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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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追儺祭 <豆まき>

[サム] 2017年2月 6日 12:00

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DSC03647SQRS'G.jpg 2月3日の節分の日に行なう、除災招福の神事儀礼のひとつとされてきた豆まき。

住吉神社(佃1)では、追儺祭祭典齋行後、15:00より、恒例の豆まきが行なわれました。

舞台より、豆とお菓子がまかれると、境内に集まった大勢の子供たちが一斉に手を伸ばします。

節分とは、本来、季節の変わり目で、立春・立夏・立秋・立冬の前日。立春は1年の始まりとして特に重んじられた為、次第に節分といえば春の節分を指すようになったとされます。

立春新年という言葉もあり、宮中では、節分に旧年の厄や災難を祓い清める「追儺」の行事が行なわれてきており、室町時代以降は、豆をまいて悪鬼を追い出す行事へと発展し、次第に一般民衆にも広まり、現在に至ると考えられています。

尚豆まきに用いられる豆は炒り豆とされ、炒るは射るに通じ、"魔目" を射ることで、"魔滅" に通じるとする説もあるようです。

 

 

 

春寒のプランツウォーク

[サム] 2017年2月 5日 09:00

DSC_0001LS'.jpg 晴海トリトンプラザ2F「i green ポケットプラザ花・水・樹 」の専属ガーデナーの案内で園内を散策する、毎月恒例のミニガーデンガイドツアー。

今月は2月2日に開催されました。

サウストリトンパークの花壇ではストックが咲き誇っています。

緑のテラスには、この時期に相応しいフク

DSC03561RSG.jpgジュソウ、セツブンソウ(左画像)が、また、さざなみ通り沿いの植樹帯にはフキノトウが顔を覗かせています。

花の中心の黒い部分(葯)が蛇の目模様に見えることから名付けられたとされるジャノメエリカ。

ゴモジュは、葉を揉むと胡麻の香りがすることに由来とする説、琉球王朝の宮殿の門前に植えられ、縁起木として好まれた御門樹に由来とする説等、諸説がある由。

クレマチスアンスンエンシスは、常緑性の冬咲きで、下向きに咲くユニークな花。

多肉植物のエケベリアも、小輪ながら、色鮮やかな花を付けています

この他に、まだまだ花数は限られますが、花のテラスを中心に、ナニワズ、キルタンツス、パンジー、ビオラなどが楽しめます。

今回は特別にバックヤードの腐葉土づくりの現場も見学させていただきました。

 

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左から、フクジュソウ、ジャノメエリカ、ゴモジュ、クレマチスアンスンエンシス、エケベリア

 

 

 

浜離宮恩賜庭園で野鳥観察

[佃のうさこ] 2017年2月 4日 14:00

1月30日野鳥観察に、浜離宮恩賜庭園に行って来ました。

先ずは、大手門橋から見る築地川で、一年中見られる留鳥のカルガモとオオバンが出迎えてくれました。

 

カルとオオバン.jpg

中に入って時計周りに。今満開の菜の花畑と梅のある草原では、小鳥達がせっせとお食事中。こちらは留鳥のハクセキレイに、メジロに、ムクドリにヒヨドリです。

 

留鳥お花畑.jpg 

こちらは、冬にしか会えない冬鳥で、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキの雌さんです。

 

冬鳥の小鳥お花畑.jpg

 

水上バスの発着場に来ると、トビが、、乱舞、空中戦?? キジバトは静かに草むらに。

 

トビとキジバト.jpg

 

冬にしか会えないセグロカモメとユリカモメ。大きさの違いは、こんなに。

 

冬鳥セグロカモメ.jpg 

庚申堂鴨場にやって来ました。少ないな~。昨年の冬は、もっともっと密集して居たのですが、今年はゆとり空間ですね。

 

こうしん鴨場.jpg 

冬鳥のマガモとホシハジロは、気持ち良くお昼寝中??オナガは、起きていました。目を開けて顔をうずめているのは、体温保持のためです。

 

マガモホシハジロ.jpg 

潮入の池、中島の御茶屋付近です。

 

汐入の池.jpg

 

左から冬鳥キンクロハジロ、中央がコガモ、右がハシビロガモです。ハシビロガモは、中央区では、ここ浜離宮でしか見れないので貴重な存在です。

 

コガモはしびロ.jpg 

潮入の池からつづく横堀、左から留鳥のコサギ、カワウとアオサギです。

 

こさぎカワウ.jpg 

横堀は、庭園内で最も近くで水鳥を見ることが出来ます。また、日当たりが庭園内で一番良い水辺なので、鳥たちの泳ぐ姿が可愛らしく見れます。

 

浜離宮恩賜庭園の野鳥観察、今回は、22種類の鳥たちに出会えました。

 

☆特に寒い日は、鳥たちはうずくまっているだけなので、少し面白味に欠けるかもしれません。また、庚申堂鴨場では、双眼鏡があると一層良く見れます。

☆お花畑では、人通りが無くなったら鳥たちがやって来るので、静かに待っていてください。

☆庚申堂鴨場は木々が大きく日陰で寒く、一部、足場も悪いところがあるので注意してください。

 

中央区で一度に多くの小鳥と水鳥と、海辺と林と両方の野鳥たちと出会える素敵な庭園です。

どうぞ、冬の暖かい日にお出かけください。