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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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京橋の丘と中央区エコタウン構想

[之乎者也] 2015年7月26日 09:00

海の日の連休とともに中央区も一気に梅雨明けですね!ようやく待ち望んだ夏到来ですが、街なかを歩いていてもものすごい暑さです。中央区にも浜離宮庭園や浜町緑道など緑の豊かな場所もありますが、銀座から日本橋にかけての商業地区はビルも多いためか緑も少なめです。

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さて、日本橋ですこし遅めのランチを食べて中央通りを京橋方面へ戻ります。中央通りは歩道の車道寄りに花壇が続く「はな街道

(特派員の○傘さんの「2011年5月14日のブログ記事(/archive/2011/05/post-793.html)もあって、季節毎の花が楽しめる素敵な場所ですが、残念ながらほとんど街路樹の木陰が無くこの季節は歩くのもちょっとつらいなぁと思いながら汗を拭き拭き歩いていくと、目の前に突然緑の豊かな空間が。。。そう、京橋の丘です!TKY SQR GDN (2).jpg中央通り、鍛冶橋通り沿いの歩道はもちろんのこと、ビルの地下1階から5階までのベランダまで緑の樹木や草花で覆われていて、どことなくリゾート気分です(1階にはアウトドア用品専門店のmont-bellもありますので、そのまま登山にも出掛けられそうです(笑)。)

 

さて、既に多くの特派員の方がブログ記事を書かれているので、詳細はそちらをご覧戴ければと思いますが、この素敵な空間は東京スクエアガーデンという24階建(高さ124メートル)の超高層ビルです。この場所にはもともと大正時代に建てられた旧片倉工業本社ビルが建っていましたが、それを建て替えて2013年にオープンした新しいビルです。観光協会特派員も登場する中央エフエム84.0MHzの番組「大好き!中央区」の収録がこちらの地下1階のスタジオで行われているほか、ビルの6階には京橋環境ステーション(中央区立環境情報センター)もあります。

  

緑豊かな「京橋の丘」に「京橋環境ステーション」。。。

以前「変貌する京橋地区~マリオットと明治屋~(2014411日)」というブログを書いて、歴史的建造物を生かした地域の魅力・価値向上への取組みについて紹介しましたが(/archive/2014/04/post-1962.html)、京橋は地域の地域環境の改善ということでも、中央区そして日本をリードする「エコタウン」の実現へ向けて変貌を始めていたのでした。

  

中央区では20126月に「中央区エコタウン構想http://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/seisaku/kankyotopikkusu/ecotownkousou.html)」

 

を策定し、構想を具体的に進めていくための2つのモデル地区のうちの一つとして東京駅前地区を業務系モデル地区に指定しています。

KYBS KSTN.jpg京橋環境ステーションは東京駅前地区のエコタウンづくりの重要プロジェクトの一つとして「最先端の環境関連技術の情報提供、普及啓発」を行っていくことを具体的な役割とされており、エコテク(環境関連技術)への取組みに積極的な企業による展示・紹介がされているほか、環境に関心の高い区民向けの講座やイベントなども幅広く行われています。京橋環境ステーションを中心としたエコタウンへの動きにより、今後東京スクエアガーデンに限らず、中央区が緑の豊かな住みやすい街になってほしいなあと思いながら午後の仕事に戻りました。

 

 

「假屋崎省吾の世界展」〔日本橋三越本店〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年7月24日 18:00

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日本橋三越本店新館7階ギャラリーで、華道家假屋崎省吾の世界展」が開催されています

期間は、7月22日(水)から8月3日(月)までです。

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今年は、琳派400年徳川家康没後400年だそうで、この「世界展」では、室町時代から江戸時代まで、それぞれの時代をイメージしたコーナーを設けて、假屋崎省吾さんが、で各時代の「美の世界」を表現しています

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会場は写真撮影禁止のため、ことばでお伝えするしかないのですが、豪華絢爛美しいです

"生きた"と"枯れた流木"との組み合わせが豪快です。モニュメントのようでもあります

大胆、かつ繊細が本当に綺麗です

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本館1階中央ホールでのイベントスケジュールも、7月22日(水)から28日(火)まで予定されています

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デモンストレーショントークショーミニアレンジ教室サイン会も行われます

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假屋崎省吾の世界展」〔日本橋三越本店〕のHPはこちら ⇒

http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/event/shogo_kariyazaki/

index.html;jsessionid=p5fhVtyX0SW1LBmfYyx4tqyKbCdjlhR1y2TQNygbhZqYP8

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中央通り、和紙の"榛原(はいばら)"さん(街さんぽ その4)

[お江戸のマーシャ・堀内] 2015年7月24日 14:00

気温35度、南からは台風が来ています。
そんな真夏になる頃、中央通りを南へ、COREDO日本橋を通り過ぎ、少し歩いた所に
5月20日に本社を移転された"榛原(HAIBARA)"さんに立ち寄りました。

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200年以上続いている伝統の紙の技を、今に伝える老舗、建物の概観のデザイン自体が
お洒落で目を引きます。入り口の右側ショーウィンドーには、涼しげな団扇が見えます、
中に入ると、全体の色調が明るいデザインがとても美しい空間です。

