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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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築地場外市場 お年玉プレゼントセール 12月19日まで

[銀造] 2015年11月24日 16:00

 築地場外市場の「お年玉プレゼントセール」が始まりました。

期間は、12月19日までです。

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一等は、築地場外市場の本セール参加店舗でご利用頂けるお買い物商品券 一万円分が10名様に。

 

二等は、3千円分の当選お買い物葉書。当選葉書発行店でのみご利用頂けます。これを150名様に。

 

三等は、1千円分の当選お買い物葉書。当選葉書発行店でのみご利用可。これを、なんと2,500名様に

 

当選本数が多いので、大変楽しみですね。 年末のお買い物、お正月のお節料理の買い物は、やっぱり築地ですね。

 

 

新嘗祭どぶろく祭り <秋の大祭>

[サム] 2015年11月24日 12:00

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R0036342RRSG.jpg 11月23日、築地波除稲荷神社では、年に3回ある大祭のひとつ、秋の大祭「新嘗祭」が執り行なわれました。

新嘗祭は古くから宮中をはじめ、全国の神社で行なわれている秋の収穫を感謝する祭礼。

江戸末期に焼失した「厄除天井大獅子」が、石川県石川郡鶴来町(現白山市八幡町)在の加賀獅子頭の木彫師知田青雲氏の手により再興された縁で、知田工房の近隣の「旅館かのや」の田圃を借りて設えられた当神社の御神饌田で、お田植祭・抜穂(ぬいぼ)祭を経て収穫された、新米・稲穂・そして御神饌田の米(ノトヒカリ)より造られた濁り酒「幸穂(さちほ)」が御神前に供えられます。

当日参拝者には、この生産量が限られた貴重な濁り酒「幸穂」が振る舞われます。(なくなり次第終了)

また、初穂講 入講(一口3,000円)者には、「幸穂」(限定250本)と御神饌田でとれた初穂、新米二合、御神符が授与されます。

尚御神饌田の米より造られた清酒「波除」は翌年6月の大祭に供えられます。

何れも、白山市鶴来本町(旧石川郡鶴来町)の「萬歳楽」醸造元小堀酒造店で醸されています。

 

 

"聖ルカ礼拝堂ライトアップ" と "十月桜"

[サム] 2015年11月21日 09:00

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R0030771RSG.jpg 「聖路加国際大学(旧聖路加国際病院) 聖ルカ礼拝堂」は、明治35(1902)年、米国聖公会宣教医師トイスラーにより創設された聖路加病院の礼拝堂として発足。

現在の礼拝堂は、大正12年の関東大震災や2年後の火災を経て昭和11年に建造されたネオゴシック様式。(装飾はアールデコ調)

当時はどの病室からも病院の屋上にある十字架を見ることができ、患者さんの精神的支えになっていたと云われています。

現在、病院旧館2Fの "チャペル(礼拝堂)" と、新館2Fにトイスラー記念ホール(平成4年完成<小礼拝堂>)の、2つの "祈りの場" があります。

"心を鎮め祈りながら、病をはじめさまざまな悩みに対応できる力を見出す場" として、聖路加国際病院/国際大学に於いて行われる医療・教育の精神的支柱の啓示の場としての役割を担い続けています。

2つの "祈りの場" は渡り廊下で繋がっています。

近年の病院敷地全体の再開発事業(聖ルカ ライフサイエンスセンター構想)に際しても、旧病院棟のチャペルを含む中央部分は保存修復されています。

("チャペル及び付属する旧病棟" は都選定歴史的建造物)

旧館の塔上からは、毎日8時半、12時、18時に聖歌のメロディーが流れます。

夕刻、十字架が立つ尖塔がオレンジ色にライトアップされ、夜空にくっきりと浮かび上がります。

中庭に植栽されている「十月桜」。

エドヒガンとマメザクラの交雑種のコヒガンの亜種とされ、10月から春先にかけ断続的に小さい八重咲きの花を咲かせます。

花色は白色~淡い桃色で、3~5輪が疎らに開花。

華やかさはありませんが、ライトアップされた礼拝堂をバックに、この時季ならではの凛とした風情を醸し出しています。

清々しい厳かな空気が漂います。

 

 

