[kimitaku]
2013年4月26日 14:00
「東京島 市場」 は
新大橋通り、晴海通りの、築地四丁目交差点を新橋方面に行き、次の市場橋交差点・波除通りを左折、旧小田橋手前右手にあります。
お店は 開店して まだ半年 伊豆大島から来た社長さん、スタッフで営業しています。
販売しているものは 伊豆の島々の産品です。それに小笠原の品々、どれも都内ではあまり見かけぬものばかりです。
お伺いすると、山菜、鮮魚類は季節によって、並ぶものが異なるとのこと。
また、嵐や時化で船が欠航すると、ここには届かないとのこと。
社長さんは 伊豆大島 波浮港にある 300年続く くさや製造元の方です。
さんまの丸干しが店頭に並んでいます。
お伺いすると、さんまの回遊のお話を、壁の日本地図を指さし大島と利島のあいだの黒潮の流れの説明から、それに、冬の西風が、伊豆半島のおかげで大島は吹かないとのお話も。
今日、船で到着したものは
(山菜)では 明日葉 たけのこ たらのめ
(干物類)は トビウオ、 ムロアジのくさや などです。
昨日、島では海が荒れていて、鮮魚はありませんとのこと、残念。
(加工品)では 島唐辛子 海苔 からし醤油 島焼酎 椿油など、私は始めて見るものばかり。
海苔は、なぜか千葉県の人が大量に買ってゆくそうです。
社長さんは
これをかじって見ませんかと、唐辛子を私に。
ちょっとかじると、涙が出るほど、辛い。
これが、島唐辛子の味です、と微笑みながら話してくださいました。
ここ 築地場外市場は、島とは異なり、
商売も大変だもとおっしゃっていました。
「かたいくさや」 はぜひ味わって欲しいとのこと。
みなさん
築地場外市場に訪れたときは
ぜひ 波除通りの
「東京 島 市場」 で
伊豆の雰囲気を味わってください。
[杏葉牡丹]
2013年4月24日 14:00
毎年恒例となった築地場外市場の「春まつり」。
今年は本願寺の親鸞聖人750回大遠忌ということもあって、4月27日~5月3日までのゴールデンウィーク目一杯の拡大版です。
まずは4月27日~29日までの3日間は、本願寺境内に『750広場』が出現!
岩手・宮城・福島や東京近県の物産品に、ご当地グルメが大集合。
ご当地キャラも集結します。
場外市場の方では4月27日~5月2日の間『750フェア』を開催。
特選品が目白押しの上に、レシート千円ごとに抽選で豪華商品が当たります。
そして5月3日は待ってました!の『半値市』。
各店自慢の逸品が、なんと半値の、売切御免です。
大変な混雑が予想される、この半値市。
地元ならではの裏技を、ご伝授致します。
①半値市のスタートは10時からなので、その前に各店の半値になる品のリストと地図のチラシを入手しておく。
②チラシをチェックして、買いたい品の優先順位をつけること。
→数量限定の物がほとんどなので、早く無くなりそうな店から並ぶ。
卵焼きの「松露」は大人気なので、他の買い物をしていたら売り切れになってしまうことも有り。
③急がばまわれ→細い道は混雑するので、晴海通りや新大橋通りの反対側にまわってしまった方が、かえって早い場合も有り。
④一服するなら、築地川公園か東銀座まで行く→市場にはゆっくり座って落ち着ける場所が少ないので、お天気が良ければ、本願寺裏の築地川公園まで行ってしまいましょう。
市場の賑わいが嘘のように、緑が多く、鳥の鳴き声が聞こえる落ち着いた場所です。
また、5~6分歩けば、今一番話題のスポット歌舞伎座のある東銀座で、周辺にはゆっくり落着つけるカフェやレストランがいくつもあります。
ちょうど東銀座駅50周年記念スタンプラリーも実施中。
ゴールデンウィークは築地に行くっきゃないでしょう!
[銀造]
2013年4月22日 18:26
今年は牡丹の開花も早いようです。 4月19日、浜離宮恩賜庭園へ行ってきました。
延遼館の先、中島の茶屋から松の茶屋にかけて、藤の花が咲いています。
今日は、外国からのお客様、結婚記念用の写真撮影の方が沢山いらっしゃいました。
外国の方には、八重桜は珍しいのでしょう。八重桜の花びらを集めていました。
良い想い出もお土産にどうぞ!