 

偶々、日本橋ワーカーズの会;アサゲで、マエヒャクとして登壇された

広報の中村さんと初めて出会い、詳しいお話をお聞きしました。

ありがとうございました。

 
*江戸後期の1806年、小間紙問屋として出発、千代紙、木版刷りを手掛ける。
*西郷隆盛、勝海舟なども、榛原さんの和紙を使ったりして、和紙で物書きをするのは、
  当時一種のステータスシンボルだったようです。
*デザインは河鍋暁斎 柴田是真といった一流どころにお願いしていた。
*そして明治の文明開化、和紙の輸出、洋紙の輸入など、そして日本で初めて方眼紙を作った。
*大正時代に開発に成功した榛原製記録紙が、アポロ11号に搭載され、月面記録に用いられる。

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因みに、今年、私は、榛原さんのこの蛇腹便箋セットで、暑中見舞いを書く予定です。
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ところで、老舗のみなさんは、英語名を大体、NIHOMBASHIとして使われているようです、
今風に(現代文法では)、NIHONBASHIのようで混在している状況、
やはり風情を感じるのはMだと思うのです、、。

 

少し歩けば高島屋さんです。水を飲みながら歩きます。

 

 

もうすぐ土用の丑の日★野田岩で鰻重

[まぴ★] 2015年7月23日 14:00

今年の土用の丑の日は7月24日と8月5日だそうです。

丑の日に近いと混むので、少し早めに行ってきました。

 

前から行きたかった野田岩、なんと創業200年の老舗です。

本当は銀座店に行きたかったのですが、行けるのが日曜日しかなくて、

銀座店も麻布の本店も日曜日が定休日。

 

それでふと思い出したのが、日本橋高島屋8階の特別食堂です。

デパートなのでもちろん日曜日も営業しています。

 

ただ、7月12日に行ったのですが、90分待ちでした。。。

特別食堂には帝国ホテル、大和屋三玄、野田岩が入っているのですが、

時期的にも鰻を食べている人が圧倒的に多かった気がします。

 

あとここの特別食堂は、しょっちゅうお茶を取り替えにきて、

最後にはほうじ茶も出て、すごくサービスがよかったです。

 

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鰻重と一緒に煮こごりも注文したのですが、

暑い日だったので、ひんやりして美味しかったです。

 

鰻は関西と関東で焼き方が違いますが、

こちらに来てからは関東風の鰻を食べることが多く、

違ったよさがあってどちらも美味しい~(*^^*)

 

野田岩のホームページ

 

 

 

中央通り、丸善・日本橋店にシーボルト(街さんぽ その5)

[お江戸のマーシャ・堀内] 2015年7月23日 09:00

さて、中央通りをの街さんぽを続けています、今度は南に向かったまま
右手には高島屋さん、左側を歩きますと、本屋さんの丸善・日本橋店があります。
丸善といえば洋書コーナーの3階ですが、ここのワールド・アンティーク・プラザで、
8月4日まで、"シーボルトに編まれた日本"という題名で古書展示会が開かれています。

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シーボルトといえば、1823年から鎖国日本へ長崎出島のオランダ商館医として6年間、多くの分野で
日本を分析し、それを国内外に伝播してくれた一級の外国人という印象があります。
シーボルトが残してくれた文献から、江戸後期の日本人の文化風土、生活がビジュアルで見られます。
また、昔の日本橋辺りの風景の図などもあります。確か、将軍へのお目見え(ご報告)ということで、
徳川家斉あたりだったろうと思います。その時は、室町3丁目当たりの"長崎屋"に
泊まったのだろうと思われます。シーボルトには、多くの日本人の友人がいたのでしょう、
海外と接するには、先ずは言葉が出来ること、友人を作ること、
これが秘訣だということは今でも変わりないことと思います。

 

お帰りには、ハヤシライスを如何でしょうか?この由来は、よく言われている、
丸善創業者の早矢仕有的(はやし ゆうてき)さんが作った牛肉と野菜のごった煮に由来するとか。

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八重洲・パリ祭展〔ギャラリー八重洲・東京〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年7月16日 18:00

ギャラリー八重洲・東京」をご存知でしょうか

八重洲地下街外堀地下3番通りにある、とてもオープンな雰囲気のギャラリーです

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現在、ここで、「八重洲・パリ祭展」が開催されています

この企画展は、2008年に日仏友好150周年を祝って始められたもので、今年で8回目を迎えます

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40名近い作家の方々がパリにちなんだ作品を出品されており、風景画あり、人物画あり、心象風景を描いた作品ありと、盛りだくさんで、きっとお気に入りの作品に出会えることでしょう芸術

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ちなみに、八重洲地下街は、今年でちょうど50周年、「ギャラリー八重洲・東京」は今年でちょうど20周年だそうです

週替わりで、展示会が開かれています芸術

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開催期間は、7月13日(月)から19日(まで、開催時間は午前10時から午後7時までです(最終日は午後3時半まで)。

場所は、下の地図で赤枠の部分です。

ヤエチカ」にお越しの際は、是非立ち寄ってみてください

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ギャラリー八重洲・東京」のHPはこちら ⇒

http://www.yaechika.com/gallery.php

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