[ジミニー☆クリケット]
2015年5月21日 20:00
[佐平次]
2015年5月17日 09:00
日本橋に日本唯一の6☆ホテルがあるのをご存じだろうか?
そのホテルの名は「マンダリンオリエンタル東京」だ。
このホテルは香港に本社を持つマンダリン オリエンタル ホテル グループが日本で2005年12月にオープンしたラグジュアリーホテルだ。
同グループは1974年にタイのバンコクにある、常に世界のホテルランキングでトップを誇る名門『ザ・オリエンタル・バンコク』(現・マンダリン・オリエンタル・バンコク)をも買収している。
外資系、国産を問わず、ホテルランキングではトップを独走。ミシュランガイド東京ではホテル格付け最高ランクの評価を得ており、米国の権威ある格付け機関(アメリカン・アカデミー・オブ・ホスピタリティー・サイエンス)からは、世界で初めての「六つ星」の最高評価を取得しているのである。
日本橋にある国の重要文化財である三井本館の隣に建設された大型複合再開発ビル日本橋三井タワー(千疋屋日本橋総本店のあるビル)の30階から36階を占めるのだが中央通りからは何処にホテルの入口があるのか非常にわかりづらい。
ロビー正面の小さな入口を入り少し奥に進むと左手にエレベーター乗り場がある。
ホテルのフロントは最上階(38階)にあり、その階と下の階にホテルのロビーと朝食用のレストランやティ―ルームがある。
客室は専用のエレベータで降り部屋のカードキーがないとエレベーターには乗れないが、このロビーまでなら誰でも入れるし全面ガラス張りのロビーから視る東京の景色は周りに高い建物があまりないので格別である。 もちろんティールームでお茶を飲むのもいい。
しかし、本当のお勧めはロビーからの眺めではないのだ!
ロビーの横にあるトイレに入ってみよう! さすが6☆ホテル、素晴らしいトイレだ! 手を拭く暖かいおしぼりもふんだんにある。
でも一番素晴らしいのはトイレからの景色である。 全面が総ガラス張りで真正面にスカイツリーが、また途中に高い建物がないために隅田川とともに一望できる。
これだけ見事な東京の下町風景とスカイツリーを望める展望台はそうそう無いだろう(それも無料で!)
さて、ロビーに戻るともう一つ値打ちのある風景を楽しめる。
トイレと反対側、つまり西向の窓では東京駅周辺のビル群が目前に見下ろせるのだが、もっと近づいて真下を覗き込んで見てください。 緑色の屋根の建物が見えます。これが1974年(昭和49年)に国の重要文化財に指定された日本銀行本店本館です。
東京駅などを手掛けた建築家辰野金吾氏の設計で、柱やドーム<丸屋根>などのバロック様式に、規則正しくならぶ窓(まど)などのルネッサンス様式を取り入れた「ネオバロック建築」で、ベルギーの中央銀行を手本にしたとされている明治時代の近代洋風建築を代表する作品です。
この建物は上空から見ると『円』に見えることで有名ですが、建築当時の『円』の正字は『圓』であるため『円』を意識したものではないと言われてます。しかし『圓』の略字(手書き文字)として『円』の字は昔から使われているので、やはり『円』を意図してこの形にしたとの説もあり、この方がロマンティックな気がしますが...。
ともあれ、この『円』の形をした日本銀行の建物を真下に見られる場所は他に無いと思われますので是非ご覧になってください。(実際は横向きですが...)
このマンダリンオリエンタルホテル東京は全178室。最もベーシックなデラックスは約50平方メートルの広さで部屋代は朝食込で5万円(ツイン)。他の有名ホテルと比べてもそれほど高くもないので話題作りに泊まってもいいかも。
[銀造]
2015年5月13日 18:00
るかなび ランチタイム ミニ講座&ミニ落語は、
平成27年5月21日(木)12:30から開催されます。
今月の講座は、「自分で守ろう、自分の健康」です。
12:35から<ミニ講座>「毎日コツコツ 骨の健康づくり(その2)」があります。
骨粗鬆症とか骨に関する問題を、自分の体への対策を考える良い機会ではないでしょうか?
12:50からは、<落語>山朝亭半゜佐さん(Sanchoutei-Pansa)さんによる軽快な口調による楽しい落語が語られます。
この方の落語は、以前にお聞きしたことがあるので、面白いのは請け負います。
(以前の様子は、こちらをご覧下さい・・・・・・/archive/2014/01/srsanchopansa.html
では、為になる健康講座と落語、現地でお会いしましょう!
[ジミニー☆クリケット]
2015年5月13日 09:00
明治の文豪、夏目漱石の作品には、日本橋がしばしば登場します。そのため、特に関係の深い場所には、石碑が建てられています(下の地図上の赤〇地点)
日本橋室町1丁目の日本橋三越本店の屋上()に、「漱石の越後屋」の碑(A)があります
「三四郎」始め漱石の作品には、よく「越後屋(三越)呉服店」が登場することを記念したものです
日本橋1丁目6(コレド日本橋アネックス広場の南東)には、「漱石名作の舞台」の碑(B)があります
「三四郎」や「こころ」に出てくる寄席「木原亭」(木原店(きはらだな))がありました
日本橋中州5(清洲橋西詰近くのマンション脇)には、「漱石『猫』上演の地 眞砂座跡」の碑(C)があります
漱石の作品で初めて舞台化された「吾輩は猫である」が、眞砂座で上演されたことによります
このほか、碑はありませんが、「吾輩は猫である」等に、白木屋がでてきますし、同じく「吾輩は猫である」には丸善も出てきます
白木屋は、現在、コレド日本橋(日本橋1-4-1)ですし、丸善は、日本橋2-3-10です
[ジミニー☆クリケット]
2015年5月12日 09:00
[下町トム]
2015年5月11日 14:00
東京は河川の多い町です。その中でも中央区は江戸時代から水運で支えた地域なので、戦後埋め立てられて減ったというものの、河川や運河が今でもいくつも残っています。
隅田川には上り下りのクルーズが何種類か運航されており、多くの観光客で賑わっています。中央区のなじみ深いところでは、〔浜離宮庭園〕や〔明石町〕に乗り場があり、浅草やお台場方面への船が発着しています。陸上とは異なる視点で町を眺めるという観光もまた面白いものです。
春の桜、秋の雲などももちろん素敵ですが、新緑から万緑への移ろいのこの季節もまた、岸の緑を遠間に眺めて舟に揺られるのもなかなかいいですよ。
東京都公園協会が運営する「水上バス」の中で、おすすめは「川めぐり橋めぐり」です。小ぶりの愛らしい遊覧船「カワセミ」に乗って、日本橋のたもとから発着し、市中の河川や名橋を観て周るとても楽しいクルーズです。「日本橋川・神田川めぐり」は特に江戸の古い町なかを巡り、船上からその歴史や文化を確かめることのできる興味深いコースです。
この水路が江戸の町の発展を支えてきたと思うとその重要性を改めて感じることができます。
柳橋の風情を味わったり、美しいフォルムを見せる清洲橋や永代橋に見ほれたり、見どころたくさんです。神田川の方も聖橋まで遡っていきますから、ちょっとした冒険気分も味わえます。
舟から上がったら、日本橋界隈を散策しグルメやショッピングでもう一つの楽しみを味わってから帰途につくのもいいでしょう。
運航スケジュールが不定期なので事前に良く確かめてお出かけください。爽やかなこの季節に川風に吹かれて江戸の香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。