[kimitaku]
2014年3月12日 18:00
3月6日の午後、中央区主催「船上ガイド研修会」が開催されました。
江東区高橋乗船上から船に乗り、江東区の小名木川をでて隅田川を下流に。中央大橋を右に見て相生橋をくぐり、豊洲貯木場へ。
豊洲運河から船は東進し、砂町運河、南進して曙運河から東京湾へ。
このあたり、多くのオリンピック施設が建設されます。
その後、西進北上して東雲運河から晴海埠頭へ行きました。
左手にレインボウブリッジが美しいです。このあたり波も高く大きく揺れ、船の醍醐味を。
晴海客船ターミナルの左手がオリンピック選手村になるとのこと。
船は朝潮運河を右に見て隅田川へ、月島埠頭の冷蔵施設が圧巻です。
新橋方面に抜ける環状2号線(俗称マッカーサー道路:近年開通予定)橋梁工事現場、そして築地市場から勝鬨橋へ。
聖路加(せいるか)病院から右手に佃島。
海からの佃の家並はとても素敵です。 海からの景観が大切に造られて居ます。
中央大橋をくぐると、後方に石川島マンション群が逆光に美しいです。
そして、日本橋川から豊海橋。繋留中のて釣り船がアクセントに。湊橋では帆かけ舟のエンブレムを発見。
無粋な首都高を屋根にさらに船は西進。
日本橋双十郎河岸に着岸。
これから、中央区は海への門戸を拡大するそうです。
[ジミニー☆クリケット]
2014年3月12日 13:00
3月中旬なのに、寒いなあと思いながらの出勤途上、亀井橋公園でみごとな霜柱を見かけました。今年は3月6日が啓蟄で、啓蟄とは、大地が温まって冬眠していた虫たちが穴から出てくる時季のはずなんですけどねぇ
その亀井橋公園は、銀座と築地を結ぶ亀井橋の横(北側、下を首都高速道路が走っています。首都高速が走る前は築地川が流れていました)にある公園で、公園の広場にはペレニアルガーデンという宿根草の花壇があります
下の説明板のまわりの地面一面に、霜柱がみっしりと立ち上がっていました。なんでも、関東地方の関東ロームは土の粒子が霜柱を起こしやすい大きさであるため、霜柱ができやすいとのこと。へぇ~
ちなみに、亀井橋の名前の由来は、明治5年の「銀座大火」の後、この地に縁のあった元津和野藩主、亀井茲監(これみ)子爵が、私費を投じて、木橋を架けたことによるものだそうです
なにはともあれ、亀井橋公園の桜が満開になる暖かい春はもうすぐ(のはずです)
[サム]
2014年3月11日 14:00
<江戸桜ふぶき> <江戸切子シャンデリア>
3月7日、コレド室町5Fの日本橋三井ホールで、「江戸桜ルネッサンス~夜桜うたげ~」が始まった。
演出を手掛けたのは、日本橋の夏の涼を彩るイベントとして2011年からスタートした水中アート展「アートアクアリウム」のプロデューサー、木村英智氏。
「江戸で "かぶき者" と名を馳せた男の屋敷で繰り広げられる『江戸で最も早く美しいアートな花見』」という設定らしい。
希少価値の高い江戸時代の作品3点を含む桜柄の着物を集めてライトアップした「和桜並木道」。
「江戸切子」の技を使った硝子の桜の花びら1,000枚を制作し、プロジェクションマッピングなどの最新の演出技術を駆使し、満開の桜の木が風に吹かれ花びらが吹雪のように舞い散る様を表現した「江戸桜ふぶき」。
江戸切子のグラス約1,000個からなる高さ約2.5m、直径約4mの「江戸切子シャンデリア」と、水面に舞い散った桜の花びらをデザインし、桜錦・桜琉金・桜和金といった桜に因んだ品種の金魚が泳ぐ作品「サクラリウム」を組み合わせた最新作のアートアクアリウム「江戸桜リウム」。
桜柄の手漉き和紙の回廊「桜和紙の門」。
三重県鈴鹿市指定の伝統産業「伊勢型紙」を使った桜模様の影絵アートの「伊勢型桜の間」。
伝統文化に現代アートを融合させ、桜を一輪も使わず、様々な新たな意匠で桜の美しさが表現され "花見" が演出されている。
このほかに「夜桜の間」「夜桜バー」「五日桜の間」なども設営されている。
開催時間は11:00~23:00.
