[銀造]
2013年3月26日 11:00
3月16日、「ゲームの今と昔」のテーマで、「ポケモンバトルチェス・ボードゲーム」、「「ゴー・フィッシュ・カード・ゲーム」、「坊主めくり・百人一首」、「将棋崩し・駒取りゲーム」で、楽しく遊びました。
まずは、右側のゲームをご紹介しましょう。 Go Fish Card Game です。 このゲームは、先ず、トランプカードを5枚づつ配り、時計回りの順番で、誰が同じ数字のカードを持っているかを推測して、例えば、「Mさん、6番のカードを持っていますか?」と尋ね、持っていたらそのカードを貰い、同じ番号のカードが集まれば、場に出して、手持ちのカードが無くなれば、その人は終了、勝者になります。
左上のゲームは、新しいゲームで、「ポケモン・バトル・チェス」です。駒に、数字と進行可能な方向が矢印で示されています。 相手とぶつかった場合に、自分の数字が大きければ、相手のカードは退場となります。 ルールは複雑ですが、覚えたら楽しいです。
右上は、百人一首の絵札を使った、「坊主めくり」を楽しんでいるシーンです。 この遊びは、初めに何枚か各人に配り、その後、一枚ずつ引いていき、坊主が出たら自分の持ち札を場に出します。この小父さんは、4回、手持ちの札が無くなり、倒産状態を繰り返しましたが、姫の絵札で、場に出ていたカードをすべて入手したシーンです。 これは、一攫千金の様な面白いゲームです。
左の写真は、「将棋崩し・駒取りゲーム」です。将棋の駒を山盛りにして、その駒を音を立てずに、盤面から移動して入手し、得点を競うものです。 神経を使い、緊張するゲームで面白いです。
日本語を勉強するだけでなく、ゲームを通して交流が図れ、ゲームの後はお茶とお菓子で楽しく懇談できました。 この記事をご覧になっている貴方、次は貴方も参加しませんか?今日は、中国、オーストラリアなどの国々の方、小学一年生、15歳の少年もいました。 中央区文化・国際交流振興協会のHPは、こちらです。http://www.chuo-ci.jp/
[銀造]
2013年3月22日 14:00
「中央区和生菓子組合のご案内図」を持って、それぞれのお店の代表商品を買い求めています。 そんな時、あるお店で"割れた煎餅」を販売していて、その袋に「久助」と書かれていました。
へえェ、「割れた煎餅を久助と呼ぶ」のだと知りました。そう言えば、杏葉牡丹さんに、そんな事を教わった事を思い出しました。 辞典で調べると、久は同じ発音のQ → を意味し、完璧な10に対して一つ足りないことから、こう呼ぶこととなり、主にお煎餅の業界で使われる業界言葉だそうです。 洒落ていますね!
いつも出かける時に持参している「中央区和生菓子組合のご案内図」、とても役に立ちます。加盟店は38店あり、今のところ、20店を訪問し、そのレシートを地図に貼り、スタンプ・カード代わりにしています。 とても楽しいです。 皆さんも、ご一緒に如何でしょうか?なお、中央区和生菓子組合のご案内図は、加盟各店の店頭で頂けます。 詳しくは、「NPO法人中央ネット」さんの、こちらのご案内をご参考にして下さい。 http://www.tokyochuo.net/sightseeing/wagashi/index.html
[滅紫]
2013年3月 7日 12:00
人気役者の相次ぐ悲報で暗澹たる気分が漂っていた歌舞伎界に「菊之助さんの結婚」という明るいニュースが飛び込んできて、春の女神もハシャイだのか、昨日は何と16度c。一気に4月の陽気となり私もウキウキ演舞場へ。
2010年5月に建替えのため閉場した歌舞伎座に替り、この3年間ほぼ毎月歌舞伎を上演してきた演舞場の「櫓」も今月でしばしの見納めです。ご存知の通り「櫓」は江戸時代幕府公認の証として芝居小屋の正面に掲げられていました。柱の上には2本の梵天(神を招き迎えるための依り代(「大いなる小屋」服部幸雄)。「雪月花」の座紋の櫓もすっかり見慣れてしまったので秋までは見られないかと思うと少し淋しい気がします。
今月は若手中心の「花形歌舞伎」。昼の部の私のお目当ては菊之助さん初役の「三笠山御殿」のお三輪。昨年一年で菊之助さんは15演目で15役を初役で演じ、そのいずれも高い評価を受けています。求女の後を追ってやってきたお三輪は「いじめの官女」たちに嬲られたあげく疑着の相の女の生血が必要な鱶七に刺されて息絶える哀れな役です。花道に登場した時のあまりの可愛らしさと美しさにうっとり!その可憐な娘が嫉妬に燃えて髪を振り乱して・・、その落差を見事に演じて、隣の方と「本当に初役?」などと思わず言葉を交わしてしまいました。
昼の部もう1本は「暗闇の丑松」。松緑さんも初役に挑戦です。菊之助さんも松緑さんもそれぞれ祖父・父に当たる梅幸丈、2,3代目の先代が演じられていた役。こうして舞台の継承は続いていくのだなーと感慨もあらたです。
2月26日に竣工式を終えた歌舞伎座の「櫓揚げ」も4日に終了。カウントダウン時計も30日を切りました。4月2日の杮落とし初日までもうすぐです。
演舞場夜の部は怪我から復帰して先月から元気な舞台を見せてくれている染五郎さんの「「一條大蔵譚」(こちらも初役)と「二人椀久」です。昼夜と花形役者さんたちの初役ぞろいの新鮮な舞台を是非ご覧ください。
ミーハーの私としては「菊之助」夫人の姿を受付で見られるかとちょっと期待をしていたのですが今のところお見えになったのは「初日」だけだったようです。夜の部に期待をかけて。
チケットホン松竹0570-000-489 10:00~18:00 千穐楽は26日