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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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人形町 かつぎやのおばちゃんの朝市

[kimitaku] 2013年6月22日 14:00

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 梅雨空のなか、人形町通りを歩いていると、甘酒横丁の東角に、朝市が始まっていました。


うわさには聞いていましたが、おばちゃんがひとり、店を広げ、お客さんと笑顔でお話ししています。

 

P1000208-1.jpg 写真のキュウリが見事です。カゴいっぱいのキュウリ。

朝採れのツヤツヤ、数えようとしましたが、何本あるか、数えきれません。持てばすごく重そう。。

 お客さんは、なじみらしく、皆さん、ひとことふたこと声をかけて店を後に。手にはいっぱいの野菜が。

おばちゃんの写真を撮ろうとしますが、なかなか人ごみが切れません。

 

 遠くから、おばちゃんの様子を見ていると、来る人来る人に、いつも同じ笑顔。この女性、ただ者ではない・・・・。

店がやっと空いたので、近くに行き、私はしゃがみこんで「こんにちは」とご挨拶。

 

 おばちゃんは、 「こんちは、お客さん・・キュウリが良いよ、4本で100円、もう少し負けようか・・ 」なんて笑顔で挨拶。

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 伺うと、始めたのは、まだ20代のころ、「まだ私だって、ぴちぴちだったよ・・・はははははは」 昭和3年のお生まれ。

若い人はご存じないかもしれませんが、あの、かの有名な京成電鉄で「かつぎや」をしていたそうです。今から20年前にやめて、

その後は、ここ人形町で朝市をやっているとのこと。朝自分の家で採った野菜を持ってきてるとのこと。

 

 「あんた どこだいこの近くかい、いいねえ」なんて言われて、しまいました。そのすぐ後で。

 「トマトはどうだい、これもあさどれだよ、どうだい・・」 喜んでみんな買いました。4袋で500円。

P1000209-1.jpg「儲けなんか、ないじゃない・・」なんて聞くと。

「いいんだよ、わたしゃあ・・趣味なんだよ」 「家にいてもつまんないし、ここにいりゃ話し相手がいるかんね」

「今の若いもん、こんな荷物持てないよ、この何倍も重たいのもって電車に乗ったんだから、大変だったよ」

 昭和40年代、そのころの京成電車の先頭車両、佐倉あたりから「かつぎや」のおばちゃんたちが乗り込み、

都心に入ると、各地のお得意さんを回って、野菜を売り歩いたのだ。

 

P1000212-1.jpg 今、おばちゃんは、我孫子にお住まい。旦那が、朝7時 ここまで、軽トラで乗せてきて、ここに置いてかれて、11時まで商い。

今日のおばちゃん、野菜の売れ行きが良くて、あと残すはキュウリだけ、旦那の来るのを、ひたすら待っていました。

  お店は一週間に一度、雨や天気の悪い日はお休み。体調の良い時でないと、出られないそうです。

おばちゃんと握手して。 「また来るね」「あんたも、元気でね」とわかれました。

 

 「お名前は・・?」  と尋ねると

 「名乗るほどのもんでねえ  ははははははー」

昭和の熱い青春のほとばしりをおばあちゃんからいただきました。

 

 

 

おしゃれに薬を学びませんか(くすりミュージアム)

[橘] 2013年6月21日 09:00

日本橋本町三丁目(昭和通りを挟んで小津和紙の向かい)にある "くすりミュージアム" をご紹介します。

 

"くすりミュージアム" は第一三共(株)の本社ビルの1、2階にあるとてもおしゃれなミュージアムで、無料で入れます。

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入口です

 

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                      1Fのエントランスです 

 

入り口で直径7,8cm、厚さ2cm弱の半透明のプラスチックのメダルを受け取ります。

まず、カプセルエントリーにてメダルを登録、その後は、

 

 ゾーン1 "くすりってなんだろう" 

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 ゾーン2 "くすりとからだ"  

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            <薬が体中にどの様に

          

             流れて行くかが分かる

             人体模型です>

 

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            <コレステロールを掬うゲームです>

 

      "くすりのはたらき"

      "くすりをつくる" 

と各コーナーで、入り口で受け取ったメダルを使って機械と対話しながら色々な情報を教えてもらったり、ゲームをしながら勉強していくことが出来る様になっています。

 

機械と対話といっても、操作は簡単ですし、係りの方も親切ですよ。

 

そして、最後のコーナーは3面のシアターで "くすりのあゆみ" を鑑賞できます。

 

私は、常々薬はどうやって体の中の悪い部分に効くのだろう? と疑問を持っていましたが、

当ミュージアムで学んだお蔭で何となくですが理解できた様な気がしています。

 

皆様も薬に付いて知りたいことがあれば、是非 "くすりミュージアム" に行かれては如何でしょうか。

 

くすりミュージアム  

URL: http://www.kusuri-museum.com

TEL: 03-6225-1133

 

 

 

 

