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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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【中央区観光検定対策】川・橋編(3)

[Hanes] 2019年1月 5日 18:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
少し間が空いてしまいましたが、【中央区観光検定対策】川・橋編の続きです。
(これまでの川・橋編の記事はこちらから→(1)(2)
今回取り上げるのは、③川の合流地点とその前後の橋、④橋の特徴といわれです。

まずは、③川の合流地点とその前後の橋について。
突然ですが問題です!
・日本橋川が隅田川に合流した後、最初に架かる橋は何でしょうか?
・日本橋川はどこ(地名)付近で亀島川に分かれているでしょうか?
・亀島川が隅田川に合流した後、最初に架かる橋は何でしょうか?

今回はあえて答えを載せませんが、上記の問題に対してパッと答えが浮かばない方、
検定前に確認してみてはいかがでしょうか

続いて④の橋の特徴といわれは、実際に見たり、書いたり(描いたり)すると効果的に覚えられます!

■隅田川

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(絵心はなくても、特徴をインプットできたもの勝ちです

・両国橋(明暦の大火を機に架橋。当時は「大橋」。橋名の由来→(1)
・新大橋(関東大震災で落橋や火災を免れ、橋上の人々の命を救った「人助け橋」。)
・清洲橋(ドイツのケルンにあった吊橋がモデル。橋名の由来→(1)
・永代橋五代徳川綱吉50歳を祝し架橋。道路橋としては日本初の鋼鉄製トラス橋。
 明治37年には路面電車が敷設。)
・中央大橋(新川-佃間。パリ・セーヌ川との友好記念「メッセンジャーの像」有。)
・佃大橋(昭和39年、「佃の渡し」に代わり架橋。佃川埋め立てに伴い、佃橋撤去。)
・勝鬨橋(完成時には「東洋一の可動橋」と呼ばれ、1日5回跳開。
 1905年、日露戦争での旅順陥落を記念した勝鬨の渡しに始まる。)
・築地大橋環状第2号線が通る新しい橋。)

■日本橋川
・豊海橋(元禄11年架橋当時は乙女橋とも呼ばれた。梯子を横にしたようなデザイン。
 周辺風景は、北原白秋『大川風景』永井荷風『断腸亭日乗』にも描写あり。)
・湊橋(新川-箱崎間。江戸湊の出入口にあたることが橋名の由来。)
・茅場橋(昔、南詰は茅場河岸(を切って積む置場)で、これが橋名の由来。)
・鎧橋(大正-昭和には市電が走った。「メイゾン鴻乃巣」「鎧の渡し」要確認。)
・江戸橋(明暦の大火後に江戸橋広小路を整備。江戸時代には小店が集まる盛り場。)
・日本橋(慶長8年に架橋。翌年には五街道の起点に。4つの橋詰広場も要確認!)
・西河岸橋泉鏡花の名作『日本橋』の舞台。)
・一石橋(江戸時代初期に木造橋として架橋。橋名の由来も要チェック。)
・常盤橋
・旧常磐橋(江戸時代に江戸城正面大手門に通じる「江戸五口」の一つ常盤橋門有。)
・新常盤橋

■亀島川
・霊岸橋(茅場町-新川間。江戸時代は葦の生い茂る低湿地帯。)
・新亀島橋
・亀島橋八丁堀-新川間。元禄12年架橋。今の橋は平成14年のもの。
・高橋
・南高橋旧両国橋の一部を再利用。都内に現存する明治期の鉄骨橋梁としては
 旧弾正橋に次いで古い。)

■朝潮運河
・朝潮大橋朝潮橋晴月橋
・トリトンブリッジ(屋根付きの動く歩道!)
・黎明橋晴海通りが通り、トリトンブリッジと並行。)
・黎明大橋環状第2号線が通る新しい橋。)
・朝潮小橋(平成15年竣工の約113mの橋。自転車と歩行者専用。)

■その他の橋
・佃小橋(佃島完成時に架橋。橋の下には、住吉神社の本祭りで使う大幟の柱
 腐食防止のため川底に埋められている。)
・柳橋(町年寄が架けた木造橋に始まる。永代橋がモデル。
 永井荷風『牡丹の客』横光利一『紋章』にも描写あり。)
・海運橋(楓川に架かっていた。東詰に江戸幕府御船手頭向井将監の屋敷があり、
 「将監橋」「海賊橋」とも呼ばれた。)

今回ご紹介した橋がすべてではありませんが、それぞれの橋には面白いエピソードがあります。
まち歩きの際には、橋の袂にある案内板も要チェック
テキストにはない詳細な情報が含まれていることもあり、勉強になりますよ!

