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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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◆ 綺麗になったライトアップの永代橋と勝鬨橋で

[隅田の花火] 2015年3月14日 09:00

隅田川の永代橋と勝鬨橋のライトアップが今、とても綺麗です。

s_hanabi16-1.jpg水色の橋が永代橋で、緑色の橋が勝鬨橋。

いずれも国の重要文化財に指定されている隅田川の代表的な橋ですが、その光源は、実は蛍光灯です。

 

その性質のためか、頻繁にあちらこちらで灯が切れてしまうんです。

下は昨年春の写真ですが、こんなふうに蛍光灯が切れた状態が、かなり長い間続いていました。

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取り替えられるのをずっと待っていたのですが、今年になってようやく取り替えられ、やっとすべての灯がともりました。

以前にも増して、光に透明感が出たような気もします。充電100%完了です。

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これから、桜の季節がやってきます。

 

綺麗になった永代橋の水色と合わせて桜を楽しむ ・・・ 。なかなか良さそうなカンジです。

写真の場所は中央区新川地区・新川公園の堤防の上。春になると桜が咲き誇る遊歩道です。

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その場でうしろに振り向くと、そこは東京の代表的な夜景スポット。さらに桜も咲いている・・・。きっと良さそうなカンジです。

桜が咲いたら是非来てみたい遊歩道です。

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新川公園の端・中央大橋の袂にある河津桜はもう既にいいカンジです。

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一方の緑色の勝鬨橋。

橋の下にも光が当てられているのがこの橋の特徴のひとつ。

いつもは歩かないような時間帯のテラスにちょっと降りてみると、迫力ある風景が待っています。

あ、早くもひとつ緑色の灯が ・・・ 消えてしまっていますね。

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対岸の東京タワーの下に見える赤い輝きは、 来年11月、新市場に移転していくということになっている築地市場の灯りです。

 

 

市場か移転したあとの話は、なかなか聞こえてきません。

場外市場は残るということですが、この市場の灯りは ・・・ いずれ消えてしまうのでしょうね。

こんな風景も今のうちかもしれません。

s_hanabi16-8.jpgその次はどのような灯がともるのでしょうか。

 

 

築地本願寺 ごえんgoen 重要文化財指定の記念行事 March 14,15,2015

[銀造] 2015年3月13日 09:00

 築地本願寺の重要文化財指定記念行事 「ごえん」 goen が、

2015年3月14日(土)、15日(日)の両日に亘って開催されます。
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頂いたチラシによると、
「重文指定本堂へのプロジェクションマッピング、雅楽による舞楽奉納、マーチングバンド記念式典、記念講演、場外の銘店の美味しい物が食べられるフードコート、みんなで挑戦築地本願寺海苔巻き、大江戸助六太鼓演奏、パイプオルガン記念コンサート、特別パネル展、築地の町と築地本願寺ツアーなどの盛り沢山の"ごえん"でございます・・・」とあります。
 
なるほど、本当に盛り沢山の行事ですね。
これは、行くしかない! Let's go!
 
イベント参加の前には、本堂へのお参りと築地本願寺の由来などをお読み頂ければと思います。

 

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おっと、お土産に、銀座松崎謹製の「本願寺煎餅」は如何でしょうか?箱入りの他にばら売りもあります。

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記念行事の内容等につき、くわしくは、こちらのご案内をご覧下さい。

http://tsukijihongwanji.jp/2015/02/3639 

 

 

築地外国人居留地跡

[お江戸太郎] 2015年3月 1日 09:00

 

政府が外国人の居留及び交易区域として特に定めた「外国人居留地」。

横浜や神戸が有名ですが、中央区の明石町にも設置されていたのをご存知ですか?

 

冬の寒い日に『築地外国人居留地』の面影を残す明石町を散策してきました。

 

【散策コース】

 

1:女子聖学院発祥の地→2:青山学院発祥の地→3:明治学院発祥の地→4:ヘンリー•フォールズの指紋研究発祥の地→5:アメリカ公使館跡の記念碑→6:築地居留地跡→7:慶応義塾発祥の地→8:立教学院発祥の地→9:女子学院発祥の地10:聖路加国際病院トイスラー記念館11:ガス街灯柱→12:カトリック築地教会→13:雙葉学園発祥の地

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(写真左:聖路加国際病院トイスラー記念館、右:アメリカ公使館跡の記念碑)

 

 

 【築地外国人居留地について】

 

安政5年6月江戸幕府はアメリカと修好通商条約貿易章程に調印し、これを原理として同年にオランダ•ロシア•イギリス•フランスとそれぞれ締結しました。(安政5カ国条約)

この条約に基づき、箱館(函館)、神奈川(横浜)、長崎、新潟、兵庫(神戸)の5港を開市を決めました。

日本における外国人居留地は、条約締結国の外国人の居住や通商のための専用特別区として開港開市場の土地が設けられました。

江戸(東京)の開市は明治元年11月19日、明治新政府のもとで実現し、現在の明石町地区に築地外国人居留地が設定されました。

築地外国人居留地は商館の多かった横浜や神戸などと異なり、外国公使館や領事館をはじめ、海外からな宣教師•医師•教師などが居留地に居住し、教会や学校などを数多く開いて教育を行っていました。

このため、築地外国人居留地で発祥•開設されたキリスト教系の学校も多く、現在も校名や所在地を変えながら発展をつており、当地区には発祥を記念した石碑が数多く建てらています。

文京地区として大きな特徴を持っていた築地外国人居留地は条約の改正によって、明治32年に廃止されるまで、日本の近代化に多大な影響を与えた一地区を形成されました。

築地外国人居留地の人口は最盛期の明治25年12月157戸336人でした。

 

出典:中央区教育委員会

書籍 : 「築地居留地」 築地居留地研究会

 

ck1413_201502261.JPG (カトリック築地教会は聖堂の調査・補修中でした)