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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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1783年創業の刃物専門店 人形町 うぶけや

[ムーミン] 2012年3月30日 08:30

 創業は 江戸時代の天明三年(1783年)大阪で開業し、幕末頃 現在地の近くに江戸店を開業、明治初年にこの場所に移転して現在に至ります。

 取り扱う商品は ハサミ、毛抜き、包丁など300種類以上。切れ味のおちた包丁を持ち込むと、研ぎなおしに応じてくれます。人形作家の辻村寿三郎先生もこちらの鋏を使用しています。

 屋号の「うぶけや」とは 赤ちゃんのうぶ毛も剃れるというところからきています。現在の「裁ちばさみ」は明治に入り,洋裁が増え それまでの和鋏が裁ちづらいことから、このお店の五代目が 原型を作ったそうです。

 現在の店は関東大震災後に建てたもので、東京大空襲にも耐え残りました。

 

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やげん堀商店会主催宝探しイベント

[北遊人] 2012年3月28日 08:30

東日本橋2丁目地域 街路灯完成記念イベント と銘打ち宝探しゲームが行われます。

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 ★宝探し実施期間  

  平成24年3月28日(水)~31(土)

 ★景品

  1等  中央スタンプ券 1万円ー10本

  2等  中央スタンプ券 5千円ー20本

  3等  図書券      3千円ー40本

  参加記念品(応募先着順、お一人様1本)

  極薄ポケットフラット傘ー400本

 

ヒントを廻り 薬研堀不動院 、紀文堂 、アスカブックセラーズ の3か所に報告する。

範囲は、東日本橋2丁目に限定されているようです。

街路灯と共に舗道もすっかり整備されています。 ume 013.JPG

清杉通り側からの薬研堀不動院参道です。

 

 

 

くすりミュージアム

[みど] 2012年3月26日 08:30

先月3日にオープンした「Daiichi Sankyo くすりミュージアム」
に行って来ました。名前の通り第一三共株式会社の本社ビル内に
あります。
このミュージアムは、くすりについて、わかりやすく紹介して、
楽しみながら学ぶことができる"体験型"をウリにしています。
何といっても「無料」なのが良いですね。

まず受付で「メダル」を受け取ります。メダルといっても直径10
センチくらいのもので中にICチップが埋め込まれています。
このメダルを各コーナーのコントローラ部分に置くと画面が動く
仕組みになっており、メダルをクルクルと回して画面の操作など
行うようになっています。

展示内容はクイズ形式のものがあったり、大型スクリーンで
鑑賞できるシアター、くすりを組み立てる3Dパズルなど楽しく
「くすりの面白さ、楽しさ」について学べるようになっています。

施設は3つのゾーンに分かれています。
ゾーン1は「からだとくすり」
体内世界や細胞の構造などを知る
ゾーン2は「くすりのはたらき」
医薬品の探索研究からMRによる情報提供活動。
ゾーン3はシアターを使ってこれまでの医薬品開発
の歴史や日本橋地域とくすりの関わりについて

私が印象的だったのは、普段なかなか見ることができない製薬会社
の工場をバーチャルとして見学できたことです。
丁寧に見学すると約1時間くらいかかります。
最後に来館記念ということで『24時間戦えますか』のキャッチフレ
ーズで有名な第一三共社の栄養ドリンク「リゲイン」をお土産に
いただきました。
また受付の隣ではオリジナルのミュージアムグッズも販売されて
います。

「Daiichi Sankyo くすりミュージアム」
http://kusuri-museum.com/
場所:第一三共 本社ビルA館 中央区日本橋本町3-5-1
TEL 03-6225-1133
最寄り駅:地下鉄銀座線・半蔵門線「三越前駅」
JR総武線快速「新日本橋駅」
開館時間:月~金10:00~17:00、土10:00~16:00
入場料:無料

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 受付嬢は美人だ

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 施設の中はこんな感じ

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    椅子も「くすり」のようになっている

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 お土産をいただきました

 

 

 

旧日本橋両国の薬屋さん

[北遊人] 2012年3月16日 08:30

 浅草御門の説明板を探しに浅草橋へ行ってみました。(江戸地図には神田川の南にある)

交番横に"郡代屋敷跡"の説明板はあるがそれらしいものは無い。

橋を渡った台東区側に、浅草見附跡の碑があり、そのそばに旧町名由来案内として旧浅草橋の説明板がある。


 江戸幕府は、主要交通路の重要な地点に櫓、門、橋などを築き江戸城の警護をした。

 奥州街道が通るこの地は、浅草観音への道筋に当たることから築かれた門は

 浅草御門と呼ばれた。

 また警護の人を配置したことから浅草見附といわれた。

 ここ神田川にはじめて橋がかけられたのは寛永十三年(1636)のことである。

 浅草御門前にあったことから浅草御門橋と呼ばれたがいつしか「浅草橋」になった。

(台東区)

 

 神田川を眺めながら中央区側に戻ると、通りの左側一帯は東日本橋2丁目、旧日本橋両国に当たります。両国の地名の残っているのは両国橋のみかなと横を見ると郵便局がある。
その名も"両国郵便局"です。両国の名が残っていました。

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 靖国通り渡ろうと前方を見ますと、立派な建物が目に入ります。

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通りを渡って近付きますと何やら懐かしい看板が見えます。

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お店の前にはこんな看板が出ています。

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お店のオーナーさんに伺ったところ、玉置薬局さんは創業明治38年とのこと。"ベルツ水"についてお尋ねすると、ドイツから東大に来られた先生の名前からとったものとのこと。

調べてみますと、Prof.Dr.Erwin von Baeltz MD PhD  のようです。


 ドイツ人医師ベルツ博士は、明治9年に政府の招きで来日し、東大医学部の前身である東京医学   校で26年間生理学、病理学、内科学、産婦人科学の教鞭をとり、日本医学のために多大な貢献をした、、、とあります。


 "ベルツ水"は、明治16年、箱根富士屋ホテルに滞在中、女中の手が荒れているのを見て処方したのが始まりとのこと。

また草津温泉を世界に紹介してくれた方でもあります。

 いわゆる明治新政府により先進的学問、技術を日本に教えるために招かれました。

日本人の荒井花子さんと結婚し、功績に対して勲一等瑞宝章、旭日大綬章を受けられています。

博士の顕彰碑は、東大構内、同図書館、草津温泉西の河原にあるそうだ。

 なお日本人に見られる"蒙古斑"の命名者である。

 ハインリヒ フォン シーボルトの親友でもあったとのこと。

 

 店内にはサイズ別のベルツ水やはちみつ、一般の薬品も、またタバコやドリンク剤も求められます。

 店内は中央に階段が二つ両サイドに見え、奥には立派な調剤室があるようです。

 カメラは嫌いなようですので、外側を撮影させていただきました。

 

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アーチ型のデザインが素敵ですね。

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壁の黒く汚れているのは、空襲による焼夷弾の跡とのことです。

 明治を残してくれている貴重な建物です。 

 そういえば、シアトル在住の方が"バンクーバーの骨董屋でお宅の金看板があった"と教えてくれた

とのこと。老舗の話はスケールが違いますね、、、。

 

 
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