中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

東京アートアンティーク 京橋、日本橋 画廊訪問

[銀造] 2012年5月 3日 08:30

東京アートアンティークが4月27日から4月29日に開催されました。29日(日)は、朝10:30に京橋をスタートし、日本橋までの画廊巡りを楽しみました。 では、楽しいご報告を。

警察博物館とLIXXILの間を入って行きます。 京橋3-6-12の翠波画廊さん。ピカソ、柔らかい雰囲気のシャガール、ユトリロなどの作品を扱っていらっしゃいます。 私は、Brooklyn,NY生まれのJames Rizzi の作品が気に入りました。 お土産には、ポストカードも販売されています。

CIMG0356.jpg

 

オリエント考古美術・太陽さん。西アジアを中心に、エジプト、メソポタミア、中央アジア、ガンダーラなどシルクロードを往来した文化の交流を偲ばせる品々が展示されていました。アフガンからの出土品やギリシャの銀貨なども興味をそそられました。

CIMG0359.jpg

 

 林田画廊の社長さんは、クリスマス・アート・フェスタに来たときの事をお話し、お店に展示の作品と「KYOBASHI art safari」と題して、ジャンルを越えて動物というテーマでの展示を行っていることを教わりました。 また、浦上蒼穹堂さんは、北斎漫画のコレクターであることなどを教えて頂きました。

  沢山の絵画、美術品を楽しみましたが、骨董通りで、忘れてはいけない人がいらっしゃいます。

東海道五十三次、名所江戸百景などの作品で知られる、歌川広重が住んでいました。

CIMG0363.jpg

日頃は、百貨店での買い物を楽しんで、周囲のお店に興味がなかったのですが、立派な画廊があるのを初めて知りました。 壺中居さんです。桜通りをはさんだ高島屋さんのお向かいにあります。古美術が得意のようで、立派な壺、絵画が展示されていましたが、多くの作品の値札の上には、販売済みを示す赤丸zeroが貼られていました。

CIMG0364.jpg

 

日本橋では、大きな市川蝦蔵(写楽作)の看板で有名な「海老屋美術店」、秀山堂画廊、三渓洞さんを訪問し、それぞれご自慢の展示品を拝見しました。

CIMG0368.jpg

拝見した後、「有難うございました」とご挨拶をすると、どのお店でも、丁寧に「有難うございました」と答えてくれました。 ゆったりと、至福の気分を味わった東京アートアンティークでした。

各店の情報などはこちら。http://www.tokyoartantiques.com/

ご参考:今回の催しには、62の画廊と日本橋高島屋、日本橋三越、丸善日本橋3階ギャラリーが参加されていました。ART MAPに記載された各店の特徴と自分の好みがマッチした訪問をしました。 どれくらい時間がかかるか計算しておかないと、65店X10分=650分=11時間、移動時間1時間、食事などの時間が1時間としたら13時間かかります。 できたら、2日に分けて、ゆったりとお楽しみ下さい。次回のご参考まで。 また、途中の有名店でのお食事も楽しみの一つですね。どこで、何を食べるかの計画もなさってください。より楽しい一日となるでしょう。

 

 

 

中央区にも たくさんの船が舫っています。

[kimitaku] 2012年5月 2日 15:20

    江戸は古くから運河が多く、白壁や庭園の緑と織りなし、大変美しい都だっだといわれて来ました。

 大正以後になりますと、多くの運河は埋め立てられてしまい、現在では、水の都というには少し無

理があるかもしれません。

 けれど、 みなさん 中央区の地図を、右上から右下に折り、下半分を見つめると、まだまだ運河が

たくさん見受けられます。 少しは、水の都の一面も見せてくれます。

 運河にかかる橋を渡りつつ、流れに目をやると、いろいろな船が舫っています。

それぞれの船には、長い歴史を越えてきた船、また今でも現役の船、さまざまな船たちが仲良く、舫

っています。                        

亀嶋橋からスカイツリー1.jpg  

    運河にかかる橋を渡りながら、船たちを見つめ、そよ風に吹かれて、

    「 O SOLEMIO 」 など 口ずさんでみてはいかがでしょうか。

 

 右の写真は、亀嶋橋から北東に新亀嶋橋 霊岸橋を望みました。偶然にス

カイツリーが被写体に入りました。

 真下の写真は、南高橋。 徳船稲荷のフェンスから亀嶋川を撮りました。

徳船稲荷からの船.JPGきな船と小さな船とで、あゆみ(註)を渡し、カルガモの親子のようでした。

 右は、浜離宮入口から、築地市場方面を狙ったもので

す。 左ビル群の場所は、尾張殿の蔵屋敷跡、

浜離宮の船 1.jpgその先は、浴恩園、プレジャー

ボート、屋形船、いろいろで

す。

 ここでは、江戸時代から多く

                         の船が舫っていました。

 右下は、佃島の佃小橋から望みました。

 この水面下には、今年8月住吉大祭で使われる 大幟の柱  が埋まっています。 

大幟は、佃島の祭りとともに、江戸時代の浮世絵師、安藤広重の版画、「名所江戸百景」にもなって

います。佃島の船.JPG

 下の写真は朝潮運河から佃水門を望んだもの。この運河は、ハゼ釣り

のメッカです。

朝潮運河の船.jpg 

 左下は、トリトンスクエアから月島川を望みました。

春の桜の時期は花見客の宴が開かれます。

休日に、運河を歩き、様々な船を眺めるのも一興です。

                                   中央区地図         

TUKISIMAの船.jpg 中央区地図2.jpg 中央区地図1.jpg                                        

(註)あゆみとは、船と船とを渡るときの、渡り板。                                                                                                                

 

 (毎日船は移動しています。眺めはいつも変化し

ています。 お見逃しなく。)