[小江戸板橋]
2012年11月27日 13:30
ひと雨降るごとに、気温の変化が肌で感じられ、一枚多く着込むようになりました。
もみじ前線も、北から南へ、山岳から里山・街へと移ってきています。
紅葉狩り、黄葉狩り。
今年はゆっくり野山を歩く機会を外し、気が付けば11月も残りわずか。
中央区内で最も樹木が集中しているところはどこかな。
やはり、浜離宮でしょう。
ということで、小春日和のひと時を、浜離宮恩賜庭園で過ごすことにしました。
園内は松をはじめとする緑の木々がふっくらと茂り、雲ひとつない青空を背景に、艶っぽく枝を伸ばしていました。
紅葉は、・・・。
小道に敷き詰められた広葉樹の落ち葉は、昨日の雨と風の衝撃を物語っていました。
見ごろは過ぎたのかな。
でもイロハモミジの色づきはこれからですし、黄色に変わる木々も残っています。
太陽の光を浴びた葉はキラキラと、自らが輝く番を待っているかのようです。
樹木の種類が豊富なことも、浜離宮の魅力です。
一方で、冬を迎えるしたくが着々と行われていました。
松の幹にわらの帯を巻く「菰巻(こもまき)」。
寒さの苦手な害虫をわらにおびき寄せて駆除するものです。
ちょうど木が腹巻をしているようで、暖かそう。
樹木の枝が折れないように、立てた柱の先端から放射状に縄を張る「雪吊(ゆきつり)」。
縄のピンと張った形が作る三角錐が、冬への覚悟を示しているようです。
季節がらクリスマスツリーを想わせて、日本庭園との対比が、楽しい気分にさせてくれます。
その日は、海外からのお客様の姿も多く見られました。
紅葉をバックに記念撮影をしているのかと思いながら、そのアングルに近づいていくと、ホゥと感心しました。
緑の木々のかたまりを底辺にして、汐留の個性的な高層ビル群や、東京タワーを撮っていたのです。
東京湾に向かい、レインボーブリッジやお台場も、撮影のターゲットになっていました。
東京の観光スポットを一望にできるこの場所。
園内東部に位置する「樋の口山」の周辺です。
東京の街路樹や小公園の木々、家々の生垣や植え込みも、もみじに移る時期です。
街に錦が下りてきた。
気ぜわしい季節に、ほっと元気が湧く色彩です。
[ナタリー]
2012年11月24日 14:00
先週17日土曜日は、築地社会教育会館(通称:築地社教)で国際交流のつどいが開催されました。主催は、中央区文化・国際交流振興協会ですが、私はこちらのボランティアスタッフをもともとやっておりまして、当日は、スタッフとしてもお手伝いしました。今までは、開催時間中ずっと働いてたのでまわりのイベントを体験したことなかったのですが、参加してみるとほんとに楽しいです!
築地社教1階から4階まで、全て今回のつどいで貸切!生け花、茶道、着付の体験から、和太鼓の体験まで。日本人でも経験ある方は少ないのではないでしょうか。それが、一日でいっぺんに体験できてしまうという・・・素晴らしい!
1階は、和太鼓体験。先生がお手本にうつ太鼓の音にあわせてみんなでマネしてみます。
一緒に太鼓をたたいた人に感想を聞いたら、「Awesome!!」と興奮してました
2階は、踊りのコーナー、日本の遊び・外国の遊び、サリー着付体験など。
12時からは、スリランカ舞踊がありました。写真の踊りは、神様にささげる踊りだそうです。
13時からは、盆踊り。こちらは、参加型です
私も20年ぶりに踊りましたが、最近の盆踊りは、「ダンシングヒーロー」を踊るんですね!