カンザンなどの八重桜の遊歩道には、名残を惜しんでリピーターの方もいらっしゃってました。
将軍お上がりの場、浅草、お台場方面への乗船待合場所を右手に、今を盛りの牡丹園に参りましょう。
ここでは、牡丹に名札はつけていません。 名前を覚えるより、愛でなさいという事でしょう。
ここでも、外国からのお客様が沢山いらっしゃって、ゆっくりと花を楽しんでいらっしゃいました。
あなたも、どうぞ、お出かけ下さい。
浜離宮恩賜庭園のHPは、http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index028.html
[shikichan]
2013年4月17日 09:00
春の訪れを髙島屋 日本橋店の正面ステージで紹介しています。春を感じさせる枝垂れ桜やれんぎょうを使った「小原流(おはらりゅう)」を皮切りに、550年に亘る歴史を持つ「池坊(いけのぼう)」の華道家元四十五世池坊専永さんによる「いけばなインスタレーション」が展覧されました。
続いて「草月流(そうげつりゅう)」家元勅使河原茜さんの「花はいけたら、人になる」は八重桜、椿、しゃくなげ、竹などのみずみずしい植物を題材にしました。最後に「花は野にあるように」(写真右)のようにつつましく
優美な花の姿とその心に触れるような「山村御流(やまむらごりゅう)」の
いけばな展が8階ホールで4月18日から4月23日まで入場無料で楽しむことができます。ホッとするひと時を味わうコトが出来るかも。
[杏葉牡丹]
2013年4月 6日 10:00
行って来ましたっ!
新しい歌舞伎座の柿葺落公演、しかも4月2日の初日です!
早くから切符を売り出していたものの、多彩な演目に豪華な顔ぶれで、どれを見ようか迷っているうちに時期を逃してしまい、ほとんど諦めていました。
ただ、当日しか売り出さない4階の「一幕見席」なら、中日を過ぎて少し落ち着いた頃なら、並べば何とかなるのではと、望みを繋いでいました。
それでもさすがに初日は無理だろうと諦めていたのですが、午前中に用事を済ませた帰りに、一幕見席の切符売場に立ち寄ったところ、6時開演の三部なら、1時間半位並べば買えるというではありませんか!
これは見ない手はないと、早速列の最後尾に。
係の方や前後に並んだ方達と歌舞伎の話をしていたら、あっという間に時間がたってしまいました。(5時30分に照明がついてライトアップされたときは、大拍手でした)
ちなみに「一幕見席」とは、4階に設けられた、何幕かある演目のうちの一つしか見られない専用席。
お値段は幕によって違いますが、一番安い3階B席よりも安くなります。
幕が替わるごとに入れ替えになるので、通常の席に紛れ込まないように仕切りがあり、食堂や売店・ロビー等には行けないのが、ちょっと残念。
4月公演では第三部は「盛綱陣屋」と「勧進帳」の2幕があるので、「盛綱陣屋」が終わった段階で入れ替えになります。(ただし切符を買う時に「勧進帳」の分も一緒に買う事ができるので、両方買っていれば、居残ることができます)
現在の歌舞伎公演は、他の演劇と違って、一つの物語を最初から結末まで演じることは少なく、異なった物語の有名な一幕を取り上げて独立したものとし、それらを組み合わせて一つの公演とするやり方が、多く行われています。
勿論ストーリーを全て知っていた方が理解が深まるのは確かですが、そこの一幕だけでも十分にお話として成り立ち、見せ場もあって楽しむことができます。
学生時代は少ないお小遣いの中でやりくりしなければならず、この「一幕見席」には随分お世話になったものです。
当時は急な傾斜の階段しかなくて、自由席なので少しでも良い席をと一気に駆け上がったものでした。
ところが、今度の建物は、専用の入口から入ればすぐにエレベーターがあって、楽に4階まで行く事ができて、やっぱり新しさを実感。
更に嬉しかったのは、以前は見えなかった花道がちゃんと見えるではありませんか!
「花道が見える」というのは凄く重要なことで、歌舞伎では主要な人物が花道から登場したり引っ込んだりしますが、その途中で必ずセリフを言ったり、演技をしたりします。
以前の4階の一幕見席では、音だけが聞こえて想像するだけだったのですが、新しい劇場では、弁慶の飛六方の引っ込みをちゃんと見ることができて大感動です。
勿論、歌舞伎座は劇場全体が一つのテーマパークの様なもので、食事をして、ロビーを歩き、そこでしか買えないものを売店で買い、調度品や装飾品・飾ってある美術品を見たりするのも、大きな楽しみです。
今度こそは頑張って、前売り券を入手したいと思っています。