[ビッキー]
2011年11月30日 08:30
今日も大好きなメトロリンクに乗って高島屋へ・・・あれ?こんなところにカフェなんかあったっけ?と、慌てて途中下車して潜入いたしましたは「赤木屋珈琲」。
コレド日本橋のお向かい、日本橋交差点に堂々とそびえ立つビル「赤木屋証券」。そちらの1Fに、なにやらモダンなカフェが出来ているではありませんか。
とてもお洒落な雰囲気。モダンな感じでありながら、どこか日本橋っぽいといいますか。
思ったより店内は広く、左手にカウンター。ふむふむ。本日のコーヒー290円。某スターバックス並みのお値段ですね。何かこだわりがあるのかしら・・・とお店の奥を見ると、なにやら大きな機械。
これがこだわりの「完全熱風方式」の焙煎機。日本にはまだ数台しかないのだそうです。ほほう。この機械、2Fまで吹き抜けの店内でかなりの存在感があります!
さて、本日のコーヒーとバタートーストを持って、お二階へ♪
真新しい木のテーブルと椅子がとてもいい感じ。すわり心地がいいなぁ。小説でも持ってくればよかった・・・でも大丈夫!私が確保したのは、交差点を見下ろせる窓際のお席。ここなら美味しいコーヒーを味わいながら、ぼーっと過ごせます。
ときは昭和4年、「商売をするなら、天下一の場所に」と日本橋に根を下ろした赤木屋証券。お向かいのコレド日本橋は、まだ「白木屋」だったんだなぁ・・・なんて、日本橋の歴史に思いを馳せる午後のひとときでした。
本日のコーヒー 290円 ・ 厚切りバタートースト 100円
赤木屋珈琲 日本橋2-7-1 03-3271-0011
赤木屋証券さんが2014年に建て替え(日本橋高島屋周辺の再開発事業による)になるのを機に「地域の人に貢献を」と出店された、期間限定の店舗です。
[ビッキー]
2011年11月29日 18:26
中央区の子供たちによる「新富座こども歌舞伎」を御存知でしょうか?
江戸歌舞伎発祥の地である中央区で、いまなお若い世代がその伝統を受け継ごうと頑張っている姿には感心させられます。
本日の舞台は日本橋三越1Fの中央ホール、中央区商店街連合会さんの60周年記念の大舞台です!
「ちびっ子たちが可愛く踊っているのかな・・・」なんて軽い気持ちで待っていたら、その堂々とした舞にしばし驚いてしまいました。
後ろの屏風、ましてや天女像さんにも決してひけをとらない凛とした姿に感動です!満員のお客様、外国人さんたちも、じっと見守っていましたよ。ちなみに本日の演目は「寿式三番叟」「白浪五人男」。大人の私でも、きちんと理解するのは難しそう・・・
私は端のほうで観覧していましたので、舞台袖の奥のほうが少し目に入ったのですが、出番を待つちびっこ役者さんたちが「わぁ緊張する!」なんて言っているような様子が見えて、こちらは子どもらしさを感じられて微笑ましかったです!
子どもたちがひたむきに頑張る姿からは、パワーをもらえること請け合いです。
次回の公演は来年2月5日(日)、鐵砲洲稲荷神社の「節分祭」ですので、みなさま是非お楽しみに!
新富座こども歌舞伎 http://www.ne.jp/asahi/shintomiza/kk/index.html
[ビッキー]
2011年10月 1日 09:40
去りゆく夏を惜しむかのような晴天に恵まれた先日、ご縁があり 水上バス「カワセミ」号の試乗会に参加させていただきました!
こちらが「日本橋船着場」。おなじみ日本橋南側の交番下、滝の広場にあります。
船は180度旋回し、隅田川へ向けて出発です!高速道路が日本橋川をすっかり隠してしまっているのが良くわかりますね。遠くに見えるは江戸橋。
鎧橋、茅場橋、湊橋・・・と次々に橋をくぐり、ついに隅田川に合流です。永代橋のこの精悍なお姿!まさに「晴れて良かった!」のひと言です。後方には中央区の誇るウォーターフロント、リバーシティ21や中央大橋も臨むことができます。
こちらも橋好きの心をくすぐる凛々しい姿、清洲橋!
この後、新大橋、両国橋・・・とくぐりぬけ、いよいよ船は神田川へと入っていきます。こちらは柳橋のたもと。かつては隅田川の舟遊び客が多く、花街として栄えた名残を残すこの界隈。細い川に沿ってたくさんの屋形船が停留するなかを抜けていくのも、この「カワセミ」号の見どころのひとつです。
こちらは、昌平橋。その上を通っているのは総武線の鉄橋です。秋葉原を歩くと目にする光景ですので、お分かりになるかたも多いのでは?
