAKAのHPはこちら ⇒

http://www.ginzatanaka.co.jp/

 

 

甘酒横丁の甘酒 ~とうふの双葉~

[rosemary sea] 2016年7月24日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をレンジとして取材します、rosemary seaです。

 

心がとても疲れたときは私は甘酒横丁にやって来ます。

人形町甘酒横丁の、とうふの双葉さんにまたお伺いしました。

今、店頭にはお豆腐やがんもなどの商品の他、前回紹介しきれなかった甘酒と豆腐ドーナツが並んでいます。

 

それでは甘酒からご紹介。

 

DSC01233b.jpg甘酒横丁の名前は明治の初め頃、この横丁の入り口の南側、現在の京菓子の玉英堂さん(双葉さんのななめ前)のところにあった尾張屋という甘酒屋に由来します。

当時の横丁は今より南側に位置しており、道幅も狭い小路だったそうです。

関東大震災後の区画整理で現在のような道幅となり、呼び名も「甘酒横丁」と親しまれ呼びつがれています。

甘酒自体の起源は古墳時代まで遡り、「日本書紀」に甘酒の起源とされる天甜酒(あまのたむざけ)に関する記述があるそうです。

・・・かなり脱線気味ですが、要するに日本古来の飲み物ということです。

DSC01230a.jpgDSC01241a.jpg甘酒には『飲む点滴』と云われるほどの豊富な栄養が含まれています。飲む栄養剤です。冬の温かい飲み物というイメージがあったようですが、昔から夏バテ対策・疲労回復・美容の効果が認められていました。近年注目されていますが、俳句では夏(7月)の季語です。昔、甘酒の行商は夏に多かったそうです。

甘酒には酒かすから作られた甘酒と米麹から作られた甘酒があります。酒かす甘酒にはアルコールが含まれているのでアルコールが苦手なかたは注意。対して米麹甘酒は麹を発酵させて作り、発酵の段階で甘さが出るので砂糖不使用、もちろんノンアルコール。

とても長いお話になりましたが、申し上げたいのは、とうふの双葉さんの甘酒は甘酒横丁オリジナルブランドの甘酒、しかも今注目の米麹で作られた甘酒、ということです。

お店の奥さんにお伺いしました。「うちの甘酒は伊豆の工場に製造発注しています。滋賀のお米、古代米と玄米で作っているものもあります(上)。」

ここで甘酒の食レポ、いいえ飲む方ですが。「すぐ飲める甘酒(カップ)」をいただきました。

「後味すっきり、本当のお米の甘さ、自然の甘さを感じられました。」

 

次は豆乳ドーナツ

 

DSC01242b.jpgフレッシュな、朝一番でできた豆乳を使っているそうです。もっちりとした健康おやつ。甘すぎないので人気です。

最後にお店の奥さんより、お客さまのお話。

「サイクリングツアーでしょうか、毎日寄っていかれるかたがいらっしゃいます。ここでエナジーチャージだそうです。・・・外国人女性で、近くのホテルに泊まっていた3日間毎日いらっしゃってジャンボがんもや豆乳ドーナツなどを食べて行かれるかた。得意でない英語で話してみるとベジタリアン、食事制限でホテルでは食べれるものがなくてうちへいらっしゃったそうです。外国人夫婦でもうちで食べて行かれるかたもいらっしゃいます。甘酒は英語では『ファーメンテッド ライス(fermented rice 、直訳:発酵したお米)』と説明していますが、一度引くようです。外国のかたには甘酒ソフトクリームの方が人気ですね。・・・それから『新参者』ロケ地巡りの台湾のかたもいらっしゃいます。」

 

ちなみに特派員同期のHKさんから「甘酒は a sweet drink made from fermented rice」と、適切な訳を頂戴しました。HKさん、ありがとうございます。

 

日本橋人形町2-4-9    03-3666-1028

月~土 7:00~19:00  日・祝 10:00~18:00

年中無休

とうふの双葉さんのホームページはこちら ⇒ http://tohunohutaba.com/

 

 

日本橋屋長兵衛 日本橋本店 ~和菓子の味・美・風情~

[rosemary sea] 2016年7月19日 16:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をアドバルーンとして掲げ取材します、rosemary seaです。

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本日は職場のS藤さんのオファーにより、和菓子の日本橋屋長兵衛 日本橋本店さんにお伺いしました。中村店長にお世話になりました。和菓子本来のつくりたての味にこだわるのはもちろんですが、その美しさ、季節の風情をも大切にされています。とにかく商品をご覧ください。

 

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年間商品から、定番の『天下鯛へい』です。もっちり生地でなめらかなこし餡を包んで焼き上げたお饅頭です。砂糖の量の微妙な調整を繰り返したそうです。また、美しいかたちにするためにもこし餡が最良とのこと。小豆は水羊羹などと同様に北海道産のものを使用しているそうです。