築地共栄会各店 福引セールは11月14日から12月12日まで 2階の築地よりみち館も必見です

[銀造] 2015年11月13日 16:00

 築地四丁目の交差点の角にある築地共栄会KYビルのお店では、「築地市場ありがとうセール」と銘打って、福引セールを実施します。

特賞は旅行券5万円分を24本。 太っ腹です

期間は、11月14日から12月12日まで  建物はこちらです。

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 1階のビルに入ると、「あんくる こーちゃん」というお店。 

ハワイやスイスのチョコレート、カナダのメープルシロップなども販売されています。海外旅行のお土産が不足した時の補充にも良いですね。

時計回りに進むと、鮮魚の浅田水産、秋山商店、奥には、「日本橋 日山の築地店」の上等な霜降り肉や、、ハム製品などが販売されており、築地のお土産には最適です。

地下1階のレストランは、築地ならではの、活魚料理の竹若など、美味しいお店がお待ちしています。

 2階には、築地ボンマルシェや築地よりみち館があります。

築地よりみち館では、築地の歴史を描いた浮世絵が展示されています。

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 築地ホテルがどういう建物であったとか、横浜と築地を運航した"CITY OF EDO" の浮世絵、

海軍省はどこにあったのでしょう? などなど、 大変立派な展示です。

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 築地共栄会のHPはこちらです。お買い物とお食事りんご、そして歴史探訪をお楽しみ下さい。

http://www.tsukijikyoueikai.co.jp/

 

 

◆ 築地場内 「印度カレー中栄」店主の 華麗な おもてなし

[隅田の花火] 2015年11月12日 09:00

 

朝の築地市場。いつもあわただしく人や荷が行き交い、活気のある場所です。

 

特に築地の場内市場に来ると、目に飛び込んでくるのがほとんど働いている方々。「人が働く」という人間の原点みたいなものを目の当たりにできる場所で、見ているだけで朝から元気が湧いてきます。

s_hanabi27-1.jpg(海幸橋門から見た築地場内)

 

実は私は今年春から、週に1・2回早起きして場内市場で朝ごはんを食べてから会社に通っています。

 

場内市場の豊洲新市場への移転という、歴史的なタイミングで特派員をやらせていただいているということもあるのですが、何か思い出のひとつでもこの築地場内市場という場所に残せたら、という思いもあり、早起きすることにしています。

 

私が通い詰めているのは、場内市場にある「中栄(なかえい)」というカレー屋さん。

お店に入ると、U字型のカウンターに店主が先頭に立ち、いつも店をきりもりしています。

s_hanabi27-2.jpg中栄のカレーのメニューの基本は三種類です(550円)。

 ・印度カレー(辛口)

 ・ビーフカレー(甘口)

 ・ハヤシライス(トマト風味)

 

さらに「合いがけ」というメニューもあります(650円)。基本の三種類からふたつを選び、ひとつの皿に盛ってもらえるメニューで、観光や初めての方にはオススメです。

その他、シーフードカレーや炙りチャーシューがのったカレーなどのメニューもあります。

s_hanabi27-3.jpg(印度カレーとハヤシライスの合いがけ。650円)

 

このお店で驚きなのは、カレーを注文してから出てくるまでが実に早い!

座ってから数十秒経つとカレーが目の前にあります。十秒かからないこともあるのではないでしょうか。

 

早さの秘密のひとつとして、店主さんがかなりの数の常連さんの顔とその注文を覚えていることがあります。オーダーをしなくてもカレーが出てくる常連さんもいたりします。

 

数回このお店に通って、私はそれに気付いたのですが、どのくらい通えばこの常連さんのようになれるのか、試したくなってしまいました。

 

そこで9月に入ったところで、注文を「印度カレーと目玉焼き」に固定してみることに。

そのあと、週に1・2回のペースで通い続けてみました。

s_hanabi27-4.jpgここからが長かった・・・。

「印度カレーと目玉焼き」と自分でオーダーすることが何度も続きます。

「印度カレーと目玉焼き」と言わない日はやって来るのか?新市場への移転の日まで間に合うのか?  ・・・不安がよぎります。

 

10月の下旬に差し掛かった頃、店に入ると店主さんから「いつもの?」というお声が。いゃ~嬉しかったぁ。私も常連さんに認定されたということなのでしょうか。 「印度カレーと目玉焼き」にしてから8回目の朝でした。

 

 