さらに船は神田川を遡り・・・このルートのクライマックスに差し掛かります。ご覧ください、この聖橋の美しさ!言葉になりません。総武線、中央線、丸の内線とが交差するこのポイント、うまくいけばすごく良い写真が撮れるかも!ビッキーはあまりの感動で、シャッターを切るよりも風景を楽しんでしまいました^^
こうしてカワセミ号は後楽園の先で左に折れ、再び日本橋川を下ってゆきます。俎橋、一ツ橋、錦橋、神田橋、鎌倉橋・・・普段は声優のお仕事もされているという素敵なお姉さんが、橋や川について分かり易く解説してくださいます。
さて、日本橋にもどってまいりました!おお、いつも上を歩いている日本橋が頭上に・・・不思議! 速度がゆっくりなので、日本橋を下からじっくり眺めることができました。
普段歩いているわがまちを、川面から見上げるこの不思議な感覚。ぜひみなさんもカワセミ号で新しい「お江戸めぐり」」をお楽しみください!
東京水辺ライン「カワセミ」 日本橋川・神田川めぐり 約11km・所要時間約70分
http://www.tokyo-park.or.jp/waterbus/ 東京水辺ライン 03-5608-8869 (9:00~17:00)
*こちらは土曜日の不定期に運航されています。運航の有・無につきましては、かならずお電話またはホームページでご確認ください
[ビッキー]
2011年9月 7日 08:30
「日本橋でオシャレな金魚アートが見られるんだって」
これを聞いたのは夏の初め。「どうせ混んでてじっくり見られないんでしょ」と、流行ものは時期を外して観にいくのが私流。しかし!うかうかしてる間に、今週末でこのイベントも終わりです!急がねば!
ということで、「アートアクアリウム展」が開催されている日本橋三井ホールにあわててお邪魔してきました。
日本橋三井ホールは、室町が誇る新名所「コレド室町」(6月放送のテレビ東京『アド街ック天国』のランキングでは3位!)の5Fに位置しています。1Fのエントランスを抜けるとふわっと香ってくる「にんべん」さんのおだしのにおいに後ろ髪を引かれつつ、エスカレーターへ。受付は4Fにあります。
入場すると、いきなりこの和モダンな水槽が。
金魚の美しさと、フラワーアレンジの競演が見事。
期待が高まります!
光を反射する美しい水槽に、様々な種類の金魚が展示されています。
まさに「アートな水族館」といった感じ。
出目金をこんなにオシャレなものだと感じたことが、いまだかつてあったでしょうか(笑)
大きな多面体の水槽が2つ。圧巻です。光の反射に反応して、優雅に背びれを動かす金魚たち。キレイ!
こちらは、靖国神社の「みたままつり」を想わせる、たくさんの提灯をバックに。
夜店と金魚という昔からのイメージを覆す斬新さです。巨大な金魚蜂「花魁」に泳ぐ鮮やかな金魚たち。かなりの存在感です。
「いったいどんな感じなの?」とよく調べないままにお邪魔しましたが、泳いでいる金魚の数(1000匹以上!)と、光のアートとの完璧な融合に圧倒されてしまいました!"アクアリスト"の第一人者、木村英智氏の世界観をどうぞご堪能ください。
なお、19:00以降はバー・ラウンジに姿を変え、より一層オトナの雰囲気が高まります。
まだまだ残暑の厳しい今週、日本橋の異空間で「江戸の涼」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
アートアクアリウム展 http://h-i-d.co.jp/art/ *9月12日(月)で終了となります!お早めに
[ビッキー]
2011年8月11日 08:30
ここ最近、新築や建て替えなどによって、併設されるカフェレストラン自体に魅力を感じる美術館が増えてきたように感じることはありませんか?
乃木坂の国立新美術館のフレンチ「ポールボキューズ」、サントリー美術館の加賀麩のカフェ「shopxcafe」などなど、ゆっくりと名画を楽しむのはもちろん、その後も場所を移動することないまま、余韻に浸りながらのんびり美味しいものをいただけるのはとても魅力的。
そんなお勧めの美術館カフェが、中央区にもちゃんとあるんです!
さてさて、前置きが長くなりましたが、本日は多彩な印象派の作品で知られる中央区屈指の美術館、ブリヂストン美術館にお邪魔してきました。
併設されたティールームの名前は「ジョルジェット」。これはブリヂストン美術館で一番の人気を誇るコレクション、ルノワールの名画「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」に由来します。
ちなみにこちらがジョルジェットちゃんです。
天使のような微笑みは、いつ見ても心癒されます。ファンが多いのもうなずけますね。
こちらのティールーム、一見すると、よくありがちな「美術館併設のカフェ」のようですが、あなどる無かれ!
