[サム]
2014年11月17日 09:00
昭和51年(1976年)以来、今年で37本目を数える銀座ミキモト本店前ガーデンプラザ「ミキモトジャンボクリスマスツリー」が11月15日点灯。
点灯式は銀座の街のクリスマスシーズンの到来を告げるイベントとして長年親しまれてきた。
ミキモト本店は、昭和49年(1974年)の竣工以来40年が経過したビル建て替えの為、来年1月15日をもって営業を終了(2017年春グランドオープン予定)することに伴ない、今年が最後の展示となる。
ツリーに使用されるモミの木の高さは約10m、樹齢は約30~40年とされる。
木の根元にはパールネックレスを模ったオブジェが配され、歴代クリスマスツリーと明治時代から現代までのミキモト本店のアーカイブ映像が映し出される。
見納めとなる「ミキモトジャンボクリスマスツリー」のイルミネーションのテーマは「つなぐ」。
銀座通りの冬の風物詩として銀座の街と繋がってきたツリーを通じて、「いまと未来」や「心と心」の繋がりを表現。電飾はさまざまな色合いを自在に表現できるオリジナル仕様のマルチカラーLEDライト約6,500個を採用。
展示期間中は点灯時間内毎時0分に、「ホワイトクリスマス」のメロディに合わせて、ツリーのイルミネーションが次々と変化する演出を楽しむことが出来る。
展示終了後のモミの木は、公募の上で東京近郊の公共施設へ寄贈される。
16:15から行なわれた点灯式では、ヴァイオリニストのNAOTOさんのライブと、世界各国の子どもたち8人が手をつないでのツリー点灯。
点灯期間: 11月15日~12月25日
点灯時間: 11:00~22:00
[サム]
2014年11月11日 09:00
11月8日、中央区秋の文化財めぐり「中央区の文化財を知る 地域のお宝を見に行こう!」<橋梁・土木遺産編>が開催されました。
9:30~10:30は座学。タイムドーム明石にて、本日の講師伊藤孝氏による、橋梁・土木遺産(見学先含む)に関する講義。
橋の各部名称を始め、橋の形式(桁橋・吊橋・アーチ橋・トラス橋・斜張橋・ラーメン橋)、道路面の位置による橋のタイプ分け(上路橋・中路橋・下路橋)等々について学習。
11:00、月島係留場より、東京湾クルージングのオープンエアリバークルーザー「エスエスNANO1」に乗船し、船上からの橋梁巡りスタート。
コースは(月島川)~(朝潮運河)トリトンブリッジ/黎明橋~黎明大橋~朝潮水門~朝潮小橋~(隅田川)築地大橋~勝鬨橋~佃大橋~(亀島川)亀島川水門~南高橋~高橋~亀島橋~新亀島橋~霊岸橋~日本橋水門~(日本橋川)茅場橋~鎧橋~江戸橋~日本橋~西河岸橋~一石橋~常盤橋~常磐橋~新常盤橋~鎌倉橋~神田橋~錦橋~一ツ橋~雉子橋~宝田橋~俎橋~南堀留橋~堀留橋~新川橋~あいあい橋~新三崎橋/三崎橋~(神田川)後楽橋~水道橋~お茶ノ水橋~聖橋~神田川橋梁~昌平橋~万世橋~神田ふれあい橋~和泉橋~美倉橋~左衛門橋~浅草橋~柳橋~(隅田川)両国橋~首都高6・7号線~新大橋~清洲橋~隅田川大橋~永代橋~(隅田川派川/晴海運河)相生橋~(朝潮運河)佃水門~朝潮大橋~朝潮橋~晴月橋~(月島川)月島係留場(13:00)。
一旦昼食解散後、隅田川テラスにて、勝鬨橋のレクチャー。
講師の伊東孝氏は「勝鬨橋をあげる会」代表だけに、当該運動への熱き思いがひしひしと伝わってきます。
次いでかちどき橋資料館見学後、15:30、現地解散。
生憎、船上見学時、雨に降られましたが、新たな知見もいろいろと得ることができました。
関係者の皆さん、ありがとうございました。
築地大橋(鋼アーチ橋) 勝鬨橋(シカゴ型双葉跳開橋) 佃大橋(鋼床版箱桁橋)
新亀島橋(方杖ラーメン橋) 清洲橋(鋼自定式チェーン吊橋)相生橋(鋼プラットトラス橋)
[サム]
2014年11月10日 09:00
築地市場(東京都中央卸売市場築地市場)は昭和10年開場以来、今日に至るまで、水産物・青果物などの生鮮食料品流通の中核的存在。
まだまだ内航船と貨物鉄道による物流が主流だった時代につくられただけに、老朽化・狭隘さ・品質・鮮度保持設備が時代の期待に十分沿いきれない等、様々な問題が顕在化し、一方新たに多頻度小口配送・取引電子化・情報化・衛生/環境対応・直取引・ネット流通等々、流通システムの構造変化の動きにも直面していると聞きます。
とは言え、今日も、約15,000人の市場勤務者が働き、約20,000台の車両が出入りし、多くの買い出し人で連日賑わい、活気に満ち溢れ、都民の台所を支えてくれています。
何より、都心に近いのが魅力。
豊洲新市場は世界基準の衛生管理体制をとる為、業者と一般人の出入り出来るエリアが明確に分けられ、卸売市場は工場見学のようなスタイルで入ることになる可能性が高いとも漏れ聞きますので、"粋" で "いなせ" な雰囲気を気軽に垣間見られるのも今のうちかも知れません。
