[遊山ものみ]
2016年9月12日 12:00
先日、ツアーで明石町に出かけました。聖路加病院のあるところです。
ここは明治時代には旧外国人居留地でもありました。
またミッション・スクールの発祥地ですね。
ちょうどお昼。教会のが鳴りました。音色は讃美歌です。
9月は防災月間です。義父が亡くなって何年になるでしょうか。
関東大震災時、築地の立教中学に通っていたと聞いておりました。
「私立学校はは夏休みが長くて、大分の婚家先の姉の家に遊びに行っていて、命拾いをした。」と良く話しておりました。
当時の自宅は銀座3丁目にあったのだそうです。
そこで、そこで聖ルカ通りを銀座まで歩いてみました。
緑青葺きの3階建ての
宮川食取鶏卵商店。(中央区築地1-4-7)
創業明治なので、義父はこの店の前を通ったでしょう。
表の壁に昔のままの電話番号があります。
左から東京代表(54)百七十七番。
知人が手土産に持ってきてくれた
原宿「八竹」の茶巾ずし。
築地に移転して4年になるとか。(中央区築地2-8-8)
茶巾ずしを購入して帰りました。
やっぱり美味しいですね。
舅はインド風ではない、木造の築地本願寺を見ていたのでしょうか。
銀座2丁目ブランド交差点です。
プランタンの手前までまっすぐ歩いて、30分。
並木通りの銀座3丁目に到着です。
片道30分の通学路だったのですね。
明治生まれにしてはとても上背があり、色が白くて英国紳士のような義父でした。
お彼岸近くに、 思いがけずに歴史的なことと、
私的なことがかみ合った日になりました。
[遊山ものみ]
2016年8月31日 12:00
METオペラ・ライブビューイング・アンコール上映中の東劇に行ってきました。過去のシーズンの見逃したものを見られる良いチャンスです。2006年から映画館でメトロポリタンの旬のオペラが格安で鑑賞できるので、全世界のオペラファンには
好評です。ライヴ上映を映画館で楽しめる。少し残念なのは、オペラ座に行くと歌手の技量が手に取るようにわかるけれど、音源を通すので、音量調整してあるので、誰でも上手に、同じような声量で聞こえる編集がしてあるところかしら。
東劇は松竹の運営なので、「月1歌舞伎」の上映で有名ですね。
2015-16シーズンで見損なったビゼーの「真珠採り」、プッチーニの「マノン・レスコー」の再演を狙っています。さらにシーズン上映時より、¥500割引です。
「マノン」10:30上映 → 時間を取り出かけました。ニューヨークメトロポリタン歌劇場に行った気分になれます。
インタビュアーのデボラ・ボイトが登場。「なんだか以前に見たなぁ。」!!
「マノン」違いです。
オペラ公演時間が長いので、私には2演目見る暇がないのです。午後3時からがお目当ての「マノン・レスコー」だったのでした。
2006年から10年は見ているのに、同演目を違う歌手で上演することが出てきたけれど、しばらくオペラ鑑賞から遠ざかっていて、基本的間違いをしてしまいました。
まあネトレプコ&ペチャワの組み合わせを、再度見ることになろうとは・・・!?
次回は絶対に間違えませんからね。
フランスオペラでなくて、イタリアオペラを見たかったのに。
甚だしい勘違いでしたが、楽しく鑑賞できました。
東劇を後にする時、東郷青児の絵を見つけ、子供のころから親しんでいる自由が丘の「モンブラン」さん以外で、お目にかかることが出来たことで、さらに嬉しくなりました。
またまたです。
先日、日本工業倶楽部会館の見学ツアー終了後、銀座三越で知人に洋菓子を送ろうと立ち寄りました。
店番にライオンはいましたがシャッターが閉まっていて、
私はびっくり! 中国の観光客もがっかり!
三越を遠目に、銀座TOKYU PLAZAへ。
銀座百年名店とは違いますが、お気に入りの「KAMURO」さんに立ち寄りました。眼鏡店です。最近、度が合わなくなってきたので、新しいものを作ることにしました。
こちらで「くじ引き」を引いたら、2等賞! 少し割り引いていただけるようで、ラッキー!
