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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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茶屋復元現場見学会

[サム] 2010年4月26日 01:11

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浜離宮には潮入りの池の畔に、5棟の御茶屋があった。その多くは11代将軍家斉の時代に建てられたもので、いずれも震災や戦災で焼失したが、「中島の茶屋」は昭和58年に再建されている。御茶屋は庭園の景色を構成するだけでなく、園遊の際の食事や休憩、賓客をもてなす場であり、専ら茶事をとり行なう「茶室」とは異なり、現存する類例は少ないとされる。

さて平成16年から始まった復元・修復事業の一環としての「松の茶屋」の復元。平成20年に発掘調査を行って礎石などの状況を調べ、現存する資料に基づき工事が進行中。 上棟直後の期をとらえ、普段は目にすることが出来ない復元工事現場見学会が4月24日開かれた。

復元の方針、施工上の工夫や工法、現況等々工事関係者の方々から約1時間にわたって説明を受けた。柱材は栂・天井板は屋久杉・屋根はサワラ材といった創建当時と同じ材料使用の話、継手・仕口と呼ばれる結合技法の話、礎石遺構の動態保存と現代工法の組合せによる安全性配慮の話等々興味深く聴かせていただいた。

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茶の実倶楽部:黄金週間には黄金色のおいしいお茶を

[坂の上のねこ] 2010年4月23日 16:31

ある日、築地場外で夢中になって買い物をしていた私。急にのどの渇きを覚えました。
「まだ買い物の途中だし、休憩はあとにしよう。でも何かちょっと飲みたいなあ・・」
なんて思っていたら、タイミングよく目の前においしそうな日本茶が差し出されてびっくり!
ありがた~くその1杯をいただいて元気を取り戻し、買い物を続けました。

場外で買い物をしたことがある方なら、きっと同じ体験をしていることでしょう。というのも
老舗日本茶専門店うおがし銘茶の築地場外店では、入れたてのお茶を配って試飲させて
くれるからです。歩き疲れて、小ぶりのカップに入った爽やかな香りのお茶で喉を潤したときは砂漠でオアシスを見つけた旅人のような気分でした。

買い物が終わると、今度はゆっくり座っておいしいお茶を飲みたくなるもの。
築地市場からほんの数分歩くだけで、さっきの人混みとはうって変わって静かな空間で
お茶を楽しむことができる、もうひとつのオアシスをご紹介しましょう。


上記のうおがし銘茶が「おいしいお茶を楽しむきっかけに」と13年前にオープンした喫茶室、茶の実倶楽部では、日本茶(お湯・急須・湯ざまし付)とお菓子のセットが300円または500円で楽しめます。

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 これが300円なんて・・おどろきです。お湯もついてくるのでゆっくり何杯も味わえます。
メニューをみると、「しゃん」「これから」「にゅう」とユニークなお茶の名前が並んでいます。

高圧で抽出するエスプレッソ・コーヒーの日本茶版、お茶プレッソ(100円←タイプミスではありません。1000円ではなく100円!)もぜひ試してみたい味。

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2階は和風のインテリア
席がゆったりしているので、落ち着けます

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3階はアンティークな雰囲気の洋風インテリア
ステンドグラスから差し込むやわらかな光が素敵でした 

おいしいお茶の入れ方をその場で教えてもらえるので、お茶の知識ゼロでも安心。
うおがし銘茶のサイトでは、おいしいお茶の入れ方を動画で紹介しています。

1階では茶葉の他、茶器も良心的なお値段で販売されています。
気軽にお店の方に尋ねてみましょう

茶の実倶楽部
では、毎月様々なイベントが行われています。人気の「茶遊会」はもう30回目。今回(510日(月)~15日(土)1017時 ひとり500円)は、新茶飲みくらべの他、新茶のてんぷら、新茶もちなど面白そうなメニューが用意されています。
茶遊会では「風まかせ」「おせっかい」といった、これまた楽しい名前の限定茶も販売。
遊び心のある名前のお茶は、ウィットのきいたギフトにもよさそう。

また、茶の実倶楽部と同じくうおがし銘茶が運営する茶・銀座では、新しい年の新茶を祝って、「
謹賀新茶パーティー」が開催されます(51日(土)~3日(月)1118時 ひとり500円 ドレスコード:新茶色、参加者には新茶をプレゼント)

お茶は種類が豊富。どれを買おうかといつも迷います。気軽にいろいろなお茶を試せる場があるのは嬉しいですね。ちょうど新茶の季節、今年のGW連休は日本茶三昧でGolden Tea Week !
(英語で日本茶はGreen Tea ですが、本当においしいお茶の色は黄金色なのだそうです)