毎日30食限定で用意されるサンドイッチは、前日までの予約制。
老舗西洋料理・赤トンボの特製です。
入り口にはそれを知らせる立て看板も。
実は日曜の夜に今回の来訪を思い立った私。月曜は休館ということで、予約もせぬまま火曜日の開店まもなくのお時間にお邪魔しました。ドキドキ・・・
店内はさほど広くありませんが、クラシックが流れ、とても落ち着いた雰囲気。なによりもスタッフの皆さんの対応がとても気持ちよく、ホテルのラウンジのようです^^
開店直後ということで、お目当てのサンドイッチはまだ大丈夫!とのこと。良かった~
こちらが、赤トンボのサンドイッチセット。ドリンクとちいさなデザートがセットになって、1200円と良心的です。ちょっと変わったものにトライしたく、タロッコオレンジジュースを選びました。これもまた美味。夏らしいゼリーのほかに、小さなクッキーも添えられていて、食後もくつろげます。
美術館カフェの特徴なのでしょうか、おひとりで来られているかたが多く、とても静かに楽しめます。アートにまつわる雑誌や本も用意されていて、ドリンクを片手にゆっくり過ごすことができました。
ちなみに、おこさま(小学生以下)には、ジュースとお菓子を無料で提供されているそうです。とても良心的!
あれ・・・? あ、そうだ、今日は展示を見に来たんだった!そんな気にさせられてしまう、素敵なティールームでした(笑)
そうそう、こちらのコレクションには、中央大橋に鎮座する「メッセンジャー」像(フランス・セーヌ川との友好の証。日本からはお礼に屋形船が贈られました)でおなじみの、オシップ・ザッキンの彫刻があります。こちらもぜひご覧ください!
ブリヂストン美術館 ティールーム・ジョルジェット
中央区京橋1-10-1 03-3563-0245
10:00~18:00 *ティールームは11:00から
*月曜は美術館・ティールームともにお休みです
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/tearoom/
[ビッキー]
2011年8月 5日 20:22
さて、私ビッキーの特派員初の大仕事!まち歩きツアーの引率に行ってまいりました。
今回訪れましたのは、中央区の情報の宝庫、「朝日新聞社・東京本社」。都営大江戸線・築地市場駅の目の前に位置しています。
立派な玄関をお借りして、こちらで集合です!
まずは2FのホールでDVDを鑑賞した後、朝日新聞社のお姉さんが、貴重なお話を聞かせてくださいます。
その昔、電話やファックス、もちろんインターネットなどの通信手段がなかった頃には、本当に「伝書鳩」が活躍していたのだとか。これには私も驚きました!
当時、社の屋上の鳩小屋では何百羽もの鳩が飼育されており、記者さんは2~3羽の鳩を取材に連れて行きます。そして情報を首につけて、飛ばすのだそうです。
ほとんどの鳩がちゃんと社まで辿り着くそうですよ。これにはみなさんとてもびっくりされていました!いつも神社で見かける鳩は・・・餌に群がってるイメージしかないなぁ(笑)
ここから先は、お写真NGということでしたが、まず報道局・編成局を見学。原稿の締め切りに遅れないように・・・ということで、どこを向いても時計があります。時計だらけです!
印刷工場は圧巻でした。毎秒何万枚ものスピードで、紙面が刷り上っていきます。お姉さんが別室で実演してくださったインクの発色の仕組みも、理科の実験を見ているようで楽しめます。
最後の「発送室」のベルトコンベアーの動きの速さも必見です。あっという間にビニールがかけられ、予め指定した必要部数ごとに梱包され、1Fのトラックに積み上げる場所までスイスイと運ばれていきます。文明の力・・・
さてさて、見学からもどって来ると、こんな素敵なお土産が待っていました!
まるで自分が紙面に登場したかのような、記念写真です。ちなみに裏面には今日の本物の朝刊の1面が印刷されています!
これにはみなさんいい笑顔になっていました^^
夏休みということもあり、幅広いみなさまにご参加いただきました本日のツアー。特に保護者のかたの付き添いもなくおひとりで参加してくれた タイガくん、リョウスケくん。おふたりともメモをとったり、デジカメに納めたりととっても熱心に聞いてくれていました!
こちらのコース、9月5日(月)にも催行予定でございます。
ほかにも多彩なコースをご用意しておりますので、ぜひホームページ内の「まち歩きツアー参加者募集」の項をご参照ください。
みなさまと中央区を楽しくお散歩できますことを、一同心待ちにしております。
まち歩きツアーのご案内はこちら
http://www.chuo-kanko.or.jp/machiaruki/index.html