眼鏡は後日出来上がります。取りに来るのが楽しみです。
勘違いや不運も、ラッキーチャンスで締めくくり、秋を迎えられそうです。
[遊山ものみ]
2015年9月22日 09:00
久しぶりの好天に恵まれ、日本橋船着き場から「中央区内舟運クルージングと日本橋老舗巡り」のツアーに参加です。
日本橋の獅子は首都東京の守護。南北4隅と柱には獅子頭が4×6と橋の2つのアーチの真ん中にそれぞれありますね。
では獅子はいくつでしょうか!? 獅子=16!?
正解は32です。 そして橋の欄干中央には翼と枝分かれした2本の角を持った麒麟。東京の大いなる飛躍を願っているとのこと。いつみても立派な姿ですね。
クルージングが始まりました。心地良い船の揺れに川風と潮の香り。
さて、目の錯覚か
月島の倉庫群の中に大きなキリン
倉庫活用のカフェだそうです。次回は電車でちびっこ連れで出かけてみましょうか。
動かないけれど、本物の様に大きいですねぇ。角は2本
動物園で実物のキリンをみると角が2本のや3本のがいたり、縞模様も1頭づつ異なっていたのを思い出しました。彼らの角は本当は5本あるとか
楽しいクルージングの跡は老舗を巡り、試食や買い物を済ませて、「今日は距離は長いが歩いていない 1日1万歩の励行。」ということで、銀座まで中央通りを。
さて八重洲通りの角にまたしてもキリン
こちらは皆さまご存知のとおり王冠キリン。こちらは夜になると王冠が輝きますね。
自宅について今日の歩数は10,506歩。
冷蔵庫には1本角の麒麟が待っていました。
楽しい1日でした。
[遊山ものみ]
2015年9月 5日 09:00
「お久しぶり! お元気でしたか?」
知り合いのオールドローズさんと東京駅八重洲口の超高層ビルの会議室で遭遇。
彼女は中央区観光協会特派員のフレッシュウーマン。(私はソフモア!?)
当日は舟運ガイド講習会の講座があったのです。
講師は「NPO法人 水都東京を創る会」の先生です。
~日本橋船着き場から日本橋川を下り、隅田川へ。永代橋を下手に見て、隅田川を少し遡り、柳橋から神田川を上流へ。
そして御茶ノ水渓谷を超えて、飯田橋手前で再び日本橋川へ入り、日本橋船着き場に戻ります。~
講座時間は1時間半。途中休憩がありましたが、流れるようなご解説に、まるで船に乗っているような気持でした。
さてその2日後、実地体験で日本橋船着き場から船に乗りました。オールドローズさんと私は1便です。
乗船後、救命胴着を着ます。胸がワクワクします。
座学の時の先生がガイドです。机上でも流麗な解説でしたが、実際の舟では都会の騒音のない静けさ。船の音と波の音に
ご案内の声が心地よいリズムを伴い、あっという間の1時間20分でした。
武蔵国の小村が、『江戸城総構え』といわれる防御に強い天下の町となったことや、維新後も明治初期まで、
物流の主流が舟運だったことがよくわかります。
ゴンドラではないので揺れません。途中で小雨が降りだすと、全員に白い雨合羽(!?)が配布され、濡れることもありません。
亀島川、小名木川、竪川など、東京に人口の川、掘割が沢山あって、まるでベニス!? 知りませんでしたね。
川から眺める東京は、日常では見ることのできない景色。
新幹線の過ぎ行くのを眺め、秋葉原近くの昌平橋。
赤煉瓦のマーチエキュートを左に見、江戸城外堀の石垣。そして日本橋。
ゆったりとしたひと時を過ごしました。
下船後、オールドローズさんとランチです。天ぷらめし「金子半之助」の外で少し並んで待ちましたが、舟運ガイドの話をしているとすぐに順番が来ました。
揚げたての天ぷらや取り放題のイカ・きんぴら・浅漬の箸休め。ボリュームも美味しさも満点です。並ぶ価値ありのお店でした。食後に通ったもう一つ姉妹店。やはり長い列でした。
三越本店入口でロボットのペッパー君に挨拶し、新装なった和紙の「榛原」により、可愛いポチ袋と和紙テープ購入後、銀ブラして帰宅しました。
[遊山ものみ]
2015年7月21日 14:00
お暑い毎日ですね。
梅雨明けも近いでしょうか。猛暑の日中は涼しいところで、時間をつぶしましょう。
近隣図書館でも良いけれど、今月は歌舞伎に触れてみました。
先月はいろいろ個人的に忙しく、チケットを取るのをすっかり忘れていました!