京橋にライブハウス「FANY FANY(パニパニ)」がオープン

[杏葉牡丹] 2013年6月20日 14:00

江戸時代の京橋と言えば、初代中村勘三郎が櫓を上げた江戸歌舞伎発祥の地で、繁華街として賑わっていた場所。
ところが現在では、大きなビルが建ち並び、行き交う人たちのほとんどは、ネクタイにスーツ姿のビジネスマンかOLさんたち。
昼間は沢山いた人たちも、夜になるとサーっといなくなり、ちょっと味気無いビジネス街という感じです。
でも、スーツ姿のビジネスマンでも、学生時代は髪を伸ばしてギターを弾いていたとか、昔取った杵柄で最近『おやじバンド』を始めた、なんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか。


そんな方たちが、仕事帰りに気軽に寄って和めるライブハウスを、音楽プロデューサーのPaPa(牧田和男)さんが、京橋にオープンしました。


私が行った日は、シンガーソングライターの小林義孝さんにカホーン(パーカッション)の蜂谷さんが加わったアコースティックライブ。

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ほとんどが小林さんのオリジナル曲でしたが、学生時代に作った曲から、還暦が見えてきた最近の曲(タイトルは『もうすぐレッドちゃんちゃんこ』)まで、その時その時に感じた素直な気持ちを綴った歌詞に、同世代として苦笑いしたり、分かる分かると頷いたり。
子供が小さかった時のこと、お母さんを介護している時に思ったこと、大好きなサッカーや海のこと、曲の前のコメントを想いながら聴いていると、本当に情景が浮かんできそうです。
小林さんの明るくて暖かい人柄に、会場もやさしい雰囲気に包まれ、あっという間に時間がたってしまいました。
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小林さんは定期的に出演の予定とのことですが、他にも多彩な出演者が予定されているそうなので、仕事帰りにでも、いらしてみてはいかがでしょうか。

5月にプレオープンして、最近本格的に営業をスタートしたとのことで、
当面の営業時間は、月曜から金曜が17時頃~23時
土曜・日曜は12時~23時の予定だそうです。

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ライブカフェ FANY FANY(パニパニ)

 

中央区京橋1-12-7小林ビル1F
電話 03(3561)0801

 

 

和紙の老舗 日本橋小津和紙

[ムーミン] 2013年6月19日 14:00

 

  1653年創業の日本の和紙の老舗「小津和紙さん」を  日本橋本町に訪ねました。

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  小津史料館の松浦館長と ギャラリー、文化教室担当の中村さんが 気持よく 応対してくださいました。

  現在 このビルは 耐震工事中の為 史料館、ギャラリーなどは 縮小されて展示などはされているそうです。

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館長さん

 

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資料館内部

 

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千両箱(江戸時代に使用) 千両をこの箱にいれると 20キロ位の重さになります。

 創業者は 伊勢松阪の出身で 親族の中から国文学者の本居宣長も輩出しています。しかし 昭和4年 小津創業家は 事業より撤退。社員のなかから 社長が決まりました。 現経営者は 17代目だそうです。下記の写真は 小津創業家系図です。

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和紙の産地は主に 越前、土佐、美濃です。

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 昨今 和紙のニーズが すくなくなったので 和紙の生産者は 家族だけでやってる 家がほとんどだそうです。

 館内には 素敵な 和紙で出来た 創作ウェデングドレスが展示されています。

  

 

 

「ユトリロ展」~パリ、その愛。純粋な心と苦悩

[織衣舞] 2013年6月13日 09:00

 

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  6/12(水) ~ 6/24(月) 日本橋高島屋8階ホールにおいて 「ユトリロ展」が開催

 

 されています。"モンマルトルの画家"といわれたモーリス・ユトリロ(1883 ~ 1955)の

 

 生誕130年記念の回顧展です。

 

  少年時代、家庭の事情からアルコール依存症となり そのリハビリとして絵を描くように

 

 なったのが、この道に入るきっかけでした。その才能は瞬く間に開花し、数々の名作を世

 

 に送り出しました。 

 

  その一方で、アルコール依存症の影響や人間関係から 多くの悩みを抱え、絵画表現

 

 のみが自らの魂の救済であったのかもしれません。

 

 ワインを1日 8~10L も飲み 「リトリロ」といわれるくらいになり そして絵をかく。なん

 

 という日々を送っていたのでしょうか。

 

  この展覧会では傷つきながらも純粋な魂を表現した作品70点が展示されています。

 

 

 

陶磁器特別セール開催中「ギャラリー砂山」さん

[さとけん] 2013年6月 3日 08:07

 

近所の陶磁器ギャラリーの「ギャラリー砂山」さんに行ってきました。

 

ちょうど特別セール開催中でした。

 

現在の場所に3年前に移転されたそうです。

 

現在の特別セールで、は昭和時代に活躍された名匠を一堂に集め、茶碗を中心に花入・酒器等50余点を展示即売されます。

 

珍品の数々が出そろい、懐かしい作家の作品が陳列されます。オーナーの石川様のお父様が描かれた絵画もあります

 

手ごろな値段でお買い求めいただけます。オーナーの石川様が陶磁器に素人な私にも親切にに教えてくださいました。この機会にぜひお立ち寄りください。

 

場所は次の通りです。

 

中央区日本橋茅場町2-11-5 山口ビル2F

TEL 03-3668-4950  ギャラリー砂山 石川潤一様

 

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