[ゆりかもめ]
2011年5月24日 08:30
私が中央区に「こども歌舞伎」があると知ったのは「鉄砲洲稲荷神社例大祭ー御鎮座1171年奉祝大祭」にはじまります。
この由緒正しい例大祭は全国から多くの人々が参拝し、開運安全を祈願します。
古式ゆかしい神楽舞が奉納され、新富座こども歌舞伎も行われる事を知ったからです。
でも東日本大震災の為に神幸祭(御輿渡御、稚児行列等)は自粛となりましたが「新富座こども歌舞伎」は5周年記念として5月1日に京橋築地小学校にて披露されました。
プログラム 一 寿式三番旻(ことぶきしきさんばそう)
二 義経千本桜 吉野山(よしつねせんぼんさくら)
三 白浪五人男 稲瀬川勢揃いの場
(しらなみごにんおとこ いなせがわせいぞろいのば)
下記の写真は受付に飾られていた「へそ展」の時の写真ですがこのようにあどけない可愛い
方々が熱演なさっていました。
私達にとっても未知の世界である歌舞伎のセリフの言い回しや見得を切る所等・・・・・
大変にお上手でした。
中央区にお住まいで義太夫節の重鎮である竹本弥乃太夫様の御協力や15人の小学生である役者の方々や父母達の熱意にも感謝の拍手を贈ると共に中央区で生まれた歌舞伎に対して理解を深め支援の輪を広げて行きたいと思いました。
[銀造]
2011年5月19日 08:45
由美かおるさんの作品展が2011年5月21日(土)17時まで、銀座8丁目2-8の
吉井画廊さんで開催されています。
目印としては外濠通りの西側、京都新聞社の入居しているビルの2階です。
西野バレー団でスタートされたと思います。可愛いかおるちゃんから、お馴染み水戸黄門「かげろう お銀」、「疾風のお・・」と芸歴を重ねた、素敵な魅力の由美かおるさんです。
2011年5月18日に画廊に行ってきました。
大変素敵な20ほどの作品が展示されていました。
なかには、「壽は・・・・・・」という何か、彼女の今後を暗示するかのような作品もありました。
大変素敵な作品群で、画廊の中心部には「秋山 仁のジオメトリカルアート」ー幾何学の美ー
が展示されており、理系の女性群が楽しんでおられました。
最終日まで間もないのですが、是非、どうぞ!
吉井画廊さんのHPは、↓
http://www.galerie-yoshii.com/
[下町トム]
2011年5月11日 09:00
中央区では毎年今頃に、各地区で「児童館まつり」が開催されています。
中央区の広報紙『区のお知らせ』5月1日号にも紹介されていますので、目を通してみて下さい。
区のお知らせ5月1日号第3面
第1弾となった〝京橋地域〟では、5月8日(日)に〔あかつき公園〕で開催されました。
この日は暑いくらいの好天に恵まれ、600人を超える子どもたちが来場して盛り上がりました。
同行する保護者やご近所の皆さんもにこやかにこの様子を眺めたり一緒に参加したりしていらっしゃいました。
会場では、「なわとび選手権」や「おもしろ玉いれ」「のこったのこった」(すもう)などのコーナーが設けられ、参加カードを抱えた子どもたちがそれぞれを回りながら楽しんでいました。小学生から乳幼児まで、多くの世代が同じ場所で元気に遊ぶ姿はほほえましいものです。
クラウン・コメディーショー〟では、愉快なパフォーマンスを囲んで、笑いの渦が広がっていました。
この後、5月15日(日)には、〝月島地域〟〔月島第一児童公園〕で、また5月22日(日)には、〝日本橋地域〟〔浜町公園〕で、それぞれ同様に「児童館まつり」が催されます。
地域の方々の交流の場としても、是非一度覗いてみて下さい。
未来の中央区を支える〝小さな区民〟に声をかけてみていただけたら嬉しく思います。
[滅紫]
2011年5月 9日 08:30
6日演舞場昼の部へ。GWの谷間ということもあり比較的ゆったり、8割程度の入り。振り替えとなった震災4日後の3月は流石に空席が目立ったが、4月は7割程度に回復。少しずつ「日常」が戻ってきたようで安堵する。
今月昼の演し物は「敵討天下茶屋聚」の通し。
安達元右衛門と東間三郎右衛門の二役を幸四郎丈がともに初役で演じるのがウリ。この二役を一人で演じるのは天保年間に4代目大谷友右衛門が演じて以来とか。歌舞伎狂言には元々敵討ちものが多いがそれにしても今年は特に目立つ。
2月松竹座は「昼夜の仇討」のキャッチで「毛谷村」と「盟三五大切」、3月の国立は「絵本合法衢」(震災の影響で15日から中止になったのは本当に残念)、そして今月の「天下茶屋聚」東京での上演は平成13年の国立以来10年ぶり。江戸時代に大坂の天下茶屋で実際に起こった敵討ちを題材にしたもので、敵討ちの善人側がどんどん返り討ちに遭いどうなることかとはらはらさせられる。悪人が改心して善人にという「もどり」は多いのだが、元は善人の元右衛門が酒癖の悪さから悪人側に寝返るという趣向が珍しい。。幸四郎さんが気の弱い小悪党の元右衛門と立敵の三郎右衛門の魅力的な悪人をとても初役とは思えない程余裕で演じている。オススメです。
さて、歌舞伎の幕間。長い幕間は食事時間、短い幕間は売店を覗く方が多いと思います。
私のこの日の食事は2F「かべす」(菓子、弁当、寿司の頭文字をとった物で江戸時代はこのセットで幕間に届けられたとか)で天ぷらそば(1300円)。
20分の幕間で1Fのコーヒーを片手にいつも季節感あふれるディスプレイがされている2Fエスカレーターを上がったコーナーへ。
今月は「扇子と団扇」。鳥獣戯画、松林図屏風をデザインした扇子(3500円)と日本橋榛原特製の「うちは」小ぶりの「うちは小町」(1000円)もカワイイ。歌舞伎座のあの縁日を思わせる売店のざわめきと賑わいはない替わりにしっとりと落ち着いた演舞場の売店の良さもなかなかです。
帰りに1F売店で清月堂本店の季節限定「おとし文」の「新茶仕立て萌」(4個入り530円)と神宗の「塩昆布840円。東京でいつも手に入るのはここだけです!)を購入。今日は名物の「アイスモナカ」(300円)と3Fの売店にある「鯛やき」(200円)は賞味できず。夜の部と併せて来週のお楽しみ。
「本日の昼狂言はこれ切り」