 

 

◎特派員の商店街訪問(第1回)◎ プロの目利きで逸品が勢ぞろい/築地場外市場商店街振興組合

[巻渕彰/写楽さい] 2010年4月22日 17:00

特派員ブログの新シリーズ、中央区の商店会・商店街を紹介する「特派員の商店街訪問」――。商業の中心地・中央区には元気な、にぎわい商店街が数多くあります。地元から愛され、住民とともに栄え、親しみのある商店街を、特派員が訪ねて、見て、聞いた商店街の"今日そして明日"。そのイキイキとした魅力と活力、とっておきの情報などをお伝えしていきます。

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◎特派員の商店街訪問 (第1回) ◎

 

プロの目利きで逸品が勢ぞろい/築地場外市場商店街振興組合

 

築地の朝は早い。市場の働き者"ターレ"が荷物満載で忙しく行き交う。「築地魚河岸」は今や世界中から注目され、外国人も多数押し寄せる人気のスポット。中央区を代表するこの商店街の魅力について、築地場外市場商店街振興組合理事長の鈴木章夫さん(写真)をお訪ねしました。

 

鈴木さんは昭和5年(1930)からここで営業する老舗の株式会社鳥藤・取締役社長さんです。気風にあふれ、歯切れよく、熱く、「築地場外市場」を語っていただきました。

 

この商店街の歴史は古いのでしょうね。

 

0913_100422_tukiji01.jpg「昭和初期に魚河岸が日本橋から移転して以来、築地市場(中央卸売市場)の場内と場外が共存し栄えてきました。戦後、この地で商売する人たちが集まって組織化された共和会が今の組合の前身です。平成5年(1993)には、これまで任意団体だったのを、法人化しました。これによって組合員の団結も強まり、対外活動も活発になって、今日の隆盛につながっています」

 

場外市場には多くのお店がありますが、現在の商店街の規模はどのくらいですか。

 

0913_100422_tukiji02.jpg「ここには、約300店の店舗があります。古くからのお店や新しく出店したところもあります。場内で商売している業者の方が場外にもお店を構えているところもあります。最近は飲食店の店舗数が多くなってきています。これだけたくさんのお店が並んでいますので、市場を歩くには『築地場外市場マップ』『同飲食マップ』などを用意してあります。それを手元にお買い物や飲食を楽しんでいただけます」

 

魚河岸といえば、もちろん魚介類が中心ですが、それ以外のお店もありますね。この商店街の特徴は何でしょうか。

 

「ここにこられるお客さまは、業務用と一般消費者それと観光客の方々です。料理屋とか飲食店、町の魚屋さんなどの商売を営んでいる方への食材や関連用品の販売が業務用で、ここでは何でも揃っています。一般の方は毎日の食材をここに買いにこられます。そして観光で訪れる皆さんです。バスを連ねての団体さんも多くなっています。このように多彩な顔を持っているのが、築地ならでは特徴で、魅力でもあります」

 

最近は観光客も多くなっていますね。特に外国の方々を目にしますが。

 

0913_100422_tukiji03.jpg「そうです。観光の方は『見る、食べる』がおもな目的ですが、これからは『買い物』もしていただきたい。そのために『買い物ツアー』をぜひとも企画してもらいたいですね。観光地巡りで立ち寄るだけの築地に終わらないで、ゆっくりとしたお買い物も楽しいですよ。ここでは値段も安いし、新鮮で、品揃えも豊富です。年末になるとそういうツアーもありますが、年間を通してにぎわって欲しいです。何しろ『世界一の市場』ですから、世界中のお客さまから親しまれる街にしたいものです」

 

ところで、築地市場移転が話題になっていますが、ここはどうなるのでしょうか。

 

「そもそも場内・場外は一体のものとして機能したほうがよいでしょう。しかし、市場施設老朽化の課題もあります。取引市場、仲卸業などの中間業者、そして小売業者と、それぞれの役割も違いますので、機能ごとに調整する、といったことも考えられると思います。いずれにしろ結論が出ていませんので、引き続き、現状のまま営業が継続されます」

 

市場を盛り上げるためのイベントも盛んに開催していますね。

 

「一年中楽しんでいただけるよう、季節に合わせたイベントを企画しています。5月には『築地春まつり・半値市』、7月からは『築地夏まつり・あつあつサマーセール』、10月には『築地秋まつり』などです。当組合には若い人から年配者まで幅広い年代層の方がいますので、アイデアを出し合った、楽しく面白いイベントがいっぱいあります。何度来ても飽きない、また来てみたい、という築地場外市場を目指しています」

