[にゃんボク]
2017年12月 1日 12:00
中央区には27ものアンテナショップがあり、まさに東京に居ながらにして全国の「これぞ!」といえる名産品やお土産などを楽しみ、実際に現地に行く気持ちを高めることができます。
そんな楽しいアンテナショップ巡りの中でも、個人的に最も足しげく通ってしまうのが、福島県のアンテナショップの「日本橋ふくしま館 MIDETTE」。
MIDETTEとは、見て行ってとお誘いする言葉を福島の方言のように表現したものとのことで、お酒、果物、海の幸、山の幸、民芸品などが所狭しと並んでいます。
甘党の私はいつも「かりんとうラスク」「ままどおる」のような定番から、ほんのりあまじょっぱい「みそせんべい」などにもはまっています。そのMIDETTEにて、またプレミアム付きの商品券の発売が12月1日から行われるとのことです。中央区のハッピー買い物券も大変にお得ですが、このMIDETTEの商品券も5000円で6000円分の商品が買えるため、どうせ買うならつかわなそんそん、です。私もこの週末にまた買い足そうと思っています。
お店へのアクセスには、ぜひこちらをご確認ください。
↓
http://midette.com/shopinfo/
[にゃんボク]
2017年10月10日 13:00
本日(10月9日)は区民スポーツの日。月島運動場の近隣にて様々なスポーツイベントが開催されました。
私は趣味のランニングの力試しとして、5キロの部に参加してきました。ゲストランナーはなんとオリンピック 2大会連続メダリストの有森裕子さん。何とも贅沢なゲスト!
有森さん、声を枯らすような大きな声で本当に力いっぱい応援をしてくださり、こちらの力も沸いてきます。 小学生のスタートでは、わらわらと自由に動き出す小学生を前に、有森さんは「学校の先生」のような見事 な差配っぷり。お聞きするに 9年連続でゲスト応援にいらしているようで、小学校だった参加者ももう成人したとか。
有森さんが並走しながら応援していただいたランナーの方、羨ましい。
広報の撮影班、中央エフエム ラジオシティさんもいらしてました。
さて、私はと言えば、スタートと同時にパーンと飛び出す、若い中高生の背中を見て、「速い人、 多いな!うーん、 おじさん(私)、これでは入賞はできない・・・」と早くも諦めながら自分のペースを守って 走りました。結果は、想定外の入賞。あれ・・・前に走っていると思っていた人の数を数え間違え ていたのか、少しずつ抜いていて思ったより前に来ていたのか。(結果オーライですが!)
立派な表彰式典の後、入賞の景品もいただき、楽しい時間を過ごすことができました。
本当に様々なイベントを趣向を凝らして開催している区民スポーツの日、ぜひ参加型で 楽しみたいですね。
[にゃんボク]
2017年9月29日 09:00
「小さくともキラリと光る、魅力あふれる都心のまち」と称される中央区の面積は約10.1平方キロメートル。
東京都23区の中では一番大きい大田区が約60.4平方キロ、2番手の世田谷区が約58平方キロ、3番手の足立区が約53.2平方キロであり、 23区の平均が約26.9平方キロであることと比較しても、確かに中央区は小さいですね。(台東区に次いで22番目に小さいとのこと。 ここまで来たら一番小さければ良かったのに、と思うのは私でしょうか)
よく広さの比較などで、東京ドーム○個分と言われますが、これと中央区を比べてみるとどうなるでしょう。 東京ドームの面積は建築面積も入れれば46,755平米。つまり、中央区は東京ドーム約216個分です。
ちなみに一番大きい自治体は岐阜県 高山市で、なんと広さは 2,177平方キロメートル。これ、中央区の約216個分です。東京ドーム×216個=中央区×216個=岐阜県高山市。単なる偶然ですが、ちょっと面白いですね。
閑話休題。そろそろ秋の訪れも感じられる10月を迎えるにあたり、中央区では様々なお祭りや協賛イベントが開催されます。
https://www.city.chuo.lg.jp/event/matsuri/calendar/calendar201710.html
https://www.city.chuo.lg.jp/event/matsuri/kankousyougyoumaturi.html
引越や転勤などにより幾つかの自治体を移り住んだ私にとって、この中央区に住んで驚いたことの一つが、「とにかく祭りやイベントが多い」ことです。 例えば、埼玉に住んでいた子供のころに祭りと言えば7月末の夏祭り一択、の記憶しかない私としては、屋台が出るようなお祭りがこれだけ多いのは驚愕。
日本三大祭りの一つ、天神祭のお膝元の大阪市に住んでいたこともありますが、一つの区としてどれだけのお祭りイベントはありませんでした。
そんな環境にせっかく身を置いている/アクセスできるのであれば、日々出かけて存分に楽しみたいですね!
