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中央区で八幡宮を祀る唯一の神社→銀杏稲荷神社

[古参人] 2013年3月22日 09:00

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私の事務所のすぐ近くに6本の銀杏の木に囲まれた、

中央区では唯一の八幡宮を祀る銀杏稲荷神社がある。

 

興味があり、ちょっと調べたところ以下のようなことを知ることができた。


歴史:創建は不祥、大正12年(1923年)の関東大震災で社殿が消失した。
    御祭神を社殿にお祀りしたのは、安政4年(1775年)で、当時境内には、天空を覆う、

    うっそうとそびえたつ大銀杏があり、その樹齢は3~400年と見られていたことから、

    神社の創建はそれ以前と考えられます。

    八幡宮を祀る神社は、中央区ではこの銀杏稲荷神社が唯一の存在である。

    明治になって、文豪谷崎潤一郎は銀杏八幡神社のお神楽が月に一度の楽しみだった

    と「幼少の時代」で書いている。

 

御利益:銀杏稲荷神社は商売繁盛の神様として、近くの兜町の証券会社より

     感謝されてきました。

     また他県の会社より、寄付の申込みもあるとにことです。

     また住民氏子からは、家系繁盛と長寿の神様として信仰されています。

     近くに住む女性が若い時から百歳まで毎日お参りをしたので、健康で百三歳で

     長寿を全うした実話があります。

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<銀杏稲荷神社>


中央区蛎殻町1丁目7-7


地下鉄半蔵門線 水天宮前 出口8番より徒歩3分


 

 

こんなところまで中央区 1

[りょうきち] 2013年3月21日 09:00

ジョギング好きが高じて、走っていろいろなところに行くことがよくあるのですが、つい先日、暖かくなったこともあり、「中央区の境界線を巡る旅」をしてみました。どのように回るかで距離は変わるものの、小さい中央区でも20km超にはなります。

コースは清洲橋からスタート、両国橋で神田川方面に進路を変更、柳橋、浅草橋辺りを行きます。地図上、浅草橋駅近辺の神田川南岸は千代田区と入り組んでいて境界の判定が難しい場所でした。ほぼ境界を進みます。靖国通りを渡り、馬喰町、神田の問屋街は比較的わかりやすいところに境界があります。ただし道路上ではないようです。私はできるだけ、中央区の一番端の道か、その外の区(このときは千代田区)の近い道を進みました。

小伝馬町周辺、十思公園近辺を抜けさらにいくつか通りを渡り、進んでいくと神田駅の辺りにたどり着きます。そしてJR山手線の内側までこの境界は続きます。中央区が山手線内側にまであることを知っている人は少ないのではないでしょうか? 

ここで出会ったのが、龍閑橋の跡。所在地は中央区常磐4丁目。

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ここはかつては神田と日本橋を分つ龍閑川があり、そこに橋が架かっていた場所でした。そして川が埋められ、橋が撤去されても、その橋の一部が残されています。それは、日本の鉄筋コンクリートトラス橋の先駆けとしての意義があるからのようです。ちゃんと説明のプレートがあります。

写真の右奥には新常磐橋方面に向かう道で、JRのガードがあります。この写真に写っているのは中央区側。右や後ろは千代田区となっています。私は左後方から来て、正面に進んでいき、日本銀行の前を抜け東京駅八重洲口、さらに銀座方面へと進んでいきます。しかしながら、その先についてはまたの機会といたします(まだまだ先は長いです)。
 


 

 

安藤七宝店 Karakuri monument

[銀造] 2013年3月16日 09:00

 銀座5丁目、リコーのリングキューブから日比谷よりにある「安藤七宝店」のからくり人形。 

何度か前を通って、からくり人形が動くのを見たことがありました。 

動く時間は、13:30、15:30、17:30、19:30の4回だそうです。 昼食の前後、お昼のお買い物の前後に是非、お立ち寄り下さい。

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このからくり人形は、Karakuri monument 「悠久の翼 tsubasa 」、作者は、夢童由里子Ms.Yuriko Mudo と説明板に記されています。 「このモニュメントは、銀座の街角に、憩いと潤いをもたらし、天空に翔く「天の童子たち」をイメージして制作しました。・・・・」とあります。精巧なからくり仕掛けをご覧頂き、銀座でのひと時をお楽しみ下さい。

なお、お店は、明治時代から続く七宝店で、素敵な七宝製品でギャラリーの様に楽しむこともできます。私は、 七宝で作った Cattleya の花の作品を購入しました。 すてきなブローチなども沢山あり、銀造のお勧めです。お店の詳細は、こちらをご参照下さい。]

http://www.ando-shippo.co.jp/shop3.shtml

 

 

木挽町広場~歌舞伎座地下

[杏葉牡丹] 2013年3月14日 14:00

いよいよ開場まで1ヶ月を切った、新しい歌舞伎座。
正面の櫓の取り付け作業も終わり、いやが上にも気分が盛り上ってきています。
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そんな中ひとあし早く、地下鉄東銀座駅と建物の地下とが繋がり、エスカレーターやエレベーターが設置されてとても便利になりました。

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そして嬉しいことには、その地下に「木挽町広場」という、とても楽しい空間が誕生しました!

