[あすなろ]
2018年4月30日 09:00
この時期美味しい初物と言えば、タケノコ。
竹の芽なので「竹の子」と呼びますね。
芽が出てからわずか十日で竹に成長することから
十日間を意味する「旬」を使い、「筍」とも書きます。
風味豊かな生の筍が手に入るのは、
この時期の十日間ほどでしょうか。。。
古くは、「苦竹」といわれ、食用には不向きでしたが
江戸時代に中国から孟宗竹が伝わり、その筍は
柔らかく、苦みも少ないため、好んで食べられるように
なりました。
「初物七十五日」ということにもあやかって
ぜひ味わいたい春の味覚の一つです。
◆築地場外市場店舗検索
[あすなろ]
2018年4月23日 12:00
利久梅が咲き始めました。
花ことばは、「控えめな美」「気品」。
控えめな感じで、品のある花は、主張しすぎず
茶花としてよく利用されるようです。
そのため、「利休梅」の字をあてることもありますが、
明治時代に渡来した花なので、茶人の千利休とは
関係はないようです。
芽吹きと開花が同じぐらいなので、
新緑の葉に白い花のコントラスト良く、
清々しい印象を与えてくれます。
利休のことばで、「花は野にあるように」があります。
自然体のままで美しく、今の季節感を表すのに
ピッタリの花ですね。
◆晴海トリトン/花のテラス
東京都中央区晴海1-8-16
[あすなろ]
2018年4月16日 12:00
「日本橋」をローマ字表記する場合、
日本がNihonであるならば、「Nihonbashi」になる
のでしょう。それでも、ローマ字表記が掲示場所に
よって違いますね。例えば、歩道の案内看板では、
一方、駅名表示は
ローマ字の表記では、撥音「ン」は n で表しますが、
b、m、pの前の撥音は m にする書式があります。
日本橋の場合、次に「バ」が続くので、m になります。
バ行は両唇音で、唇を閉じた形で発音するので、
その直前の「ン」は m になる考え方です。
「Nihombashi」
実際の発音に沿った表記で、英語圏の人には読みやすい
らしいです。日本語では撥音をとくに区別しませんから、
この書きわけは不自然なのかもしれません。
誰のために表示をしているのかを考え、
選ばなければなりませんね。
[あすなろ]
2018年4月10日 16:00
4月8日は、お釈迦様の誕生日。
お釈迦様は生まれてすぐに、四方に七歩あるいて
右手で天を、左手で地を指して
「天上天下唯我独尊」
と唱えたといわれており、花御堂にまつられている
立像はそのときの姿となっています。
<大安楽寺>
ひしゃくで甘茶を注ぎ、誕生を祝います。
甘茶は、抗アレルギー効果もあるそうで、
花粉症への効果を期待するとともに
ゆったりと春の一日を過ごしてみるのもいいですね。
<身延別院>
◆大安楽寺
東京都中央区日本橋小伝馬町3-5
◆身延別院
東京都中央区日本橋小伝馬町3-2
[あすなろ]
2018年4月 3日 09:00
日枝神社 日本橋摂社は、赤坂にある日枝神社の
御旅所です。日本橋茅場町の「山王さん」として、
人々に親しまれています。
東京証券取引所なども近くにある都心部ですが、
境内に入ると喧騒から解き放たれた静寂な空間です。
境内の狛犬は、胸を張り天空を見つめる姿をしています。
酒井八右衛門と石匠の野村保太郎の名コンビによる
石彫芸術です。
上を向く狛犬の目線にあわせると、ご神木に鳥の巣を
見つけました。
上向きの気持ちが招く人の幸福、運気上昇の獅子守を
受けられます。
◆日本橋日枝神社
東京都中央区日本橋茅場町1-6-16