Hanes

「銀座の柳」成長日記~2022年春~


こんにちは。アクティブ特派員のHanes(ハネス)です。
最近柳の話ばかりで恐縮ですが、1年ぶりに実家で育てている「銀座の柳」の成長報告です。
2019年5月5日に開催された「第十三回 銀座柳まつり」で苗をいただいてから約3年が経ち、実家の柳が3m以上にまで育ちました。
(苗をいただいた際のレポートはこちらから。)

 「銀座の柳」成長日記~2022年春~

実家で育てている「銀座の柳」(柳を見やすくするため、部分的にぼかしています。)


幹は直径4cmくらいになり、私の親指と人差し指で握れる最大の太さに達しました。
銀座の街路に植えられている柳にはまだまだ及びませんが、ここまで育ったことに感激!

 「銀座の柳」成長日記~2022年春~


そして、今年は初めて花が咲きました!(ピークを逃して撮影したので、咲き終わりの様子です。)

 「銀座の柳」成長日記~2022年春~


1年前はツマグロオオヨコバイ(通称:バナナ虫)をご紹介しましたが、今回は別な生き物を発見!
まずは、どこにでもよくいるアリ。
柳の若芽がまだ小さいせいか、アリが大きく見えますね。

 「銀座の柳」成長日記~2022年春~


その他に「人面蜘蛛」として知られているハナグモも、器用に柳の細枝を這っていました。
軽く枝を叩くと蜘蛛が地に落ちそうになるのですが、写真に写っている通り糸があるためバンジージャンプ状態となり、柳とともに風に揺れていました。(クモが苦手な方、閲覧要注意!)

 「銀座の柳」成長日記~2022年春~


そして、柳を見上げてみると、この1年での成長が歴然。
2021年春には、枝数が少なく、枝垂れるにはまだ早かったのですが、

 「銀座の柳」成長日記~2022年春~


1年後の今や、こんなに立派になりました!
まさに「植えてうれしい 銀座の柳」です。

 「銀座の柳」成長日記~2022年春~


この「植えてうれしい 銀座の柳」は、西條八十作曲、中山晋平作曲の「銀座の柳」の歌い出しの歌詞となっており、1番の歌詞と楽譜は、銀座8丁目にある「銀座柳の碑」に刻まれています。

 「銀座の柳」成長日記~2022年春~


余談になりますが、実家には地植えの柳の他に鉢植えの柳もあります。
そちらも小さいながら順調に成長しています。

 「銀座の柳」成長日記~2022年春~

鉢植えの「銀座の柳」、撮影:父


もしかするとお気づきの方がいらっしゃるかもしれませんが、ここにも柳を棲み処とする生き物がいるのです。
それが、手前の枝に擬態し、直立するような形でくっつくシャクガの幼虫。
柳の枝がまだ細いので、枝に擬態するにしてはちょっと太めですね。
シャクガ科の種類が多いので、どれにあたるのかまでは分かりませんが、鮮明な写真を載せるとそれこそ閲覧注意になってしまうので、ここでは自粛して1枚のみ掲載します。

都会から来た「銀座の柳」は、このような生き物たちとうまく共存できるのでしょうか。
今後の観察も楽しみです♪

「銀座の柳」の若葉が眩しい5月、中央区ではさまざまなイベントが予定されています。
詳しくは、中央区観光協会公式ウェブサイト上のイベント情報をご覧ください。

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