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災害時への対応などにも配慮されているというこの広場ですが、地下鉄改札口を出てちょっと進むと、まずは、わぁーっと空間が広がり、高い天井からは、「歌舞伎座」と書かれた大提灯が下がっています。
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この提灯を前に記念撮影をしている方が結構いらっしゃいましたので、これからここでの撮影が定番になるかもしれません。


奥には、縁台に日傘が並び、待ち合わせや一休みにとても便利です。
色々なお店は壁面に並んでいるので、とても広々としているように見えますが、公演が始まれば、きっとたくさんの人達で賑わうことと思います。

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屋上庭園やギャラリーもここから行けますが、オープンは開場してからということで、今はまだ通行止めになっています。

 

さて、広場の中にはどんなお店があるかといえば、まずは切符売場に地域情報コーナー、コンビにカフェ、雑貨店、お食事処、そして芝居には欠かせ無いのが、お弁当にお土産です。

中でも、お土産処「かおみせ」では、ここでしか買えない品々がたくさん並び、迷ってしまうくらいです。

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役者さんや歌舞伎の演目等にちなんだグッズから始まって、洒落たパッケージのお煎餅やお菓子が並んでいる中に、かつて劇場内にあった、きんつばの実演販売を発見。
わぁーまた食べられるんだ~と嬉しくなってしまいました。
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更にその隣には焼きたてパンのコーナーが登場。
「隈取り餡パン」は小倉に抹茶、季節限定のサクラとあって、食べるのが勿体ないと思いつつも、あまりに美味しいので、お土産に持って帰るつもりの分にまで手を出してしまいそうです。

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更にお勧めは、よく考えたなぁという「揚巻ソフトクリーム」。
ソフトクリームにお煎餅の歌舞伎揚げを砕いたものをトッピングした逸品。
ソフトクリームの甘さと歌舞伎揚げのしょっぱさが、何とも言えないマッチングです。

 

この広場からエスカレーターとエレベーターを使って地上に出れば、まさにそこが歌舞伎座正面。

あまりの楽しさに、あれもこれもとお買い物をして、ついつい時間を忘れてしまいそうですが、くれぐれも開演時間は、お忘れになりませんように。

 

 

一足早い春の情景<大寒桜>

[サム] 2013年3月12日 09:00

R0020716LS.JPG R0020672RSGC.JPG   永代橋西詰め南側隅田川テラスの早咲きの「大寒桜(オオカンザクラ)」が開花。

オオカンザクラはカンヒザクラとオオシマザクラの交雑種と云われ、樹高は5~10m程に、樹冠も大きく広がり、淡紅色の花弁は丸く大きく、先端に細かい切れ込みが多いのが特徴とされる。

もう少し早くから咲き始める「寒桜」や「河津桜」と並び、一足早い春の訪れを感じさせてくれる。

早速ヒヨドリが花蜜を吸いにやってきていた。 (写真右上)

  

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オカメザクラ満開<あじさい通り>

[サム] 2013年3月11日 12:47

R0020677LS.JPG R0020693RSG.JPG 日本橋本町の「あじさい通り」の<阿亀桜(オカメザクラ)>がこのところの陽気で一気に開花、見頃を迎えた。

オカメザクラはマメザクラとカンヒザクラの交雑種と云われ、淡い紅色をした早咲きの一重。

サクラのなかでは小型品種で樹形がコンパクトにまとまることから狭い土地の植栽にも向くと聞く。

7年前に26本の並木からスタートし、現在は区境まで合計76本植樹されている。

日本橋エリアでは、3月13日~4月9日まで「日本橋・春・さくらウィークス」と題し、自分を高める「美」や「知」、春の象徴である「さくら」をテーマにしたイベントが開催される。

3月31日には人形町甘酒横丁「桜まつり」にて甘酒2,000杯が振舞われる。

4月5日~7日には八重洲さくら通りで日八会主催のさくら祭りが予定されている。

 

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