但し、仲卸売場の見学は午前9:00以降に、立ち入り禁止区域には立入らず、また交通や業務の支障にならないようくれぐれも気をつけましょう。
今回取り上げたのは、魚河岸トラックのボディーペイント。
図柄は、魚をあしらったもの、魚河岸マーク、故郷風景等々いろいろです。
各々のオーナーのセンスとも受け取れる個性が出ていて、興味を覚えます。
[サム]
2014年11月 9日 09:00
ビオラ ペニー ミッキー ビオラ くまりん パンジー 虹色スミレ ムーンライト
パンジーは欧州原産のスミレ科の多年草。
パンジーの名は仏語のパンセ(物思い)に由来し、蕾が下を向く姿が、物思いに耽っている人のように見えるところから名付けられたとされています。
秋~5月頃まで長く咲き、花の大きさ・色・咲き方を始めとしてバラエティー豊富で、単色の他、きれいに2色に咲き分けるもの、花の中心に「ブロッチ」と呼ばれる目が入るもの、様々な色の混じるもの、縁取りが入るもの、縁が大きく波打つ品種などもあります。
パンジーの小輪多花性種を一般にビオラと呼んでいますが、
パンジーとビオラを掛け合わせた品種も多く、境界線は曖昧とも聞きます。
ビオラはスミレ類の植物全体を指す学名でもあります。
ビオラ・トリコロールはパンジーの原種で、その種名は仏語で三色の意。
ここから和名の「三色すみれ」が誕生したと云われています。
いろいろな動物の顔貌・・・にも見え、譬えられ、
「人面草」「胡蝶草」「遊蝶草」とも呼ばれています。
晴海トリトンの「花のテラス」「緑のテラス」の植込み、「サウストリトンパーク」「ノーストリトンパーク」のコンテナ内に10月末より、パンジー・ビオラの愉快な仲間たちが約100種新登場。
表情豊かな "愉快な仲間たち"、皆さんにはどのように映りますか。
[サム]
2014年11月 7日 18:00
ジュウガツザクラ アッサムニオイザクラ(ルクリア)
晴海トリトンスクエアにて毎月開催される、ポケットプラザ「花・水・樹」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策するミニガーデンガイドツアー「プランツ・ウォーク晴海」。
11月4日に開かれた(12:30~、14:30~)今回のテーマは「秋のたからものを探して」。
秋色が深まる時節、11月7日は暦の上では「立冬」。
やがて迎える冬の準備も静かに着々と始まっています。
「花枯れ」の季節ではありますが、そんな中で、今月の注目は、先月に引き続き「実のなる植物」に加え、秋咲きの「"サクラ" の名を冠する花」。
☆実のなる植物
先月観察したサンシュユ、ミヤマシキミ、ヒメリンゴ、シセントキワガキ、シナヤマボウシ、
コトネアスター、シロヤマブキに加え、今月は、ハナカイドウ、ソヨゴ、ピラカンサ、
ヒイラギモチ、クチナシ等々の実が色づいています。
☆"サクラ"の名を冠する花
・ジュウガツザクラ
マメザクラとエドヒガンが関与したとされる栽培品種。
萼筒は紅色壺形、八重咲き。
花色は白色~淡桃で、3~5個が疎らに咲く。
尚二季咲き性の "サクラ" にはこの他、「コブクザクラ」(八重咲き)、
「フユザクラ」「シキザクラ」(何れも一重咲き)等がある。
・ルクリア(アッサムニオイザクラ)
ルクリアはヒマラヤ、中国雲南地方に分布するアカネ科の常緑低木。
短日植物で11月~12月が開花期。
香りがよいこと、ピンクの花色がサクラをイメージさせるので、
「アッサムニオイザクラ」の名前で流通。
薄ピンクや白の品種に加え、近年、濃いピンクの花色も登場。
何れも春のサクラのボリュームのある華やかさには敵いませんが、各々個性を感じます。
[サム]
2014年11月 7日 09:00
11月1日、晴海トリトンスクエアでは、今年も「晴海フラワーフェスティバル2014」に合わせて、「ウインターイルミネーション2014」が開幕。
期間は11月1日~2月14日。
例年通り、「水のテラス」を中心に、オーシャンブルーの大海原のイメージや、イルカをモチーフに、ブルーを基調とした幻想的なLEDのイルミネーション。
「水のテラス」内の正面プールの上には、3頭の、階上の「花のテラス」に通じる階段脇のプールには2頭のイルカが浮かび上がり、「水のテラス」に植栽された木々はブルーとホワイトの光りに煌めいています。
「水のテラス」の光りのオブジェは階上の「花のテラス」からも眺められ、見る角度を変えることで、水面に映える姿も交え、より立体的な作品として楽しむことが出来ます。
晴月橋から黎明橋に至る「桜の並木道」の木々は、ゴールドとホワイトの電飾が施され、整然とした輝きを放っています。