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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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ネジバナの花の季節

[ジミニー☆クリケット] 2017年6月17日 14:00

今年も、中央区の公園に、ネジバナ捩花)がピンク色を咲かせています

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ネジバナは、ラン科ネジバナ属小型の多年草で、別名はモジズリ綟摺)です

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見ての通りが花茎の周りに螺旋状に並んで咲く「ねじれた花序」が和名の由来です

ネジレバナ」、「ネジリバナ」、「ねじり草」と呼ばれる事もあるそうです

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学名の Spiranthesスピランセス)も、ギリシャ語の 「speira螺旋らせん))+ anthos)」に由来します

右巻き左巻きの両方があるそうです確かに

花色もピンクだけでなく、もあるそうですよ

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2014年6月のネジバナのHPはこちら ⇒

/archive/2014/06/post-2066.html

 

 

ハナショウブ見頃

[サム] 2017年6月14日 14:00

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ハナショウブRSG.jpg 浜離宮恩賜庭園の花木園、延遼館跡、中の御門付近の3個所で約1000株と聞く、ハナショウブが見頃を迎えています。

ハナショウブは初夏、梅雨の中でも、しっとりとした風情に包まれ咲き誇ります。

野生のノハナショウブをもとに、交配され、改良され、数多くの品種が育成されてきた古典園芸植物のひとつとされます。

一般的には、原種の特徴を強く残す長井古種の他、江戸系、伊勢系、肥後系に大別され、花色も、白、桃、紫、青、黄と豊富で、絞りや覆輪など濃淡や模様の入り方も多彩で変化に富みます。

尚、アヤメやカキツバタと似ていますが、ハナショウブは花弁の基部に黄色の目形の模様があり、白色の目形の模様があるカキツバタや、網目模様があるアヤメと区別できます。

 

 

担ぎ手1000人の大獅子、進発!

[小江戸板橋] 2017年6月13日 18:00

いよーっ、シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャン。

頭の拍子木に合わせて、一本締めが行われると、

ピーンと緊張感が周囲を包みます。

いよいよ、大獅子の繰り出しです。

 

築地波除稲荷神社の夏越し大祭、つきじ獅子祭。

獅子頭の渡御際は、6月11日日曜日に行われました。

青々とした枝垂れ銀杏を背景に、鳥居の下を進発する獅子頭は、勇壮そのもの。

錦の幟も見えています。

「疫病除 為朝公」の幟も高く翻ります。

 

先頭を進むのは、元宮の高張提灯。

三方に犬、猿、雉の幕を掛けた桃太郎人形の囃子屋台では、緩急をつけた築地囃子が奏でられます。

弁財天お歯黒獅子は、女性が担ぎ手です。

ソレソレソレ。手拍子に合わせて進みます。

手ぬぐい鉢巻、法被、地下足袋と担ぎ手ファッションに身を包んだ女の子が、ぴょんぴょん飛び跳ねています。

この娘は十数年後には、きっと担ぎ棒の先頭にしがみついて跳ねているでしょうね。

 

そして、厄除天井大獅子の進行です。

オイッサ、ヨイサ、オイッサ、ヨイサ。

笛と手拍子の勢いをうけて、担ぎ棒を含めると2トン近い重量が動きます。

見物人の肩にも、その重さが感じられるくらい。

いつも神社の拝殿に向かい右手の獅子殿に鎮まっている大獅子が、揃いの祭り半纏に身を固めた男たちのうねりに乗って、通りを揺れていきます。

前後、左右、上下に振れると、歓声がグォッと沸き起こります。

 

東京のど真ん中に位置する中央区。

意外にも四季折々に、祭りや年中行事が数多く伝わっています。

中でも「つきじ獅子祭」は、区民が誇りに思い、催行を楽しみにしている行事のひとつです。

理由をいくつか挙げてみましょう。

区内に鎮座する、築地・波除神社のお祭りであること。

災難除け、商売繁盛、工事安全などの御神徳があらたかであること。

獅子祭は、江戸時代から続く行事であること。

巨大な獅子頭を担ぎあげて、築地界隈を巡行すること。

地元築地をはじめとする担ぎ手の熱気と相まって、獅子の威容が益々高まり、見物する人々にも伝播して気分が高揚すること。

 

大祭期間中、神社境内の神輿庫は開かれており、江戸神輿の最高峰といわれる千貫神輿を間近に見ることができました。

築地場外で買い物、食べ歩きをしていた海外からの観光客も、しきりにカメラを向けて異国の祭りを楽しんでいました。

担ぎ手さえも、外国の方が何名もいましたよ。

梅雨に入った東京の雨雲を突き破り、陽射しを呼び込む勢いに満ちた光景でした。

 

 

つきじ獅子祭 渡御祭 <お歯黒獅子宮出し>

[サム] 2017年6月12日 12:00

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DSC_0503RS'G.jpg 6月9日から始まった波除稲荷神社 夏越し大祭「つきじ獅子祭」。

