[ジミニー☆クリケット]
2015年3月29日 14:00
かつて、築地川という二級河川が、築地を取り囲むように流れて、東京湾に注いでいました(と言うよりも、海を埋め立てて築地を造った()時に、埋め残した水路が築地川と呼ばれるようになったと言う方が正しいでしょうか)
今やそのほとんどは埋め立てられ、高速道路になったり、駐車場になったり、暗渠になったりしています
一方、築地川に架かっていた橋はその名前を残しながら、隣接する小スペースが公園になっています
(築地川公園のシダレザクラ、3月28日)
(築地川采女橋公園のソメイヨシノ、3月28日)
いよいよ季節は春本番ということで、築地川と橋の名を残す公園に植えられているさくらの見どころについて、歩いて見てきました下の地図にある1から5までの公園です
ちなみに、左側の写真は、すべて3月21日の午後撮影、右側は3月28日午後撮影です
コメントも3月28日時点のものです
1.築地川公園(明石町10-2)
ソメイヨシノなど約30本。二分咲きから満開までばらつきあり。シダレザクラは満開です
2.築地川亀井橋公園(築地1-6-1先)
中央区役所すぐ近くの公園で、ソメイヨシノなど約10本。五分咲きです
3.築地川祝橋公園(築地1-11-13先)
ソメイヨシノなど約10本。二分咲きで、ここが一番開花が遅れているようです
4.築地川采女橋公園(銀座6-18-1)
新橋演舞場の裏にあたる場所で、ソメイヨシノなど10本弱。七分咲きです
5.築地川千代橋公園(築地5-1-1先)
銀座中学校に隣接する小さな公園で、カワヅザクラ、フゲンゾウ、シダレザクラなど5本。カワヅザクラは咲き終わって葉ざくらに。フゲンゾウはまだつぼみ。シダレザクラは五分咲きです
公園ごと、さくらの木ごとに、開花状況にばらつきがあるなあという感じを受けました
ただ、このブログが載るころには、各公園とも、さくらはより美しく、見ごろとなっていることでしょう
(築地川千代橋公園のシダレザクラ、3月28日)
[銀造]
2015年3月26日 14:00
築地6丁目12-3の「つきじTASSぎゃらりー 若松屋」さんで、野口久光 懐かしのフランス映画ポスター展が開催されています。
開催は、3月23日から4月4日(土)です。
ギャラリーに入ると、古色蒼然としたポスターかと思ったら、そうではなく、手つかずのポスターが美しく展示されていました。
私は残念ながら、これらの名画を鑑賞したことはありませんが、それらの映画のテーマ曲は今でも歌い継がれています。
例えば、「フレンチ・カンカン」は運動会で演奏される「天国と地獄」、表現すると、こんな感じでしょうか?
「第三の男」は、TVで放映されたのを観たことがあります。メロデイは、ララララらララララらという感じですね。
洋画ロードショゥ館プログラムの展示・即売もあります。
私はポスターを葉書にした、「Vivien Leigh のアンナ・カレニナ」、「第三の男」、「フレンチ・カンカン」、「巴里の空の下 セーヌは流れる」をl購入しました。
単価はたったの100円(税込)です。 お部屋に飾ると、とても素敵ですよ。
若松屋さんへのアクセスなどは、こちらをご覧ください。
http://www.g-wakamatsuya.com/gallery.html
[銀造]
2015年3月25日 14:00
春分の日が過ぎ、温かくなりました。今日は、東京メトロ築地駅から散歩してみましょう。
築地本願寺の北側を築地川公園に向かうと、桜の一品種「陽光」が咲き、その向こうには柳の木の新芽が若々しいですね。
その公園に入り北進すると、ユキヤナギが白い小さな花を沢山付けています。心が洗われるような白さです。レンギョウも黄色い花を付けています。
横断歩道を渡ると、カエデ科のハナノキの花が咲いています。
薄桃色の枝垂れ桜、白い花の大島桜が見ごろです。3月末にはソメイヨシノが満開でしょう。
ちょっと足を伸ばして、聖路加国際大学の構内にお邪魔します。
こちらにも淡い桃色の桜がトイスラー記念館の建物を背景に美しく咲いています。
構内には、紅白の桃の花、クリスマスローズなどの花が咲いています。
あかつき公園では、ハクモクレンの大輪の白い花が咲いています。
この後は、聖路加タワー、もしくは、もう少し足を伸ばして築地市場辺りでの御食事をお楽しみ下さい。
なお、桜の一品種の「陽光」以外は、日本語の学名をカタカナ表記しています。
[メニイブックス]
2015年3月20日 14:00
最近お医者さんから散歩をするように言われ、11日川向うの東陽町の自宅から明石町経由で銀座まで散歩しました。
明石小学校がきれいなり、角に「築地外国人居留地跡」の説明版が「ガス街燈の柱、居留地時代のレンガの遺構、明石小学校の階段の踏み石」と共に(平成25年)設置されていました。