・・・色々な指標がある中で、「単位面積当たりのお祭りの多さ」でいったら、中央区は自治体において日本一ではないかと思うのですが、どうでしょうか・・・。
[にゃんボク]
2017年8月29日 09:00
お盆休みも終わり、夏休み気分ももうすっかり過ぎ去った過去、といった皆さんも 多いかもしれません。
夏休みといえば、私は港区の職場に通っているのですが、 私の席の周りを見ても、青森、秋田、広島、石川、岐阜、奈良、新潟、埼玉・・・ と、東京ではない実家に帰省するメンバーが大半です。いや、下手をすると東京 出身者が一番少ないのではないかというレベルです。
東京に全国から人が集まっていることは当然今に始まったわけではなく、 作家の永井荷風氏は、「ぼく東綺譚」(ぼくとうきだん)にて 関東大震災(1923年)後の銀座の飲食店について「今はことごとく関西もしくは 九州から来た人の経営にゆだねられた」と書いており、地元の人が減少し、地方 の人が多くなったと指摘しています。
全国のいいところを吸収し、その良さをさらに発展させて独自の文化を作っている のが東京の良さ・奥深さの一つではないでしょうか。
さて、ここで、中央区の観光協会が発行している 「はじめて物語マップ」をもとに、「永井荷風氏が暮らした時代」 (1879年~1959年)の中央区において "はじめて"生み出されたグルメ/食文化を羅列してみたいと思います。
・フルーツパーラー(1890年)
・親子丼(1891年)
・ポークカツレツ(1899年)
・あんみつ(1930年)
・お子様ランチ(1930年)
・レバーフライ(1932年)
・カツカレー(1948年)
・ハヤシライス(1954年) 等
改めて振り返ってみると、この時代に中央区で生み出されたものが思った以上 にある、と感じました。胃袋を満たしながら中央区のはじめて物語を順にたどるのも面白そうですね
[にゃんボク]
2017年7月 4日 14:00
渋谷のスクランブル交差点が海外からの旅行者には新鮮/クールに見える、ということはすっかり 有名になりましたが、最初に聞いたときは、「え?あのごちゃごちゃした交差点のどこが良いの?」 思われた人の方が多かったのではないでしょうか。少なくとも私はその一人でした。
海外の方が、「日本に来たのだから、日本的なるものに触れたい」、といった際の「日本的」 なるものは、私たちの日常に溶け込み過ぎていて逆に気づきにくいのかも知れません。でも、 有名な神社仏閣、誰もが知っている建造物だけではなく、日常の中に魅力を感じ てもらえるのであれば、これは私たちにとっては肩ひじ張らずに楽しんでもらえる優良なコンテンツと思えます。
さて、今回は中央区の「路地裏」に迫ってみたいと思います。ただそこにある日常。 でもなぜか郷愁をそそる場所って良いなぁと思うのですが、 外国の方(勿論、国によって大きく違うでしょう)にはどのように映るのでしょうか。
なお、ここでの路地裏とは、「表通りに面していない、車が入って来られない道幅」の道路を選択 しています。昭和的な雰囲気を残した(車通りに面した)街角、は風情があっても今回は対象としていません。
まずは「路地裏の王道」・・・なんだか矛盾する言い回しですが、そんな位置づけなのが、人形町の路地裏ではないでしょうか。大観音寺脇は車が入れない狭い路地に歴史と風情のある建物が並び、その間を縫うように置かれたママチャリ。両脇には鉢植えの緑が彩を添えています。生活感があるようでいて、足元を見るにゴミ一つない洗練化された空間。うーん、憎い演出すぎます・・・。外国の方を自転車で案内するツアーでもここをカメラに収めている方は少なくないように見受けられました。
続いては、月島に参ります。ここは路地裏銀座や~!と叫びたくなるほど、路地裏の宝庫です。もんじゃ焼きで有名なもんじゃストリート(月島西仲通り)の左右それぞれの生活道路がそのまま路地裏としての風情を醸し出しています。次々と再開発の進む中央区においては、ビルとビルの合間の空間は無数にあれど、生活道路として郷愁を誘う場所は少なくなりつつあるのですが、ここはもう、路地裏のたまり場ですね。今のうちにレッドデータブックに登録しておきましょう。
最後に、佃に参りました。車通りが可能な街角が多く、意外に「狭い路地裏」を探すのには苦労しましたが、老舗のつくだ煮やさんも並ぶこの界隈はつくだ煮の香りとともに昭和の香りがプンプンと漂っています。そんな空間ごとお土産に、つくだ煮を買って帰るのが正しい楽しみ方ですね
[にゃんボク]
2017年6月28日 09:00
これまでさくらんぼと言えば、あんみつなどに"おまけ"のようについている存在。残すのはもったいないから食べている、とさしたる思い入れもなく口に入れる果物。
洋食でいえば、ハンバーグにつき合わせのサラダの上に乗っているパセリのような存在。
酢豚でいえば、パイナップルのように有っても無くても良いけど、何故か付いているよね、といった存在・・・。
そんな感覚だった自分を叱りつけなければならない!完全に認識を改めなければならない!と思ったのは・・・
他でもありません、中央区の友好都市である、山形県東根市にて作られ厳選されたさくらんぼを食べるようになってからです。
区内を走るコミュニティバス「江戸バス」のラッピングにより、「果樹王国ひがしね」の名前を見たことのある方もいらっしゃることでしょう。江戸バスのラッピングが気になっていた私は、東根市で毎年6月に開催される「ひがしねさくらんぼマラソン大会(ハーフマラソン)」に参加いたしました。
この東根のランニングイベントは「ランニング100選」にも選ばれる人気大会です。沢山のおもてなしと歓待が人気の秘密なのですが、なんといっても最大の特徴は、走っている途中にも提供される「さくらんぼ」エイドの充実!私も走っている最中に、「1日に食べたサクランボの個数、自分史上最大の日」を迎えました。食べることを言い訳に走るペースも遅くなり、まさに記録より記憶。タイムそっちのけでも大満足でした。
東根産の中でも厳選されたさくらんぼ。美しく輝く実をいただくと"ぷりっとした"弾力とともに口に広がる上品な甘みとそれを引き立てるほのかな酸味。こ、これは美味しい・・・。やはりホンモノは違います。
小さくも濃厚な果実が存分な主張をするとは・・・東京でいえば中央区みたいなものでしょうか!?
是非、美味しいさくらんぼをお試しください。
(写真は東根さくらんぼマラソン大会。自衛隊駐屯地を走れる珍しいコースレイアウト。ランニング界の有名人、金さん、世界選手権メダリストの千葉さん、荻原さんのトークも楽しめます)