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松飾り。古今東西の竹の切り方?中央区のお店の松飾り特集

[銀造] 2010年1月 5日 09:45

 お正月を迎える「松飾り」で、「竹の切り方」について、斜めに切っているのと、節の上で平たく切ってあるのは知っていたが、さしたる興味もありませんでした。

通常、東京でよく見るのは、節の上から斜め切り、上の節は残さない「そぎ」というきり方です。

 

門松は地方によって違うそうです。

まず切り口ですが、古来は横に切ったそうですが、戦国時代以降、特に武家では斜めに切るようになりました。

ですので、京都の伝統を重んじる所では、未だに竹は斜めに切らないそうです。

今日は、そんな松飾を写真に収めてきました。

 

まず、節の真ん中を残したもの(銀座7丁目のいいよ、いいよという番地)

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晴海通りの角、「日の出」さんの竹飾り。 商家であり、平たく、無事な様にとの意を込めているのでしょうか?京、関西風の伝統重視でしょうか?お客様がこれで怪我でもしたら大変ですしね。

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人形町甘酒横丁の入り口で、横丁の由来の店跡。こちらも平たく切った竹の 「寸胴切り」

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こちらも人形町のお菓子舗。「笑門来福」の意味でしょうか?この切り口は、「笑い口?」

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七福神の参拝客で賑う松島神社。篠です。

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浜町、清澄通りの交差点で。一つは真ん中の節を残し、あとの2つはそれぞれ切り方が違います

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浜町の産土神、「濱町神社」も篠で新年の参拝客を迎えています。

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日本橋。老舗の山本海苔店。

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「にんべん」さんも平たく切った「寸胴」の竹を飾っておられます。

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 この日は七福神めぐりと日頃宮司さんがいらっしゃらない神社も巡りました。

最後の福徳神社の場所が分からなくて、右往左往して、にんべんさんに伺いました。

親切な女性店員さんが、裏手の赤い格子に囲まれたのがそうですよと教えてくれました。

老舗の伝統、そこに働く方の自然なご親切、温かさに触れて、嬉しく江戸バスに乗りました。 

 

 

 

新春の浜離宮恩賜庭園

[ゆりかもめ] 2010年1月 5日 09:00

 明けましておめでとう御座います。 2010年の幕開けです。

お正月の三ヶ日間は お天気に恵まれ、三日目が今・・穏やかに暮れようとしています。

一富士、二鷹、三茄子の夢は見ませんでしたが 放鷹術や合気道の実演のある浜離宮を訪れました。

 

冬牡丹の展示があり その美しさに見とれてしまいました。

牡丹の大輪.jpg

 

ホシハジロ(雄)が「潮入の池」で遊んでいます。

波が穏やかで 静かに水面が揺れる度に 空の青や木々の緑による模様の変化を面白く眺めました。

   ホシハジロ(汐入の池).jpg

 

「放鷹術」の実演で鷹匠が鷹を放つ所です。 

 鷹狩り 放鷹.jpg

 

「振り替え」・・・・30~40m離れた鷹匠から放たれた鷹が 地面すれすれに飛んで来て 急上昇し 

          別の鷹匠の左腕に止まります。

 鷹の振り替え.jpg

 

実演を終えて 鷹と共にホット一息つく鷹匠です。 

 鷹匠と鷹.jpg 

 

 「据え」・・・・・・・水平に保った拳の上に 鷹を安定して止まらせておく。 すべての術の基本です。

 鷹狩りの実演を終えて.jpg 

 

「渡り」・・・・・・・樹上に居る鷹を拳に呼び返します。

「据え替え」・・・鷹匠以外の人の拳に鷹を止まらせる。

「振り鳩」・・・・・一人の鷹匠が細紐をつけた鳩を振り、樹上又は別の鷹匠の拳から鷹を呼び寄せ

         近づいた所で 鳩を投げ上げ 空中で掴ませます。

鷹匠の衣装は 明治時代より 鳥打帽子(ハンチング)地下足袋を使用するようになりました。

鷹は非常に繊細であり 大勢の観客に囲まれ ビル風が吹く中での実演は 鷹匠の方々も大変な御苦労をなさっている事と思います。

4世紀頃に日本に伝わったというこの伝統文化は 後世に伝えて行かねばならないと思いました。