[サム]
2015年11月16日 12:00
11月13日、銀座西並木通り(銀座5丁目~8丁目)では、今年も年末の風物詩である「銀座西並木通りイルミネーション2015 並木と時を刻む ~Timeless illumination~」がスタート。
会期:11月13日~2016年1月17日 16:00~24:00
通りの両側に並ぶ瀟洒な店舗。
足元に目を向ければ。赤御影石の歩道。
整然と植えられたリンデンの並木。
「銀座らしいおもてなしの心。大人にこそふさわしい街。"大人のWAKUWAKU" がここにはある。"文化を売る"。時代が変わろうとも、先人たちが来街者と共に積み重ね、磨き続けてきた精神が、今も受け継がれている。」とのコンセプトで、
街路樹のリンデンをモチーフにしたLED電飾のオブジェの街路灯への配(あしら)い、
ゴボプロジェクターによるシンボルデザインの路面への投影、
そしてバナーによる、テーマの「並木と時を刻む」の演出という具合に、
洗練された "彩り" が設えられています。
資生堂本社社屋「資生堂銀座ビル」では、「煌(きらめ)きのルージュ」をテーマに、コーポレートカラーの赤を、LED電球合計40,000球で表現した鮮やかなイルミネーションが点灯。
(~12月27日 17:00~24:00)
一方、道を隔てた「ノエビア銀座ビル」では、対照的にグリーンのツリーのイルミネーションが輝いています。
[サム]
2015年11月15日 09:00
11月1日開催の「中央区まるごとミュージアム2015」。
無料で運航する船に乗って、中央区の持つ豊かな水辺や水辺からの街並みを楽しむ「船の運航」も、人気イベントのひとつです。
①日本橋周遊ルートの他、②明石町水辺ライン周遊ルート、③浜町・晴海ルート、④日本橋・晴海ルートが組まれていますが、中でも日本橋周遊ルートはお手軽。
日本橋船着場を発着場に、日本橋~江戸橋~鎧橋~茅場橋で折り返し、西河岸橋で再度折り返す、所要時間約20分の周遊コースで、始発便9:00から最終便16:40頃まで(予定)概ね15分に1便程度の随時運航。
ベルトタイプのライフジャケットを装着し、リバーガイドの案内で、普段とは違う川面からの目線で、江戸の面影を残す界隈の街の佇まいを楽しみます。
普段見られない橋の裏側の造形を楽しめるのもリバークルーズの醍醐味のひとつ。
リベットがずらりと打ちこまれた「江戸橋」の構造は壮観で、重厚な造形美を感じます。
最近は側面にペンキ書きが多くなったようですが、船上からの視線の「鎧橋」「西河岸橋」の銘板は、やはり趣があります。
歴史ある水辺資産に親しみを覚えるひとときです。
[サム]
2015年11月13日 14:00
東京スカイツリーは日本の伝統美を表現したライトアップと共に、季節限定のイルミネーションも大きな魅力のひとつ。
今年も11月11日、東京スカイツリーを世界一高いクリスマスツリーに見立てた3種類のクリスマス限定ライティングがスタート。
会期:11月11日~12月25日
クリスマスシーズンに因み、
①キャンドルの炎をイメージした "白銀&レッド" の「キャンドルツリー」、
②白いベールを纏ったツリーをイメージした "白銀&グリーン" の「ホワイトツリー」、
③ツリーをシャンパンゴールドの光で彩った「シャンパンツリー」、
に加え、通常ライティングの
④江戸っ子の心意気を表現した、隅田川をモチーフにした淡いブルーの「粋」、
⑤江戸の街の美意識を表現した江戸紫の「雅」の
計5パターンがスケジュールに従って点灯。
点灯時間:17:00~23:00
(但し11月16日~12月15日は16:15点灯)
本日11月12日のライティングは "白銀&レッド" のサンタクロースカラーが施された「キャンドルツリー」。
ケーブル部がピンクに彩られた清洲橋、淡いブルーにライトアップされた永代橋越しに、東京スカイツリーの特別ライティングが輝いています。
上層部の "光の冠雪"、展望台上部の流星のような "時を刻む光"、塔体側面の"金箔を蒔いたような煌めきのある光" 等々、多彩な光の演出です。
[サム]
2015年11月11日 09:00
晴海トリトンスクエア内ポケットプラザ「花・水・樹」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する毎月恒例のミニガーデンガイドツアー。今月は11月5日に開催。
秋色が深まる時節、今週末8日は暦の上では早くも立冬です。