 

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ここでS藤さんの食レポです。

 

「丸くて可愛い鯛のかたち。縁起がいいですね。お祝いにも最適でしょう。娘夫婦が、子供が生まれたときに買ってきてくれました。味は甘すぎず程よい。軽く食せるのがいいですね。」

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季節限定商品、『金魚すくい』です。とても綺麗で涼やかなお菓子。

 

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たらいに入ってお店の前に飾られていると、本当に金魚すくいを楽しめる気分になります。お店のなかにも積まれています。

レモン風味のゼリーに羊羹でできた金魚が入っています。

 

9月上旬(日本橋本店のみ)までの販売となります。

↓ ギフトには水羊羹セット、こちらが最適です。季節限定商品ですので8月中旬までとなっています。

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ここでロズマリ自身の食レポです。

 

「甘すぎずとてもなめらかな食感。なめらかだからその分冷やすと美味しさが引き立つ感じです。清涼感抜群です。」

 

左にはくずきりも。

DSC01217a.jpgこちらは日本橋せんべい。

『日本橋』を冠したネーミング。
さくりとした食感の洋風せんべいに程よい甘さのクリームが入っています。
日本橋せんべい自体は年間商品ですが、『抹茶』は季節限定として11月上旬まで販売の予定です。

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左は焼カステラ。

バター風味です。こちらもさくりと香ばしく、ほのかな塩味。
カステラの美味しさをぎゅっと凝縮しています。年間商品ですが、こちらの『抹茶』も8月下旬までの販売予定です。

DSC01215b.jpg『夏祭り』として季節限定の
西瓜ゼリー(上段)とラムネゼリー(下段)。

西瓜ゼリーは西瓜そのものの甘味や風味を大事にしています。
ラムネゼリーはラムネの味わいのなかにビー玉に見立てたりんご風味のゼリー玉が入っています。

他に朝生菓子(その日中にお召し上がりいただきたい和菓子)もございます。


日本橋室町1-6-2     03-3242-3030

営業時間 9:30~19:00

元旦のみ休業 年末年始営業時間変更あり

日本橋屋長兵衛さんのホームページはこちら  ⇒  http://www.nihonbashiya.jp/

 

 

 

長崎館での買い物〔日本橋 長崎館〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年7月17日 12:00

日本橋2丁目、永代通りに面して、アーバンネット日本橋二丁目ビルの1階に入っている日本橋 長崎館で買い物をしました

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長崎特撰和三盆カステラ」(長崎本舗)(左)と「長崎カステラぷりん」(右)です

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長崎カステラぷりんは、2年連続モンドセレクション金賞を受賞しています

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カステラ」は上品な甘さでしっとり、「ぷりん」はカステラ風味でなめらかです

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日本橋 長崎館のHPはこちら ⇒

http://www.nagasakikan.jp/index.html

 

 

夏限定のお菓子〔日本橋屋長兵衛〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年7月13日 16:00

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このお菓子がお店の入り口に飾られると、またが来たなと感じさせてくれます

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日本橋室町1丁目、中央通りに面して、日本橋三越本店新館の向かい側にある日本橋屋長兵衛の「《季節限定》金魚すくい」です

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場所は下の地図、赤〇のところです

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レモン風味のぜりぃに、羊羹製金魚が泳いでいる、これこそのお菓子です

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現代ほどではないにせよ、エアコンの無い江戸時代のも暑かったはずで、金魚風鈴朝顔などは、江戸の人々にとって、視覚聴覚を感じるために欠かせないものだったのでしょう

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このお菓子日本橋のこの地で売られているというのも、とても趣き深いものがあります

3個入りを購入。冷やしておいしくいただきました

目には涼やか、舌にはさっぱり日本人に生まれてよかった

日本橋屋長兵衛のHPはこちら ⇒

http://www.nihonbashiya.jp/index.html

 

 

にんぎょう町草加屋 ~今だから言える『新参者』撮影秘話②

[rosemary sea] 2016年7月12日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をテリトリーとして取材します、rosemary seaです。

 

DSC01211b.jpg本日は人形町甘酒横丁のおせんべいのお店、にんぎょう町草加屋さんにお邪魔しました。お店左端に当店ご主人がいらっしゃいます。

前回の日本橋ゆうまさんに引き続き、約5年前の東野圭吾さんの小説・TVドラマ『新参者』、小説・映画『麒麟の翼』のロケ地巡り第2弾です。

と言いましても、順序からしますと小説でもドラマでもこちら草加屋さんが第1話登場です。今後も順序を守らずロケ地巡りを続ける所存です。

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まず、商品のご紹介。

 