3階、生け花、茶道、風呂敷など、日本文化を中心に体験ができるコーナーがたくさんあります。
私も風呂敷包みの体験をしましたが、包み方はさほど難しくなく、アート的にも美しく、改めて風呂敷の良さを感じることができました。
茶道では、本格的に和菓子も頂き、美味しいお茶を頂きました。
4階、防災、防犯コーナー、スリランカコーナー、スリランカカレーやけんちん汁が食べれる料理コーナーも 国際交流コーナーで交流もできます。
防災コーナーでは、非常食の試食や、防災グッズが見れます。 国際交流がテーマなだけあり、外国人向けの防災情報も提供してました。
こういう取組は大事ですよね。
一日であらゆる体験ができ、大満足のイベントでした。
中央区文化・国際振興協会では、月に1回、中央区に在住・在勤の日本人と外国人の交流を目的に国際交流サロンを開催しています。12月は、日本のお正月の遊びをしながら、国際交流をします。楽しそうですね~
詳しくは
振興協会の国際交流サロンのページをご覧ください。
[杏葉牡丹]
2012年11月22日 08:30
いつも素敵な品々に出会える、築地市場。
この日も場内市場で、わぁーっと思える品がありました。
まずは、どう見てもカルビ肉としか思えないこの一品。
実は鮪の『横隔膜』なのだそうです。
お店の人も「滅多に出ない品ですが、見た目がカルビそっくりなので、お客様には鮪のカルビと言っています」とのこと。
帰宅してから家のグリルで焼いてみると、白い部分は確かに脂の甘さがあるのですが、赤い部分は焦げ目がつくくらいまで焼いて、生臭さが消えても、当然ながら魚の味。
カルビ肉のイメージがあるだけに、なんとも奇妙な感じがして、まさに「珍味」と言って良いのかも。
実はこの時最初に目についたものが「インド鮪のカマ」。
20cm以上あるものが、3本で750円でした。
最近では居酒屋などのメニューにも「鮪のカマ焼き」がありますが、私の目当ては、手前のピンク色の部分。
脂が物凄くのっている超大トロ、いわゆる「カマトロ」です。
これくらい大きいカマでも、3本で二人前弱しか取れませんが、これだけの大トロが750円だったら大満足。
残りは塩胡椒をして焼いたりしますが、今回は包丁で削ぎ落としてネギトロに。
筋の多い部分は佃煮風に甘辛く煮ました。
他には加熱用ベビーホタテが200円と安かったので購入。
スパゲティや中華丼などの具にもなりますし、佃煮風に甘辛く煮ればご飯のおかずにもなります。
これで満足して帰ろうと思い、青果部門の横を通って、出口に歩いて行きました。
築地市場と言えば「魚河岸」というイメージが強いのですが、場内市場には野菜や果物を扱う青果部門もあります。
とはいえ、場内は原則としてプロのための市場。
特に青果は、箱やケース単位での取引が当たり前なので、あまり足を踏入れたことがなかったのですが、この日ほとんどの店が後片付けをしている中で、やけに人だかりのしている場所が。
よく見ると、小分けで売ってくれている店があったのです。
そこで入手したのが、サラダほうれん草3把100円、バジル2束100円、ニンジン1袋35円。
たまたま土曜日だったので「見学客が多い土曜日だけ、小分けで売ってくれるの?」と聞いたら、「平日でもやってるよ~。でも早い時間帯は忙しくてできないから、11時くらいに来てね~。」と言われました。
青果部門には珍しい品がたくさんあって、鮮魚部門とはまた違った魅力があるのですが、これから市場に行くのが、ますます楽しみになりました。
なお、「場外」市場は私有地で様々なお店が並んでいますが、「場内」市場は、正確には『東京都中央卸売市場 築地市場』といい、東京都が開設したプロの為の市場です。
そこでは「食のプロ」たちが、日々真剣勝負でビジネスをしています。
そんな場所に素人が入場する際は、午前9時以降にする等の様々な注意事項があります。
正門や海幸橋門など、入場門の所に、場内の地図と注意事項を書いたパンフレットがありますので、必ずこちらをご一読下さい。
[ukiuki]
2012年11月10日 08:45
秋晴れに恵まれた11月4日、中央区のまるごとミュージアムが行なわれました。
子連れの我が家は、体験型イベントに参加してきました。