※本記事は、個人的な検定対策の一部をご紹介するものです。
 ここに書かれた内容を覚えると合格できるというものではございません。
 予めお含みおきくださいませ。

 

 

2019年元旦 初詣

[達磨] 2019年1月 4日 18:00

元旦、日本橋「七福神」を巡ってきました。土地柄でしょうか、芸能・商売・金運・学業の神様が勢ぞろいです。一番の人出は水天宮です。1月1日戌の日と出産ラッシュが重なって、大変な混みよう。年配者好みの4社をしっかりお参りしました。

左↓写真、強運厄除けの総本社で、約550年前に鎮座した『小網神社』、右↓写真は近郊町方に火災がなかったので火伏の神といわれる『茶ノ木神社』。

1小網神社.jpg1茶ノ木神社.jpg

左↓は勝運を授け、災難をよける神様として、400年前から信仰されている『末広神社』、右↓写真は『笠間稲荷神社』東京別社で長寿(寿老神)、お導き、幸運の神様。

1末廣神社.jpg笠間神社1.jpg

昨年2018年は天変地異が襲った年でしたが、今年はどうでしょう。元旦は穏やかな隅田川でゆりかもめと出合い『築地本願寺』では青空の下、光が射しこんでいました。お寺の作法に従って、初詣をして、安永総務長・新年の書【光】のカードを頂きました。

築地本願寺1.jpg

築地場外『波除稲荷神社』に向かいます。築地一体の埋め立て工事に難渋していた、350年ほど前に創建されて「災難を除き、波を乗り切る」波除稲荷として、築地地区を守る神様。長~い列でした。此処から隅田川テラスを歩いて15分程で、平安時代に創建され、京橋地区の産神『鉄砲洲神社』です。江戸の富士信仰の場としていたという『富士塚』の浅間神社末社にて〈ニ礼二拍一礼〉(右↓写真)。

波除稲荷2.jpg鉄砲づ稲荷2.jpg

 

 

年末年始の風情あふれる人形町通り

[しばしばしばた] 2019年1月 3日 14:00

人形町駅から水天宮前駅にかけてつづく人形町商店街では、
毎年、年末年始の時期になると、通り沿いにちょうちんが出されます。
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夜になると、ちょうちんの温かい照明が通りを照らし、素敵な雰囲気になります。
江戸の下町らしいイルミネーションの姿といったところでしょうか
人形町通りは、年間を通して様々な装いの変化が楽しめる通りですが、私はこの年末年始のちょうちん飾りが一番のお気に入りです
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「大観音寺」さんの入り口にも、ちょうちんが並びます。
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また、年末の時期には、人形町通りは「歳の市」となり、しめ縄飾りなどを売る露店が並びます。(注:2018年はすでに終了)
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この季節、歳の市以外にも、町会の方々の「火の用心」の声と拍子木の音が聞こえてきたり、玉子焼きが有名な「鳥近」さんや「鳥忠」さんには玉子焼きの予約に沢山の人が訪れていたり、平日の夜になると忘年会帰りの方々がたくさんいらっしゃったり、年末の風情で人形町の街はいっぱいになります。そして、年明けになると、初詣にいらっしゃる皆さんでまた違った賑わいとなります。

いずれにせよ、この街に住んでいる方、働いている方、訪れる方の色んな活動が、こうした「生きた賑わい」を形作っているんだなあと感じる季節です。こうした中央区の「生きた賑わい」の魅力をうまくお伝えできるよう、来年も観光協会特派員として精進してまいりたいと思います