『ギフト、そして自分も楽しむ』をスタンドバイして取材します、rosemary seaです。
2月4日(日)、明治座さんにお伺いしました。
映画「祈りの幕が下りる時」の公開を記念しまして、重要な実際のロケ地となりました明治座さんの客席や舞台上にお客様をご案内するスペシャルな「バックステージツアー」が開催されましたので、それを取材させていただきました。
(C)2018映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会
明治座さんの前回記事はこちら
⇒ /archive/2017/12/post-4816.html
なお、映画「祈りの幕が下りる時」ロケ地めぐり⑩、明治座さんの記事はこちら
⇒ /archive/2018/01/post-4864.html
株式会社明治座 宣伝部 林菜穂子さんにお世話になりました。
受付後、客席に入る前に、株式会社明治座 マーケティング部営業開発課 岸明香さんより、簡単に明治座さんの生い立ちについてご説明がありました。
また、客席は花道が設置された状態で全部で1,368席あるそうです。
客席に入り、まず最初に映画「祈りの幕が下りる時」の予告編のスクリーン投影がありました。
続いて岸さんより、映画「祈りの幕が下りる時」のロケ地についてのご説明です。
明治座さんのスタッフとして、東野圭吾先生が小説の舞台にしてくださったこと、また、映画を実際に劇場で撮ってくださったことがとても嬉しかったとのこと。
劇場の外のシーンもありましたが、客席では7か所の撮影スポットがあり、それを説明されました。
それからお客様は皆、用意されたスリッパに履き替え、舞台の上へ。
ここからは明治座舞台株式会社 装置担当チーフマネージャー 後藤順二さんのご説明。
後藤さんは大道具歴34年、明治座さんに入って32年。
こちらでは最古参の年代だそうです。
後藤さんより、客席脇の各部屋の説明や天井の吊り滑車、舞台上の装置、舞台脇のセットなどの説明がありました。
特に舞台の大小5つのせりのいくつかや廻り舞台は実際に動かして、お客様にそこから見える景色を実体験させていらっしゃいました。
質問コーナーなどあり、スタートから約45分でツアー自体は終了。
その後約30分程、お客様は改めて岸さん・後藤さんに質問したり、ご自分の興味のある舞台箇所をご覧になったり、舞台・客席のところで撮影や係の方に撮影してもらったり。
思い思いの時間を過ごされました。
お帰りの際、映画公開を記念した明治座さんのオリジナル弁当『祈りの幕の内弁当』と、人形町甘酒横丁角の老舗京菓子店・玉英堂さんの虎家㐂(とらやき)が、各お客様に渡されました。
この日、この回の終了後もう1回のツアーが開催されました。
・・・ここで、お客様2組にインタビュー。
壮年のご夫婦。
[奥様] いろいろなところを見られて、すごく満足しています。
[ご主人] 舞台装置とかも見せてもらえました。
[奥様] 普段は上がれない舞台に立つことができて、舞台の裏とか、せりなども体験させていただいて、すごいいい体験になりました。
もう1組、20代のお嬢様とそのお母様。
[お嬢様] とても楽しかったです。
[お二人、声を揃えて] 思っていた以上に。
[お母様] まさか(舞台を)まわしてもらえるとは思わなかった。
[お嬢様] (まわり舞台とかせりに)乗れるとは思わなかったです。
[お母様] 花道なんて、普段絶対に歩けないので。
・・・とても良い体験をされ、皆さん満足のご様子でした。
※ このツアーは好評につき追加開催となりました。
2月6日(火)に2回、9日(金)に2回の日程でしたが、既に開催日を過ぎております。
このツアーのお話は続きます。
次回以降は客席7か所の詳しいご説明と、より詳しい舞台や装置のご説明です。
乞うご期待、です。
日本橋浜町2-31-1
03-3666-6666
受付時間 10:00~17:00
明治座さんの公式サイトはこちら
映画「祈りの幕が下りる時」の公式サイトはこちら
⇒ http://inorinomaku-movie.jp/