目玉となる6月11日の「渡御祭」では、5年ぶりに雌雄の大獅子(厄除天井大獅子、弁財天お歯黒獅子)が揃ってお目見えです。

通常、3年に1度の本祭りでは、神社千貫宮神輿と雌雄どちらかの獅子計2基が、陰祭りでは、神社千貫宮神輿、雄獅子、雌獅子のどれか1基が担がれ、本来、祭りで2つの獅子が揃って練ることはありません。

雌雄の獅子が再興されて以降、これまで揃い踏みは、雌獅子が完成した2002年、神社創建350年の2009年、大獅子再興作業最後の締めくくりとして龍虎の頭が復興した2012年で、今回は4度目。

大獅子の宮出しは11:00、宮入は15:30。

お歯黒獅子は宮出し、宮入りのみ女性限定にて担がれ、それ以外は台車に載せて、天井大獅子の巡行の列に加わります。

尚、大祭初日より、境内に夏越し大祓いの茅の輪が立ち、6月30日の納め神事の「夏越の大祓式」まで茅の輪めぐりができます。

 

 

築地外国人居留地跡とヘンリー・フォールズ住居の跡

[みのり] 2017年6月10日 12:00

こんにちは、みのりです

 

聖路加ガーデン近くの「ヘンリー・フォールズ住居跡」と、明石小学校の校庭の外壁にある「築地外国人居留地跡」に行ってきました。

いい天気の暑い日でした。

 

【築地外国人居留地跡】明石小学校の外壁にあります

●居留地時代のレンガ塀遺構

イギリス積みで積まれたレンガ塀は、明治期に居留地の40番と52番に建てられたもので、明治期に外国人居留地があったことを示す貴重な遺構。

 

●ガス街灯の柱

上部左右にある腕金や下部に施された帯状の繰り型など、特徴的なコリント式の装飾がみられる。照明ランプは電気灯として使用されていたものを修復し、後年に取り付けたもの。鋳鉄製の柱は、形状や材質から明治末年頃のガス街灯の柱と推定される。

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【ヘンリー・フォールズ住居の跡】聖路加ガーデン近くにあります

明治初期にあった築地居留地18号地で、明治7年(1874)から明治19年(1886)まで居住しました。

宣教師であり医師である英国人ヘンリー・フォールズは、スコットランド一致長老教会の宣教師でした。キリスト教の布教のかたわら、築地病院で医療に従事しておりました。

築地病院は、のち明治35年(1902)宣教師トイスラーにより聖路加病院と改称して発足し、大正6年(1917)には聖路加国際病院と改められました。

ヘンリー・フォールズは、日本の拇印と古代人の指紋をヒントに「指紋は個人認識に利用できる」ことを発見し、犯罪捜査に大きな効果をもたらしました。

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<参照>

築地外国人居留地跡記念碑

ヘンリー・フォールズ住居の跡碑

『歩いてわかる中央区ものしり百科』監修中央区観光検定委員会 より

 

 

聖路加通りのキンシバイとビヨウヤナギ

[ジミニー☆クリケット] 2017年6月 8日 12:00

今年も、明石町聖路加通り沿い、聖路加国際大学聖路加国際病院側の植え込みに、キンシバイビヨウヤナギ黄色の花を咲かせています

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同じ時期同じ黄色の花を咲かせるキンシバイビヨウヤナギが、ここに一緒に植えられていることについては、一昨年6月のブログで紹介しました(そのブログはこのブログの末尾に添付)

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パッと見、同じ花のように見えるのですが、近づいてよく見ると、これが全然違うという、ちょっとした発見気分を味わえます

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キンシバイオトギリソウ科の仲間で、ビヨウヤナギも同じ仲間です

5弁の丸みをおびた花の形がに似ていること、そして雄しべが たくさんあって、まるで金糸の束のようなので、"金糸梅"と呼ばれているそうです

約200年前に中国から渡来しました

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ビヨウヤナギ約300年前に中国から渡来した木で、枝先がやや垂れ下がる樹形で、葉がヤナギに似ているのでビヨウヤナギと呼ばれているそうです

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キンシバイとの見分け方は、ビヨウヤナギ雄しべは長く、花弁から飛び出しているのに対して、キンシバイ雄しべ花弁の中に納まっているところです

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ビヨウヤナギ未央柳)というのは日本でつけられた名前で、由来は、白楽天の詩「長恨歌」に由るそうです

玄宗皇帝が、未央宮殿楊貴妃に喩えて詠んだ一節があり、美しい花と柳に似た葉を持つ木を、この故事になぞらえて"未央柳"と呼ぶようになったとか。"美容柳"と表記されることもあります

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梅雨に入って、ジメジメとした時期が続きますが、一斉に黄色い花を咲かせるキンシバイビヨウヤナギは、周りの雰囲気を明るくしてくれます

2015年6月のキンシバイビヨウヤナギが花盛り〔聖路加通り〕はこちら ⇒

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