この中栄のカレー屋さんの創業は大正元年(1912年)だそう。魚市場は築地に移ってくる前は中央区の日本橋という橋の所にあったのですが、その頃からあった老舗のカレー屋さんです。

 

お店に入ってくるお客は市場で働いている方々が多いのですが、仕事で急いでいることが多いので、このカレーが提供されるスピードは市場という場所が生み出した「おもてなし」のひとつなのかもしれません。

s_hanabi27-5.jpg(築地魚河岸シーフードカレー。1000円)

 

このお店、私が好きなところは、この店主さんの「おもてなし」が実に見事というか、無駄がなく華麗で、朝から心地よい気持ちにさせてくれるところです。

お客ひとりひとりに対する気配りはごくあたりまえのことのように行われるのですが、お客と店主との聞こえてくる会話が本当に心地よいのです。私には朝に聴こえてくる心地よい音楽のようにも感じられます。

 

この店主さんは、創業から四代目だそう。この店主さんと会話をするのを楽しみに来店する常連さんもたくさんいらっしゃるようです。

 

 

さて、中栄のカレーのメインの「印度カレー」。

辛さは、超辛いという訳ではなく、程よい辛さ。ファーストフード系の店に分類されてしまうのかもしれませんが、味に関してはそれなりの実力派、それでいて少し懐かしさの感じられる味だと思います。

s_hanabi27-6.jpg(印度カレーと目玉焼き。550円+100円)


ご覧の通り、ご飯の上にキャベツかどっさり盛られているのが特徴で、ご飯もかなりのボリューム。

食べ方は人それぞれですが、キャベツとご飯とカレーを絡める食べ方が店で案内されていて、その通りに食べるのが一番美味しいと思います。キャベツのシャキシャキ感がたまりません。

 

 

築地場内市場の豊洲新市場への移転の日まで、1年をきりました。来年11月2日の営業を最後に閉場。翌日は休場日で4~6日の3日間で移転するスケジュールです。

s_hanabi27-7.jpg(水神社から見た築地場内)

 

このカレー屋さんももちろん移転されるのですが、店主にお聞きしてもそれほど切迫したご様子ではなく、サバサバした感じ。

 

いろいろ移転に伴う問題はこれから発生するのでしょうが、もう前に進むしかない。そんな感じで話されていました。

 

これから、築地の「場内」市場は最後の年の瀬を迎えていくことになりますが、移転していくまでまだ日はあります。

そろそろ「印度カレーと目玉焼き」以外の注文にしてみようかと思うこの頃ですが、来年の今頃には良い思い出が残っているよう、できる限り通い続けられればと思っています。

 

★「中栄」⇒ http://www.nakaei.com/

★「魚河岸横丁」⇒ http://www.uogashiyokocho.or.jp/

 

 

 

"築地場外の波除稲荷神社"(街めぐり その10)

[お江戸のマーシャ・堀内] 2015年11月 9日 16:00

11/1の中央区まるごとミュージアム、午後からのバスガイドの前に少しばかり町散歩をしました。

 

1)COREDO室町の福徳神社で、中央区コミュニティーサイクル(自転車)を借りて、神社巡りです。
電動自転車で、平地を走るにはもってこいなのかもしれません、返却PORTも日本橋、京橋、そして
銀座や月島にも少しあり、PASMOなどでの決済のようで、新たな街の面持ちがします。
→中央通りを先ずは日本橋、京橋を経て銀座まで、11/3までイベントの「銀座八丁めぐり」です。
一丁目の幸稲荷神社、銀座稲荷神社(ビルの屋上)、龍光不動尊(ビルの屋上)、朝日稲荷神社と
半分ほど周りました。来年は時間を取って全部回ってみようと思います。

 

2)お昼を兼ねて、築地場外の奥に佇む"築地 波除稲荷神社"です。江戸開府の時から、埋め立て造成地
をたくさん作らねばならなかった中、ここ築地海面は、いくら堤防を築いても波にさらわれ一番苦労した所だったそうです。
ある日、海に漂う光るものを拾い上げたところ、稲荷大神のご神体ということで
社殿を造りお参りしたところ、波風がピタリと止んで埋立て工事が完成したという事です(1659年)。
毎年6月の"つきじ獅子祭り"でお出ましの獅子頭一対は境内にあり、圧巻です。

 

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