時間が出来たので、昼公演の『源氏店(玄冶店)』と『蜘蛛の糸』を歌舞伎座チケットをHPで見ると、 キャー! 空席なし!
それなら『シネマ歌舞伎』。
二子玉に『109シネマズ』が出来、とても近いので、出かけてみました。メトロポリタン・ライブビューイングの映画でオペラは毎シーズン見ているけれど、シネマ歌舞伎は『お初』でした。映画での良し悪しは、オペラもそうですが、声音が全部聞き取れること。本舞台なら、声量が違うのがわかるけど・・・!? 演目は『三人吉三』。涼しくってきれいな館内で楽しめました。
でも~!! そうだ!立ち見なら本舞台が見られるじゃない。
立ち見券売り出しの1時間前なら、大丈夫かな? 数日後出かけ、並びました。昼の部通しで見ました。
1幕目は『南総里見八犬伝』ですが、時間は長くないので、立ち見で我慢。ほとんどのお客様は1幕見たら帰ります。金髪の外国の方々は、単に歌舞伎体験でいらしていますね。2・3幕目は中央部に座れました。
見たい演目が見られて、公演もなかなか良かったですよ。満足満足の半日でした。
でも立ち見席なんて久しぶり。学生時代に1回。あとは~、ミラノスカラ座でムーティーが指揮していたころ、イタリア人のダフ屋から値切って買った1回かしら。席に座れたから良いけれど、歌舞伎の3幕を、立ったまま通しで見るほど若くはないかぁ。9月の『先代萩』は、忘れずに前売りを買いましょう!
[遊山ものみ]
2015年7月 9日 09:00
ブログが久しぶりに掲載されたら、中央FMのラジオ出演を依頼されました。まだ放送前ですが、収録は先月半ば。ブログの記事の話から、何故か「B級グルメ?」に話題が移り、『千葉に旅行に出かけた途中、「そばよし」に立ち寄った。私には未経験のような安い蕎麦屋で、自動販売機で食券を買い、出来上がりをカウンターから席まで自分で運ぶ。それが新鮮で、かき揚げ蕎麦の野菜天ぷらが美味しく、出汁もそこそこ満足いくもの。蕎麦湯も自分で、カウンター横に蕎麦猪口を持っていき、入れるのも面白かった。』様な話をした。 東京では「三越本店」近くに「そばよし」があることを聞いたので、収録後に立ち寄ろうと考えていた。また『大好き!街歩き』の私としたことが、築地市場に第五福竜丸の記念碑があるということを耳にしたのに、数度となく出かけている魚市場のどこにあるのか、気がついいていなかったので、出かけてみようと思って~。
築地市場正門横にちゃんとありました。
フランスから一時帰国中の知り合いが、「今銀座です。美味しい日本蕎麦を食べたい!」という電話を受け、「そばよし」から銀座の名月庵「田中屋」さんでの蕎麦食いになってしまいました。
「夏野」さんで日本土産に箸を何膳か購入するのに付き合い、銀座1丁目の「煉瓦の碑」を見、銀座煉瓦街が関東大震災のあと、品川戸越の湿潤の街路を埋め、現東急目黒線の「戸越銀座」の駅名になった話など。銀座の煉瓦は品川の煉瓦工場で作られたので、生まれ故郷(!?)に帰ったとか・・・。その後銀座8丁目の金春通りへ。ここにも「銀座煉瓦の碑」。この辺りのビル工事をしたときに、古いレンガ塀が出てきて、その煉瓦は江戸東京博物館に展示されているナド話しているうちに、「夕食は鰻!」ということになり、帝国ホテル下のうなぎやさんへ・・・。(すみません、千代田区になりました。)
続きを読む: 日本蕎麦の味と銀座煉瓦の碑