 

こんど開かれる5月の「築地春まつり」とは、どんなイベントですか。

 

0913_100422_tukiji04.jpg「5月4日(火・祝日)には『2010築地春まつり・半値市』を行います。当組合をはじめNPO築地食のまちづくり協議会に加盟の5団体が共同で開催するものです。当日は朝10時から各店が自慢の品々を『半値』で売り出します。普段の売値の半額ですからお買い得ですよ。毎年大盛況です。売り出し物には数に限りがありますのでお早めにお出かけください。子どもさんには新聞紙で兜を折ってもらうイベントもあります。詳しくはホームページをご覧ください。http://www.tsukiji.or.jp/ 」

 

最後に、築地場外市場で買い物上手になる秘訣を教えてもらえますか。

 

0913_100422_tukiji05.jpg「お店にはそれぞれ専門分野のプロがいますから、まずは『お店の方に聞いてみること』です。きっと気に入ったものを手にすることができるでしょう。『やたらに値切らないこと』も心得です。お店は信頼のしるしである"のれん"を大切にして、正直な値付けをしていますから、安心してお買い物していただけます。正札はその証といえます。何度かお店に行きつけると顔見知りになれますので、早く "お馴染み"になることが『築地通(つう)』といえますね」

 

本日はお忙しいところ、これからの商店街発展への意気込みをお聞かせいただき、ありがとうございました。(取材:2010/4/19)

 

 

 

 

築地川公園 4月後半

[銀造] 2010年4月22日 08:45

 皆さん、今日は! 前回、ご紹介した築地川公園の「ハナノキ」です。

蕾が花になり、花が散った後、やはり「イロハカエデ」と同様、葉先に「竹とんぼ」の様な種子を付け

葉は、紅葉から萌黄色に変化しつつあります。 是非、お出かけ下さい。

日刊スポーツと聖路加看護大学の間のあかつき橋の北側・左側です。

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そして、あかつき橋側から南の公園に移ると、シロヤマブキの清楚な花が迎えてくれます。

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花海棠の近くに4,5本の、木肌は「サルスベリ」の様な木が花を咲かせています。

乙女が初めて口紅を塗ったような、「花梨」の花です。

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その近くに3本の林檎の木が。 林檎の花も、控えめながら綺麗な花を咲かせています。CIMG4687.jpg

 

  写真は4月21日現在の状態です。 ぜひ、お出かけ下さい。

 <次に、銀造の、今年の活動方針を宣言 ↓wink

 

今年は、12ヶ月を通じた築地川公園の魅力をお届けしたいと思います。

どうぞ、お楽しみに!!!happy01

   

 

桜の見所マップ⑪ 続報

[銀造] 2010年4月16日 10:00

 4月6日のブログの末尾でお知らせしました「明石町緑道」のウコン、一葉などの

八重桜が七分咲きです。 場所は、聖路加病院から佃大橋の手前までです。

4月13日現在の昼夜の様子は、ウコン(鬱こん=ターメリック)、カレー色でなく、緑色ですが

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そのお隣にある里桜。 一葉です。

一葉とは、花びらの中に一本、新しい葉がある ↓ ことから、こう呼ばれます。Watch !

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花びらの中に二葉なら、普賢象。 

なぜかというと二つの牙のある象さんに乗って普賢菩薩が鎮座されるから。

夜の一葉です。

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ウコンと一葉のツーショット。夜の写真ですが、淡白な一葉とウコンの色の違い。判って下さい。

左が一葉、 右が(緑色)のウコンです。

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少し北へ向かうと、枝垂れ桜が今を盛りと妍を競っています。明石町です。

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 今度の週末は何とか持ちそうです。 お出かけ候補の一つにどうぞ。

 

 

木挽町の中華そば店「 萬 福 」

[銀造] 2010年4月16日 09:50

 今日は、金曜日。 築地4丁目で一杯飲った後、前から行って見たかった「 萬 福 」へ。

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若いあんちゃんとの親子連れ風のビジネスマン。 「さっぱり系」のラーメンを注文している。

カメラを向けると、Peace で応えてくれました。 

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 私も同じものを頼みました。 薄味の醤油ラーメンです。

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 ご近所の方々が連れ立ってきて、ギョーザも分け合って召し上がっています。

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 今度は、ここでオードブルからフルコースで頂くことにしよう。

(感想です。 ホテルマン風の応対をして頂いたご主人。 又、気楽に寄せて貰います)

こちらは、yahoo とか gnavi でも記事がありますが、平日は混んでいません。

銀造