手焼きせんべい

DSC01199a.jpgDSC01213a.jpg煎餅屋『あまから』として「新参者」に登場したあの手焼きせんべい。

現在も創業当時の製法で、職人が1枚1枚心を込めて焼き上げています。

三代目・桂三木助師匠はこの手焼きせんべいが大の好物、弟子に食べられないよう金庫に隠していたそうです。

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歌舞伎の第十七世・中村勘三郎丈、若い頃この手焼きせんべいをもっと焦がしてくれと言われたのが「おこげ」の由来となっています。

 

ここでわが職場の食レポチーム登場。

I倉さん。「良い意味で軽く、堅すぎず後を引く美味しさ。何枚でも食べられます。」

F川さん。「とても香ばしい。お醤油感がたまりません。」

T山さん3号。「僕は堅すぎるのは苦手だけれど、これはいける。醤油の深い味わいが鼻から抜ける。お米と醤油のハーモニー。」

他にもおこげ・とうがらし・えび・青のり・ごま・鬼棒・あられ久助・あげせん・・・目移りしてしまいます。

 

DSC01212b.jpgDSC01205b.jpg進物コーナーも充実。売れ筋は手焼き詰合せ(右の写真の左)・手焼きとおかき詰合せ(右の写真の右)、どちらも2、000円です。

手焼きせんべいを包装紙に包むこともできます。ご主人にお持ちいただきました。

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さてお待たせしました、『新参者』撮影秘話です。

ここからはお店の娘さんに主にご説明いただきました。残念ながら写真にはご登場いただけませんでした。

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「『新参者』撮影のときですか?他のお店はセットが多かったのですが、うちはお店で撮りました。撮影が始まる前に主役の阿部寛さんと『あまから』のおばあちゃん役の市原悦子さんがお見えになり、事前に下準備をしていかれました。お二方ともとてもいいかたでした。もちろん主人役の小林隆さん、娘役の杏さんも。ただ、阿部さんは天然ぽいかた。うちの店は中に18cmほどの段差があります。ここで靴を脱ぐと演技が途切れちゃいますよね。撮影のときだけマットを引いて全部土足で上がれるようにしたんですね。その後番宣で同じテレビ局の他の番組収録のとき、阿部さんがいらして、他のスタッフさんは靴を脱いで上がられたのですが、阿部さんだけは土足でずずずーっと。・・・悪気はなかったようです。」

「撮影の約3か月間は人形町のそこここで撮影がありました。それでうちの撮影が終わっても、役者さんスタッフさんたちが『すみません、お手洗いを貸してください。』みたいな感じで・・・。アットホームな町中がみなさんを見守っている感じで。(私も同感です、この町大好きです。ロズマリ)」

「台湾での東野さん、ドラマが人気です。本も売れてて、阿部さんもすごく人気で。台湾のひと、アジアのパワーってすごいですね、今でも。だいたい朝一番のお客さんは台湾のかたです。(「午前中は半分が台湾のかた。」と、ご主人。)」

「『麒麟の翼』も撮ったのですが、放映されたのはお店に入ってくるところだけ。あとはカット。トラック3台でやって来て、持ってきた小道具とお店に中を入れ替えて。『あまから』の立派な看板にも付け替えて、1か月間毎週土曜日曜は引っ越しみたいな感じでしたけどね。映ったのは一瞬。」

「うちの家族は小説・ドラマのとおり、おばあちゃんとお父さんと私(娘)。でも小説・ドラマではおばあちゃんが病気になってしまうシーンがあって。他から『おばあちゃん大丈夫?』って、そこはドラマと違うのに、・・・困りました。」

「事前に東野さん、取材に来ました。名乗らなかったけれど、すごくいっぱい質問してきました。2004年に小説現代で『煎餅屋の娘』という題で1話が出てから2話が始まるまで約1年あいだが空いて、読み切りかなって思っていたんです。ある日講談社のかたから本になるって連絡があって、そのとき渡されたポスターがこれです(上の左)。その後今までと違った客層のひとたちがお店の外から写真を撮ってるんです。このひとたち何?って、東野さんの小説ファンでした。そのあとすぐドラマ化したい、撮影したいって・・・。」

 

日本橋人形町2-20-5

甘酒横丁の交差点を浜町公園・明治座方面に数十メートル進んだ右手にあります。右隣に瓦せんべいで有名な人形町亀井堂さんがあります。こちらは私の同期、HKさんが5月に紹介されました。HKさん、佃のうさこさん、達磨さん、コットンさん、ニューフェイスパワーで夏を乗り切りましょう。

 

03-3666-7378

営業時間  9:00~18:00(土曜17:00)

日曜定休