[にゃんボク]
2017年5月16日 16:00
その昔、きのこなのか、タケノコなのかで天下を二分する争いが行われ・・・たことは ありませんが、それに勝るとも劣らないのが、「犬派」か「猫派」かではないでしょうか。
犬派の私としてはどうにも最近は猫に対して分が悪いと感じているわけですが、先日は 「日本橋の猫大集合」のイベントがあると聞いて、敵情視察(?)に行ってまいりました。
ところは、日本橋三越本店。全館ねこづくし、で各地域の猫グッズを揃えた強力なラインナップ!
ぐ、ぐむぅ・・恐るべし。だいたい、三越さんのライオン像はネコ科じゃないか。
天女(まごころ)像のそびえ立つ本館1Fの中央ホールには、招き猫のおばけが・・! ではなく、これは猫の「壁ドン」だそうです。西郷どんもびっくりの破壊力。
笑顔に騙されてはいけませんっ!左耳だけねじり鉢巻きという時点でタダ者ではない。
さて、この「猫づくし」に花を添えたのが、中央区の荒汐部屋の力士たち。何やら 荒汐部屋に住む「モルとムギ」なる猫ちゃんつながりだとか・・・。 こじつけか、こじつけじゃないのかっ!?
その荒汐部屋のエースは、蒼国来(そうこくらい)関。貫禄があります。 オーラがあります。座っていると大きくないのに立つと背が高いのは足が長い証拠。 『遠くの親戚より近くの他人』ならぬ、 「遠くの稀勢の里より近くの蒼国来」です。もうこれは応援するしかありません。
どうぞ、どうぞ、どうぞ!(私も写真撮ってもらいたかったなぁ)
荒汐部屋といえば、外国の方が「morning practice」なる朝げいこを見学に来ること も有名です。でも、外国の方がどうして「いつ練習をしているか」知るのだろうと 前から疑問だったのですが、ある日、ドイツの方が見学に向かう道案内をした 際に、あるTV番組を真似て聞いてみたのです。「you はどうして荒汐部屋へ?」 (How did you get to know morning practice?」 その方は、「ホテルのフロントで教えてくれたのよ」とのことでした。あ、 そういうことだったのね。多くの相撲部屋がありますが、窓枠が大きく見学自由の 部屋は少ないそうですぜ。これも一種のhospitality。中央区の荒汐部屋をお薦めします。
さて、中央区に数多あるアンテナショップ等でも販売される各地域のご当地猫グッズには、猫型の大人気食材(神奈川の大人気猫型ドーナツ、 福島の焼き菓子、島根のしまねっこ、長崎のにゃがさき猫等)もあるようです。 かわいい猫が知らぬ間に?無くなってしまったときは(この場合は美味しくて 食べただけですがね)三光稲荷神社へのご参拝をお薦めします。 猫を見失ったとき立願すれば霊験ありと言います。(人形町の三光稲荷)
今回は猫のパワーに押されっぱなしでしたが、次は負けませんよ~。
[にゃんボク]
2017年4月18日 14:00
都心部のランニングコースと言えば、警備もしっかり行われて車と遭遇することもなく、安心 して走れる1周5キロの「皇居」が何と言っても有名です。 でも、ランナーの数は多いし、周回コースをぐるぐるとまわるのはどこかストイック。
出来れば、コースが変化に富み、歴史や息遣いの感じられる街を抜け、カフェや買い物が できる場所もそこここに有って、それでいて車通りの少ない安心なコースがあればなぁ・・・ と思う方も少なく無いと思います。
そんなランナーのわがままにも十分に応えられるのが、中央区の隅田川テラスを中心にした ランニングコース!一部一般道路を走りますが、信号待ちをすることも殆ど無く、都心部なのに 車通りの少ないコースをつなぎ合わせて大よそ10キロの距離を楽しむことが出来ます。
出張や旅行で来られる方、いつもとは少し違うコースを楽しみたい方、どんな方にもお勧めです。 (このコースは一つの参考なので、いくらでもアレンジが可能です)
中央区の歴史の息遣いを感じながら楽しく安心して走れるこのコースを、あなたの「マイコース」 にしてはいかがでしょうか。
【コースの特徴・レイアウト】
(1)今回は浜町公園(中央区スポーツセンター)をスタート地点にしています。 (ここでロッカーを利用してシャワー(有料)を浴びることもできるし、その他のスポーツ 施設も充実。各種イベントが開催されたり春の花見も可能な複合施設です。)
(2)隅田川沿いのテラスを両国橋方面へ。両国橋にて一旦折り返します。このテラスには 100メートルのランニングコースも設置されており、体に刺激を入れるインターバル 走も可能です。
(3)隅田川の右岸を走りながら途中でスロープを利用して隅田川テラスの上部へ。IBM箱崎ビル を右手に通り過ぎてから「豊海橋」を渡ります。
(4)永代橋のたもとにて、隅田川テラスを階段を使って下ります(交差点を渡らない場合)。 中央大橋を通り過ぎ、そのまま隅田川右岸を進み、「霊岸島水位観測所」の脇の階段を 上って、一度隅田川テラスから離れます。
(5)「南高橋」を渡り、(少し分かりにくい部分もありますが)、再度隅田川テラスへ。ここから は引き続き川の右岸(河口に向かって右側)を進んで、勝鬨橋のたもとまで向かいます。
(6)勝鬨橋を渡って川の反対側に。セブンイレブンの角を左折してそのまま真っ直ぐ向かいます。 両側に広がるのは月島のもんじゃストリート。ここを通り抜けて信号で左折します。佃煮の 名店が並ぶ脇を通り、「佃」の街角資料館を左手に、隅田川テラス方面に向かいます。
(7)石川島の灯台を模した公衆トイレの脇を通り、中央大橋を渡ります。この橋からの眺めは すっきりと広がり、とても気持ちが良いのでお勧め。中央大橋を渡ってからは、元来た道 を戻ります。これでぐるっと一周おおよそ10キロ (階段を利用せずにスロープを走った場合)の行程です。
*一部、テラスの整備等で工事中の個所がありますが、その場合はテラスと並行して走る道路を通っていただければ幸いです。
**中央大橋付近の高層マンションは隅田川に映える風景の一つ
**(7)を折り返してスタート地点の浜町公園方面へ
**隅田川テラスでは季節に応じた綺麗な花々がコースを彩っています