ここは、「霊岸島検潮所・量水標跡」で、水位の観測所のフレームには、夕方に羽を休める「ゆりかもめ」が群れを成しています。 後ろには、中央大橋の雄々しい兜の姿の橋が見えます。 冬の風物詩です。
「ゆりかもめ」は、都鳥とも呼ばれ、東京都の鳥に指定されています。
在原業平は、「名にし負はば いざ言問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと」と詠っています。
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ゆりかもめ 羽根を休める 江戸湊
ここは、「霊岸島検潮所・量水標跡」で、水位の観測所のフレームには、夕方に羽を休める「ゆりかもめ」が群れを成しています。 後ろには、中央大橋の雄々しい兜の姿の橋が見えます。 冬の風物詩です。 「ゆりかもめ」は、都鳥とも呼ばれ、東京都の鳥に指定されています。 在原業平は、「名にし負はば いざ言問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと」と詠っています。
東京マラソン2018開催記念特別ライトアップ
第12回東京マラソンを明日に控えた2月24日夜、コースのランドマークのひとつである東京タワーに、大会開催記念特別ライトアップが点灯。 (17:30~23:00) ランナーと支える人・応援する人がひとつになって美しく交じり合い「東京がひとつになる日」を表現しているとされる大会ロゴマークに因み、イエロー・レッド・ブルー・グリーンのロゴカラーを交互に配置したダイヤモンドヴェールが、勝どきの隅田川テラスから築地大橋越しに望めます。 昨年から、より都心部を走る平坦なコースに変更され、好記録への期待も高まります。 レースは9:10に東京都庁前をスタートします。 多彩 包みの文化、風呂敷
2月23日は、「ふろしき・つつみの日」
風呂敷の名前の由来は、江戸時代、風呂屋の脱衣所で
「荷物を包み、運ぶ道具」は、今ではモダンでカラフルな
風呂敷としての役目が終えた後も、雑巾に加工して
折りたたんで、かさばらない、お土産としても重宝
◆築地本願寺
2018 春の文化財めぐり
区内外にある歴史遺産等の文化財をバスと徒歩にて巡る、中央区郷土天文館主催の「春の文化財めぐり」。 今回は、2月17日、壬生篤氏を講師に迎え、「永井荷風の歩いた町 ~その今と昔を訪ねる~」と題し開催されました。 当日の行程は、 ①築地散策(築地3-11辺り~築地2-7辺り~宮川本廛) ②市川文学ミュージアム(「永井荷風展 ~荷風を見つめた女性たち~」見学) ③浅草散策(尾張屋~旧六区興行街~東武浅草駅) ④東向島(旧玉ノ井)散策(小説『墨東綺譚』舞台) ⑤人形町(車中から) ⑥銀座散策(ホリウッド跡~万茶亭跡~ルパン~サロン春跡~きゅうべる跡) 今回も内容盛り沢山で、区内外の文豪の足跡を辿り昭和の面影を偲ぶ、充実した一日でした。 ウメとナノハナが見頃〔浜離宮恩賜庭園〕
ここは、いつ来ても、花が私たちを楽しませてくれ、それ以外の楽しみにも出会える場所です この時季、まずはウメとナノハナが見頃です お花畑付近の白梅 お花畑で咲いているナノハナ 当日はたくさんのカメラマンがいました 花木園付近の紅梅 花木園近くで可憐に咲いているスイセン アセビも咲いています アセビは馬酔木と書き、「馬」がこの葉を食べると、「酔」ったようにふらつく「木」という所から付いた名前だそうです この時季、冬の庭園ならではの、「雪吊り(ゆきつり)」や「菰巻(こもまき)」、「霜除け(しもよけ)」などを見る事もできます 害虫や冬の寒さから植物を守るための処置を、美しい季節の風景に変えてしまうのも、日本人特有の知恵と美意識ですよねえ 現在、「鷹の御茶屋」が復元工事中でした 当日は、北風が冷たかったですが、来園者はたくさんいました この季節も、見どころ満載の浜離宮恩賜庭園です 浜離宮恩賜庭園の開園時間は、午前9時から午後5時までです。 入園は午後4時30分までですので、ご注意を 松の御茶屋 (浜離宮恩賜庭園 その2)揺れる千鳥
揺れる千鳥。これは池の水面に反射した太陽光が作り出した揺らめく投影なんです。(手振れ写真ではありません!) 冬の晴れた日の午後、松の御茶屋を訪れた人だけが見ることができるそうです。 松の御茶屋特別公開は、木曜日/午後1時~午後3時(悪天時中止)。 松の御茶屋は、2010年に復元されました。潮入の池に面した茶屋であり、浜離宮の見どころの1つです 鳥羽伏見の戦い(1867年)の最中、大阪城から船で江戸まで引き上げてきた徳川慶喜。しばし休憩したのが松の御茶屋、と言われています。 外観(松の御茶屋)
潮入の池(松の御茶屋から臨む) 冬のシーズンに訪れたならば、欄間板の透かしは見逃せません。 欄間板 千鳥の透かし(写真上部) 板の間上部(写真右:欄間板透かし 写真左:貼付け壁) 潮入の池の水面に反射した太陽光が、欄間板の透かしを通って、千鳥の模様を壁に映し出します。 千鳥(欄間板) 欄間板の投影(貼付け壁) 風で水面が揺らぐので、千鳥型に繰り抜かれた欄間板を通過した光もゆらゆら...と揺れて見えるのです。肉眼だとはっきりわかります。 松の御茶屋は茶屋(ちゃや)ですので、茶の湯を行う茶室(ちゃしつ)とは用途が異なります。 回遊式庭園を歩き疲れた身体を休めたり、潮入の池を眺めたり、食事をしたり、...と。将軍が招いた重要なお客様方がリラックスできる特別な場所だったそうです。 数寄屋風書院造の松の御茶屋内部には、見るべきものが数多くありました。 違い棚(ちがいだな)、円窓(えんまど)、付け書院(つけしょいん)、松ぼっくりや蝉の釘隠し(くぎかくし)、泥間似合紙(どろまにあいし)を用いた貼付け壁(はりつけかべ)、屋久杉の天井、等。 違い棚(ちがいだな) 円窓(えんまど) 付け書院(つけしょいん) 釘隠し(くぎかくし) 貼付け壁(はりつけかべ) 屋久杉の天井 |
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