その中でも、晴海トリトンスクエアの『たいこの仲間とわくわく音楽会』にとても感銘を受けました。
予めワークショップで作ったマラカスで、リズム遊びをしたり、打楽器の紹介やミニコンサートがありました。
会場となった吹き抜けの広場の音響が思いのほか良くて、マリンバの音色に大人達も酔いしれました。小太鼓のスーパーテクニックと迫力には、みんな釘付け。
ショーとして、完全に仕上がっており、大人も子供もみんなで楽しめました。
是非来年も催していただきたいです。
[夕陽の丘]
2012年11月 8日 15:00
中央区まるごとミュージアム2012 が11/4(日)に 開催されました。
毎年 楽しい催しがたくさんあるので 参加する催しを選ぶのに頭を悩ませます。
11/3(祝) の 小津和紙 紙すき体験へ参加しました。
作業でぬれる恐れもあるため 全員前掛け使用です。
先生に ご指導いただきながら体験しました。
初めに簀桁(すけた)の中に 漉き船の液体を入れ、
紙の素を重ねていきます。
木の枠をしっかりと持ち 簀桁の中に 漉き船の液
(紙の素になる液) を少量すくい すぐに捨てます。
次に液をたっぷり汲み、リズミカルに30回ほど前後に揺らします。それを3回繰り返し 最後にまた液を少し汲みすぐに捨てます。
漉き船には 三俣・雁皮等の原料のほかに トロロ葵を加えてあります。
水より重い原料に トロロ葵を加えて 原料全体を浮かせるためとの事です。
簀桁から紙を(液体が紙の状態になっています)
剥がしやすいように、簀桁周りについた紙は
指で取り除いておきます。
簀桁より 紙をはがします。
次に機械で 紙の水分を吸い取ります。
(まるで掃除機で吸い取るようです)
まだ濡れている紙を 厚い鉄板の乾燥壁へ貼り
付けて 乾かせます。
柔らかい刷毛を使って、乾燥壁と紙の間に空気が入らないように。
皺にならないようにと。 刷毛で撫で付けます。
どうしても大きな皺ができ、先生に直していただきました。
紙が乾くまでの時間を利用して 小津資料館を見学しました。
古文書の それぞれの花押が 黒色であるのが不思議?
TVで 目にする時代劇の花押はみんな赤色です。
その当時 普通の人は黒の墨、身分の高い人のみが赤い花押 と教えていただきました。
千両箱の展示もありました。 箱のみですがかなり重く、箱に千両を入れて鼠小僧のように
肩に担ぐのは難しいとのお話。(小判千両の重さは 江戸東京博物館
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/ で 模擬体験できます)
紙漉きから仕上げまで 1時間半ぐらいでした。
紙漉き体験は 来年1月までで その後は しばらくお休みだそうです。
珍しい体験をさせて頂きまして ありがとうございました。
[さとけん]
2012年11月 5日 14:31
久しぶりの投稿です。近所にある前から気になっていたお店を紹介します。
お店の名前は「烏゛屋」なんと「ガラスヤ」と読みます。
工事が始まって何ができるのかなあと思っていて、看板が「烏゛屋」とできたので焼き鳥屋かなと思っていました。
鳥の羽根で 「゛」を表現していますね。なかなか洒落ています。
オープンは今年の2月で、もともとは義父が営んでいた「吉川ガラス店」のあとを改装したそうです。
義父の吉川さんは区の連合会長などを歴任されていて区の有名人でした。店主の吉川様はお店の名前に「ガラス」を入れることにこだわったそうです。
工事中の明正小のとなりのビルです。角地でよく目立ちます。
ガラス製品、木製品、皮や布製品など、店主が自ら歩いて探した、こだわりの品々です。
オーダーメイドもOKです。
外からも店内がよく見えるので、とても入り易いです。店主の吉川様はとても気さくな方で、楽しくおしゃべりしながら買い物ができますよ。 ぜひ一度お立ち寄りください。
(お店の紹介)
〒104-0033 中央区 新川 2-13-6 明正ビル1F
03-6280-5657 http://www.galasu.com/
営業時間 月・水・木 10時30分~16時30分
第1.3土 11時~17時
(モットー) 「末永く手元に置いて使えるもの」「心をくすぐるかわいい物」を集めています。