会期は3月7日~30日。
尚会場近くの「あじさい通り」では早咲きの「オカメザクラ」が開花中。
<サクラリウム①> <サクラリウム②> <サクラリウム③>
<和桜並木道①> <和桜並木道②> <桜和紙の門>
[サム]
2014年3月 5日 09:00
この時期、すっかり葉が落ち、裸の姿を晒しているアジサイですが、褐色の枝のあちこちから濃い紫色の冬芽が出、茎の先には大きくてロウソクの炎のような筆先の形をした頂芽が見られます。
葉の柄が枝についていた箇所には、葉痕と呼ばれる独特の跡が残っています。
葉痕は根から吸収した水分の通路の木部と、養分の通路の師部からなる維管束の跡が斑点のように残ったもの。
アジサイの場合、維管束の跡は3つで、葉痕は倒松形~ハート形をしています。
人間の顔に見立てると、左は"爺顔" 、右は "孫(赤ん坊)顔" のよう。
維管束の数や配列は樹木により様々で、"可愛い顔" "笑い顔" "泣き顔" "奇怪な顔" "子ども顔" "年寄り顔" ・・・といった具合に人や動物の顔に譬えられることも多いようです。
晴海トリトンスクエア<花・緑のテラス>で見かけた、そんなユニークな葉痕の一例をいくつか取り上げてみました。
冬から春先の緑地・公園散策の楽しみのひとつです。
<カシワバアジサイ> <トチノキ> <オオデマリ> <ガマズミ>
[銀造]
2014年3月 2日 09:00
その昔、江戸時代に徳川家康が日本橋を五街道の始発場所と定めました。
現在、日本橋の道路の中央部には、「日本国道路元標」が埋められていることは多くの方がご存知です。
沢山の方々が日本橋から東海道を始めとする五街道歩きに出発されます。
だけど、歩く出発地点としてだけで、日本橋に来るのは大変惜しい気がします。
日本橋は架橋400年以上の歴史があり、周辺には300年以上の歴史を持つ老舗が沢山ありますので、
日本橋で1時間余裕を持って老舗巡りで記念のお土産を買ったり、名店で昼食をされてから、出発されては如何でしょうか?
私がご案内した新潟とか首都圏の方々は、
三越日本橋店にて、お買い物をして、来店記念のスタンプを押印して貰ったとか、
榮太樓総本舗の日本橋をモチーフにした飴とか、http://www.eitaro.com/
黒江屋さんの擬宝珠を見て「二本はし」を購入されて、
喜んで お出かけになった方々が多いので、ちょっとご紹介します。
日本橋の歴史を知るには、見て理解するのが一番ですね。
その場合は、東京メトロ三越前駅のコンコースに設置されている「煕代照覧」で
昔の通りの風情を感じ取るのが良いでしょう。
また、高いところから一望して、現在の東京を知るには、
ホテル・マンダリン・オリエンタルの38階にあるレストラン「ケシキ」でゆったりと食事と周辺の景色を堪能されてから、五街道歩きに出発する。
勿論、コレド室町とかコレド日本橋の食事処や「たいめいけん」などの有名なレストランでお食事をされて、良い想い出づくりをなさってからお出かけするのもお勧めです。
日本橋周辺の日本銀行や貨幣博物館の見学も忘れては勿体無い。
橋の周囲を一回りして、
橋の広場で道路元標のレプリカや各地への里程表を見たり、
魚市場の名残をお知らせする乙姫広場、高札場跡の説明などを見て、日本橋を究めて、楽しく出発して下さい。
それでは、良い旅を!