[銀造]
2009年11月26日 08:30
新富町駅から、あるいは築地駅より築地本願寺を経由して築地川公園、聖路加看護大学
辺りを散歩してみましょう。 まさに、自然が織り成した芸術の世界です。
築地川公園の紅葉した「ハナノキ」と黄葉の「ケヤキ」、後ろの緑の「クヌギ」が綺麗です。
播州赤穂藩浅野邸跡、芥川龍之介の碑を通って、聖路加の前を通ります。
「ユリノキ」、英名「チューリップ・ツリー」が黄葉しています。
ちょっと文化的な、「慶応義塾発祥の地」、「解体新書」などの碑を見て、周辺の居留地跡に
創設された大学の碑を巡るのも楽しいですよ。 そして、
「タイム・ドーム明石」の裏手にある、あかつき公園へ入ってみると、
日本の近代化に多大な功績と、物議をかもした著名な方の胸像が。 シーボルトさんです。
この人によって、日本の桜草とかの植物は、ラテン名にて学名登録されたのですね。
ちなみに、「サクラソウ」は、Primura sieboldii で、このsieboldii と付いた植物名は幾つ?
聖路加タワーも素敵ですね。この裏手の隅田川テラスにも米国公使館の石碑モニュメントが。
あかつき公園を出ると、黄金に色づきつつある「モミジバフウ」(楓)です。
残りの緑との調和は、絵の具を塗った油絵が輝いている様です。
この<まるごとミュージアム!>の賞味期限は、12月2日ぐらいまででしょうか。
お早めに。
銀造
[銀造]
2009年11月13日 08:45
今日は伝統ある料亭でのランチをご紹介。 「新三浦」さんは、明治時代からの料亭。
築地1-8-1の築地警察署の斜め向かいにあります。
正面の入り口は、厳かでちょっと入りにくい感じがしましたが、
さてと、何を頼もうかな。う~ん、お値打ち。 正面から2階へ上がろうっと。ガーデンは裏手に。
ご主人が「どうぞ、どうぞ」と中へ招き入れてくれ、写真を撮るのにドアが半開きになりました。
2階の椅子で食べられる部屋。良い絵と生花が生けられています。
親子丼を注文しました。手揚げ田舎風の油揚げの味噌汁。 温まりました。
鶏肉が小さくカットされていて、食べやすく、味も滲みてて 大変美味しかったです。
裏手には、モダンな造りの「SHIN MIURA GARDEN」、 あなたはどなたと?
ちなみに、夜は水だきコース¥8,500からとか。 夜も来たいな
新三浦 築地店の電話番号は、03-3541-0811 です。
お値打ちの美味を巡る彷徨は、まだまだ続きます。
銀造
[海舟]
2009年11月 9日 09:00
寛政5年(1793年)9月、11代将軍・家斉、前老中首座・将軍補佐・松平定信以下
幕閣が列座するなか、鎖国下、遭難・漂流のすえ10年に亘りロシアに逗留、
首都ペテルブルグにおいてエカテリーナⅡ世に謁見、かの地の国情を見聞し
奇跡的に帰国した2人の伊勢漂流民・大黒屋光太夫と磯吉は、江戸城内吹上御所にて
尋問を受けました。
様ざまな尋問の結果、南下政策をとるロシアは、日本の社会、文化、地理等
各種広範囲に渉る情報を収集していることが判明、更にロシアにおいて周知されている
日本人として桂川甫周、中川淳庵の名が挙げられます。
光太夫の口から発せられた「カツラガワホシュウ」の言葉を聞いたとき、
当の桂川家4代・甫周国端(くにあきら)の驚きと感慨はいかばかりであったでしょう。
そして今、面前に陪席、尋問している人物こそが桂川甫周その人であると分かったとき、
光太夫もまた驚きを隠せなかったでしょう。
将軍家斉に与えた感銘は深く、列席する幕閣周辺より賛辞を得ます。
その後、この訊問は引き続き場所を他所に移し詳密に実施され、幕府及び甫周に
多大な情報を提供しました。
後日(寛政6年)、この研究成果は桂川甫周『北槎聞略』に結実します。
桂川家はこれ以降も、将軍侍医(奥医師)として誠実に役割を勤めると共に
市井にあっては自由闊達で温厚な家風の下、徳川幕府崩壊まで、江戸蘭学の宗家として
オランダ流外科の学風を守り、江戸蘭学界において大きな役割を果たしました。
参考図書 : 戸沢行夫 『江戸がのぞいた<西洋>』 教育出版
山下恒夫 『大黒屋光太夫』 岩波書店
[銀造]
2009年11月 4日 09:00
11月1日、まるごとミュージアムに聖路加タワーの下の隅田川テラスにある「明石町防災船着場」にて、乗下船のお世話やタイムドーム明石へのご案内、若松屋さんでのペーパークラフト展、町へのご案内を、楽しくさせて頂きました。英語圏の方々、フランス語、スペイン語も聞こえてきました。
さあ、いよいよ出航です。 楽しく Vサインでポーズを決めてくれました。後ろには、大川端が。
津軽古流三味線の大内清野(和巳)さん。早い時間から盛り上げてくれました
奇抜な衣装でのマジック。待ち時間を楽しく過ごさせてくれます。
小学生の坊ちゃんも参加。リングを投げますと、・・・・。無事、他のリングと一つになるか
他の男子も参加。盛り上がってきます。
ボートは、晴海の黎明橋の「朝潮小型船発着所」へ。ここからトリトンへ行くんだね。
昼休みに乗船。 お客様のお喜びの自然な笑顔。 僕も嬉しくなりました。
リヴァガイドのお姉さん。「髪の乱れに手をやれば、・・」、。しっかり手すりを掴んでいます。
「楽しかったあ~」の声。 またまた、嬉しくなりました。
初めて会ったボランテイアの方々ともお話が出来、来年も参加しようと思います。
銀造
[グッピー]
2009年11月 4日 08:45
皆さん、こんにちは、ぼく『グッピー』です。
しばらくぶりの投稿 です。
先日、中央区観光協会の要請で、中央区観光協会50周年記念事業の中の『まち歩き産業コース』の
「築地②コース(鳥藤・江戸一・つきぢ松露・幸修園)」
と
「築地・新富町コース(紀文食品総本店・つきじ味幸堂・北田水産・㈱山櫻)」
のガイドを行いましたので、報告を致します。
両日ともに天気に恵まれ、応募者多数の中、各10名のお客様をお迎えし、各お店のお忙しい中、温かい歓迎 をうけ、各種のお土産 などもいただき、参加者の皆様にも感謝され 、予定通り無事に終わりました。
今後も機会があれば、近隣の観光・見学コースにも、ご案内を続けたいと思います。
中央区は、江戸時代から商業・工芸の町として栄えた伝統の地域です。
地域に住み、育った者の誇りでもあり、より多くの方々にも知っていただきたく思います。