「花枯れ」の季節ではありますが、今回興味を覚えたのはマンサク科マルバノキ。ちょっと不思議な花です。不思議① 落葉後に開花。不思議② 花の形。赤いヒトデのような形の背中合わせの2輪の花。不思議③ 刺激的でスパイシーな香り。(左上)
注目は、やはり、木々の紅(黄)葉と秋の実り。
ユリノキ・アメリカザイフリボク等の黄葉、サルスベリ・ハゼノキ・ナツヅタ等の紅葉が彩りを添えています。(冒頭左:ナツヅタ、右:ハゼノキ)
ヒメリンゴ・ハナカイドウには鈴生りの果実。
ヒメイチゴには房状の白い花に黄色の果実。今後ほぼ一年かけて黄色⇒橙色⇒赤色に熟すと云われます。
左から、ヒメリンゴ、ハナカイドウ、ヒメイチゴ、シセントキワガキ、キンカン
昨年同様、人面草<パンジー・ビオラ>の愉快な仲間たちも10月末より登場。
今年は、オーソドックスな "丸弁" に加え、面長で兎を連想させるユニークな花形の "うさぎ型" 、愛らしい小輪多花性の "極小輪" が新たに仲間入り。
うさぎ型ビオラコレクション
移ろいゆく季節を映した花木の姿に、やがて迎える冬の準備の始まりを感じつつ、新たな気づきも得たプランツウォークでした。
[サム]
2015年11月 6日 14:00
11月1日開催された「中央区まるごとミュージアム2015」の事前募集イベントのひとつ、「銀座の近現代建築めぐり!」(①10:30~12:00 英語コース)の様子をご紹介します。
明治期、レンガ街の建築に始まるモダン銀座。常に進取の気性に富み、先端技術や美的トレンド、また都市空間のあり方に関する思想を体現する最新の建築が具現化されてきた地域。
関東大震災、東京大空襲、戦後の絶え間ない開発や建て替えにより、多くの名建築や人々に親しまれてきたランドマークが失われたとは云え、今尚見応えのある建物が残されています。
更には国内外の著名な現代建築家たちが設計した2000年以降のビルの数々も目を楽しませてくれます。
そんな豊かな建築資産と都市空間を再発見しようとの趣旨で企画された催し。
題して「銀座のたてもの資産を歩いて見て学ぼう!」。
コースは、①静岡新聞・静岡放送ビル、②電通銀座ビル、③泰明小学校、④ソニービル、⑤メゾンエルメス、⑥ルイ・ヴィトン銀座並木通り店、⑦交詢社ビル、⑧第一菅原ビル、⑨東京銀座資生堂ビル、⑩銀座ライオンビル、⑪ニコラス・G・ハイエックセンター、⑫中銀カプセルタワービル、⑬歌舞伎座、⑭三愛ドリームセンター、⑮和光、⑯教文館ビル、⑰ヨネイビル、⑱奥野ビル、⑲川崎ブランドデザインビル (⑳鈴木ビルは時間の関係でパス)
案内役は、建築史家の禅野靖司氏。
五重塔がヒントと云う、外壁に45cm角のガラスブロック約13,000枚使用の所謂 "カーテンウォール"、最上階の馬に跨った騎士のモニュメント、中庭の風のモニュメント "宇宙に捧ぐ"、ガラス壁面のウィンドウディスプレイ等々細部に亘りディテールに拘った造りの「メゾンエルメス」、タワー新築による取り壊し計画から一転、保存を決意し、装いも新たに "銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)" として蘇った「川崎ブランドデザインビル」が、殊に印象的でした。
「川崎ブランドデザインビル」にはどこか既視感を覚えましたが、以前、丹波市西山酒造( "小鼓" 醸造元)直営の割烹「酒肆 小鼓」が入居していた建物。
感慨深いものがあります。
左から、静岡新聞/放送ビル、メゾンエルメス、交詢社ビル、ニコラス・G・ハイエックセンター
左から、中銀カプセルタワービル、 ヨネイビル、奥野ビル、川崎ブランドデザインビル
[サム]
2015年11月 6日 09:00
10月31日、晴海トリトンスクエアでは、今年も「フラワーカーペット晴海2015」に合わせて、「ウインターイルミネーション2015」が開幕。
会期:10月31日~2月14日(予定) 17:00~23:00
昨年まで「水のテラス」を中心に、オーシャンブルーの大海原やイルカをモチーフに、ブルーを基調とした幻想的なLEDのイルミネーションが展開されましたが、今年は装いを一新。
ノーストリトンパークのエントランス、朝潮運河沿いの晴月橋から黎明橋に至る「桜の散歩道」を中心に、シャンパンゴールドの耀き。
2015年度で15回目を迎えるフラワーカーペットの今年のテーマ「Seasons-日本の四季」のライトアップともよく調和しています。
トリトンブリッジはレインボーカラーのライトアップ。
道行く人々の口からも「アトラクションみたい」との喚声。
煌めくウインターイルミネーションの季節到来です。