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2016年6月13日 16:00
6月10日、ファンケル銀座スクエア(銀座5)10Fテラス付サロンスペース「ロイヤルルーム」にて、「初夏のあじさいガーデン」が開幕。
会期:6月10日~6月17日 11:30~18:30
"和" のイメージが強いアジサイですが、今年は、"イギリスで最も美しい村" とされ、特別自然美観地域に指定されているコッツウォルズ(Cotswolds)風の演出で、絵本のような田園風景の雰囲気を醸し出しています。
下草の可憐で繊細な花々が、アジサイの柔らかで優しい色合いを、引き立ててくれています。
注目は、所謂「秋色アジサイ」。
観賞期間が長く、秋までアンティークな花色が徐々に移ろう様を楽しめる由。
ピンクとブルー系があり、時と共に緑色に変化し、次いで深みのある赤みが増すと聞きます。
6月12日~15日には、「ドライフラワーで作るあじさいのミニリース」と題した、「ガーデニングミニレッスン」の開催も予定されています。
銀座の天空の庭で、ほっと一息つける、アジサイの彩り空間です。
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2016年6月10日 14:00
6月5日、気象庁より、「関東甲信地方が梅雨入りしたと見られる」との発表があり、いよいよ雨の季節到来です。
平年より3日早く、昨年より2日遅い梅雨入り。
前線や南からの湿った気流の影響で、どんよりとした日が続いています。
晴海トリトンスクエア2Fポケットプラザ「花・水・樹」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する、毎月恒例のミニガーデンガイドツアー。
今月は6月9日、梅雨の合間を縫い、開催されました。(14:30~15:20)
今回は「花のテラス」に加え、「ノーストリトンパーク」「サウストリトンパーク」巡回コース。
この時期は、園内随所の、"エンドレスサマー"、白とピンクの "アナベル"、"常緑アジサイ 碧の瞳"、"アマチャ"、 "スミダノハナビ" 等々、様々なアジサイ類が映えます。
朝潮運河沿いの「スロープガーデン」には、チコリ、マロウ、除虫菊、アケビバナナ等の新顔。
そして、一重に混じり珍しい八重のベコニア、多彩な花色の、ペチュニア、ニチニチソウ。
「サウストリトンパーク」では、ユニークなトケイソウが開花中です。
梅雨時、鬱陶しい日が続きますが、水のせせらぎ、緑陰に加え、華やかな彩りは、気分を和ませてくれます。
ペチュニア "サングーナ ライトブルーベイン"、"ミラージュイエロー"、"イージーウェーブ"、"カーペットローズスター"、"ピルエット"
ニチニチソウ "ナツミカン"、"アイシーピンク"、"ローズ"、"アプリコット"、"ラベンダー"
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2016年6月 1日 12:00
5月26日、東京管区気象台から生物季節観測情報のひとつ「紫陽花開花」が発表されました。
平年より12日早く、昨年同様との由。
梅雨入り前の晴れ間、浜離宮恩賜庭園でも、春を彩った花々が一段落し、アジサイが開花中です。
一般的なアジサイは中心部の "真の花"(両性花)を覆って花弁状の萼片の "装飾花"(中性花)が球形の花序を形成していますが、「アジサイの開花」とは、『標準木の "真の花" が2ー3輪咲いた状態になった最初の日を云う』 とされます。
交配され改良された品種も多く、"装飾花" が "真の花" を取り囲むように咲く「ガク咲き」と "装飾花" が球状に密集した花序を形成して咲く「テマリ咲き」に加え、"装飾花" が一重咲きか八重咲きかの違い、形状の違い、色の違い等々、多様です。
入梅間近ですが、その落ち着いた穏やかな花色と、七変化と喩えられる移ろう花姿はこの時期ならではの風情を醸し出してくれています。
園内ではアオスジアゲハをよく見かけるようになりました。
成虫の出現は5ー10月、年3ー4回発生すると聞きます。
アゲハチョウ類には珍しく静止時には通常翅を閉じて止まることが多いようです。
幼虫の食草は園内にも多く植栽されているクスノキ科植物(クスノキ、タブノキ等)で、動きは敏捷、樹木や花の周りを目まぐるしく飛び回っています。