(写真左)ガス街燈の柱とレンガ塀遺構 (写真右)明石小学校の階段踏み石
また19日にも日本橋へ散歩に出かけ「おかめ桜」を見てきました。
もう盛りは過ぎたようで葉が出ていました。でもきれいに咲いていました。
寒い寒いと思っていたらもうこんな季節になってきたのだなと感じました。
[銀造]
2015年3月17日 14:00
築地本願寺が重要文化財に指定された記念行事が3月14日と15日の両日に開催され、両日とも行ってまいりました。
14日は、舞楽「蘭陵王」の演奏と厳かな舞が披露されました。続いて、築地本願寺の歴史と建設に関わった方々とのご縁を紹介するプロジェクション・マッピングがご本堂に映し出されました。
私の撮影した写真は不出来だったので、他の特派員の報告でお楽しみ下さい。
(不出来ですが、行った証拠の写真です)
さて、15日は朝10時前に到着し、関係者のご挨拶を拝聴しました。京橋築地小学校の児童の演奏がとても良かったと評判でした。
紀文さんが無料のおでんを振舞って頂きました。とても美味しく頂きました。
築地場外のお店かスーパーでもお買い求め頂けます。私は、夜はおでんで一杯としました。
築地本願寺の建築設計に携わった伊東忠太博士に関する記念講演を拝聴しました。
続いて、事前応募の親子の協同作業による「築地本願寺巻」の様子を応援しながら、楽しく拝見しました。
皆さん、真剣そのものでした。
出来上がった「築地本願寺巻」を持ち上げる時の子供たち緊張した顔と、上がった時の歓喜の声が忘れられません。
さて、昼食は沢山のお店が出ていましたが、地元築地の、松露の卵焼きと近江屋牛肉店の牛ステーキを美味しく頂きました。
新しく設置された国指定重要文化財の説明板もご覧下さい。
パネル展では、大谷光瑞さん(鏡如上人)のこと、九条武子さん、本願寺を設計された伊東忠太博士の紹介などを拝見しました。
特にインドへの仏教の調査と探検の旅の説明は大変興味深い物でした。探検隊と伊東忠太博士との出会いの説明には、改めて納得しました。
続いて、築地本願寺の中を案内して頂ける「本願寺ツアー」に参加しました。
喚鐘(法要が始まる時に撞く)、象、猿、牛などのレリーフ群を楽しく拝見しました。
一緒に参加されていた方々が皆さん楽しそうでした。
最後に、築地本願寺関連映像上映会にも伺いました。
内容は、築地本願寺が所有する記録映像を中央区教育委員会が編集した「落慶法要・関東大震災」などの様子が放映されていて、被災時の状況だけでなく、震災時に活動された築地本願寺の皆様のご苦労が良く分かりました。深く敬意を表したいと思いました。
二日間に亘り、楽しくて勉強になり、また美味しい物を沢山有難うございました。感謝感激です。
[サム]
2015年3月17日 08:30
昭和9年再建された現在の築地本願寺の本堂・三門門柱(正門・北門・南門)・石塀が、当時の最新技術を用いて東洋的な建築を追求した典型例であると共に、秀逸な建築デザインを保持する震災復興期の貴重な建造物(指定基準の "意匠的に優秀なもの" 及び "技術的に優秀なもの" )として、昨年12月10日付で、国の重要文化財に指定されたことを受けての記念行事『ごえん』が、3月14・15日両日開催。
『ごえん』とはさまざまな縁のよって生かされている「わたし」と「あなた」のこととの由。
当該イベントに関しては先日銀造さんが予告ブロクを寄稿されていますが、14日の前夜祭当夜の様子を取り上げてみました。
築地本願寺雅楽会による「舞楽 "蘭陵王" の生演奏」の後、いよいよ本堂への、龍谷大学岡田至弘教授監修による、古代インド様式を取り入れた現本堂が完成するまでの歴史を投影する「プロジェクションマッピング "光がおりなす築地本願寺物語" 」。
関東大震災での本堂の焼失、後に設計依頼へと繋がる建築家伊東忠太と大谷探検隊の中国での遭遇、随所に登場する伊東忠太縁(ゆかり)の妖怪・動物・・・。
19:00と20:00の2回、約10分間のインパクトのある3D映像。
普段目にする姿とは一味違う、色とりどりの光が織りなす幻想的な作品堪能です。
翌15日も、「京橋築地小マーチングバンド」などのオープニングイベントを始め、国立歴史民俗博物館玉井哲雄名誉教授を招いての「記念講演 "建築家伊東忠太と築地本願寺本堂" 」、中央区教育委員会委託研究員の案内で、以前の地図や写真と現在の町並みを照らし合わせて巡る「築地町会ツアー」、創建当時の趣が残る建物内の部屋を、築地本願寺職員の案内で巡る「築地本願寺ツアー」、「大江戸助六太鼓演奏」、「パイプオルガン記念コンサート "和を尊ぶ調べ" 」、築地場外市場・安穏朝市・キッチンカーによる飲食ブース「築地の美味しいフードコート」、本願寺のドームをモチーフにした長さ9mの海苔巻きを皆で巻く参加型イベント「築地本願寺巻」等々プログラム盛沢山です。