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2016年11月23日 14:00
北から進んできたイチョウの黄葉前線も漸う東京に到達。
11月21日、東京管区気象台から気象庁生物季節観測情報のひとつ「イチョウ黄葉」が報じられました。
平年より1日遅く、昨年より9日早い由。
イチョウの黄葉日とは、標準木全体を眺めたとき、大部分の葉が黄色になった最初の日とされます。
東京に於ける標準木は、皇居の北東端の大手濠緑地(通称清麻呂公園)にある、関東大震災による火災から免れた所謂 "震災イチョウ" 。
浜町公園入口緑道のイチョウもすっかり色づき、見頃を迎えています。
葉は柔らかな陽射しを浴び、黄金色に映え、深まりゆく秋を体感できます。
東京のイチョウの黄葉は、年々遅れる傾向にあり、近年は50年前に比べるとおよそ半月以上も遅くなっているとも聞きます。
昔に比べ朝晩の冷え込みが弱まってきたことも原因のひとつと考えられているようです。
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2016年11月20日 14:00
11月17日、中央区まちかど展示館運営協議会主催による「中央区まちかど展示館見学ツアー ~最先端のくすりの世界と老舗の伝統を体感~」が開催されました。
スケジュール:
Daiichi Sankyo くすりミュージアム見学~
江戸屋所蔵刷毛ブラシ展示館見学~
伊場仙浮世絵ミュージアム見学
尚目的地に至る途中の行程は中央区文化財サポーターによる街ガイド。
Daiichi Sankyo くすりミュージアムでは、1Fラウンジ中央の丸いモニターで「一粒のくすり」映像を見た後、ICチップ入りのメダルを受け取り2Fへ。
くすりと日本橋本町の深い関係を紹介した《くすりと日本橋》をはじめ、「くすりってなんだろう」「くすりとからだ」「くすりのはたらき」「くすりのあゆみ」「くすりをつくる」各コーナーをメダルを使って、見て、聞いて、触れて体験。
江戸屋所蔵刷毛ブラシ展示館では、東京都指定の伝統工芸品としての刷毛の他、馬毛で作った判子等の展示物を手にとって体感。リス毛のメイクブラシは驚愕の柔らかい手触りです。
伊場仙店舗横、伊場仙浮世絵ミュージアムでは、現在展示中の「伊場仙版 東海道五十三對」を見学。
併せてプロデューサー役の版元、絵師、彫師、摺師の分業体制に基づく、浮世絵版画制作工程等についての話を伺う。
地域の文化資源の一端を垣間見るミニツアーです。
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2016年11月19日 12:00
11月も中旬に入り、日に日に朝夕は冷え込みを覚える候、次第に樹々も色づき、見頃を迎えています。
今回取り上げたのは、区内で、明石町緑道、人形町通り(人形町交差点北側)とともに、モビジバフウ(別名アメリカフウ)が植栽されている、日本橋箱崎町のIBM箱崎ビル前の通り。
モミジバフウは、葉の形はモミジに似ていますが、北米・中南米原産とされるマンサク科フウ属の落葉高木。
樹皮は褐色を帯び、浅く縦裂。花期は4月頃。
端正な樹形で、緑~黄緑~黄~橙~赤と、多彩に紅葉することから、"七色の紅葉" とも譬えられます。
木々により色づきがひとつひとつ違い、1本の木のなかでも紅葉の度合に差があり、錦の織物のように、秋の装いを演出。
様々な色合いの変化をみせて、競い合うように陽光に輝き、彩りを添えています。
落葉後も枝に残る、長い柄ののついた「いが」様の果実も、ユニークです。
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2016年11月18日 14:00
11月16日、晴海トリトンスクエアで、年末恒例の「ウインターイルミネーション2016」が点灯。
高層ビル群を背景に光り輝いています。
会期:11月16日~2017年2月14日
一昨年までは「水のテラス」を中心に、オーシャンブルーの大海原やイルカをモチーフに、ブルーを基調とした幻想的なLEDのイルミネーションが展開されましたが、今年は、昨年来のノーストリトンパークのエントランス、トリトンブリッジを中心としたシャンパンゴールドのイルミネーションを踏襲。
トリトンブリッジのイルミネーションも今年はシンプルな色調でまとめられています。
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2016年11月17日 09:00
銀座4丁目のミキモト本店ビルの建て替えに伴い、並木通り沿いのMIKIMOTO Ginza2がミキモト銀座2丁目本店として営業中ですが、11月11日、そのショーウィンドウで、2016クリスマス特別ディスプレイがスタート。
題して「スパークリング ドリームツリー」。
会期:11月11日~12月25日 10:00~23:00
昨年は、繊細なペーパークラフトとプロジェクションマッピングが融合した芸術的な世界が繰り広げられましたが、今年はチームラボとのコラボレーションによるホリデーシーズンのディスプレイを演出。
「世界中の女性を真珠で飾りたい」という創業者の想いを、チームラボが光の珠で表現した一冬限りの特別なインタラクティブ作品。
光り輝く、街がときめく季節到来です。
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2016年11月16日 12:00
1948年以来68年ぶりの大きさということで話題の11月14日夜の "スーパームーン"。
地球の周りを楕円軌道で回っている月が、地球に最接近する日と満月が重なり、地球から見た月が通常より大きく見える現象。
国立天文台によれば、地球と月の距離は平均約384,400kmですが、14日夜には、約356,500kmまで近づき、今年最も小さく見えた4月22日の満月に比べて直径は1.14倍、面積は3割ほど大きく見えるとされます。
接近時の距離は、太陽の重力の影響で毎年変わるとのことですが、ここまで近づく次の機会は2034年と聞きます。
当日は生憎の天候でしたが、14日の前後でも十分見た目の大きな月が、ライトアップされた豊海橋越しに望めました。
今宵11月15日は十六夜、満月ではありませんがその差は僅か。
雲が多くすぐ霞んでしまいますが、時折明るく輝く "スーパー十六夜" を楽しむことが出来ました。