[銀造]
2012年11月12日 08:44
キズキナサイ(築きな祭)2012が、11月10日に盛大に開催されました。 先ず、ご本堂にお参りして、「築地本願寺本堂修復工事」という冊子を頂戴しました。 冊子のご説明は、次の通りです。
「明年4月の親鸞聖人750回大遠忌法要に向け、築78年を迎えた本堂内陣各部の建築意匠と宮殿・須弥壇等の佛具について大規模な修復を行いました。 本堂は、昭和9年の創建で鉄骨鉄筋コンクリート造りの建物です。 その構成は、正面大階段側から、参拝の為の外陣、その奥に畳敷きの内外陣、御本尊阿弥陀如来が御安置されている内陣と左右の余間となっています。 修復は、内陣と余間を中心に仕上げの更新を行い、比較的傷みが少なかった余間左右の鞘の間や外陣については塵埃の除去や洗浄等の作業を行いました。」 とのご説明です。 改修後の御本堂に改めて合掌しました。 また、冊子には、本堂と石塀は2011年7月25日に国の登録有形文化財となりましたのご案内がありましたので、お伝えします。 中央区に登録文化財があることは、大変嬉しいことですね。
さて、お参りの後は、楽しくお祝いをしましょう。 今日のパレードに参加する可愛いお稚児さんもいましたよ。 大阪の漫才師も盛り上げてくれていました。
築地地区だけでなく、全国から出店がありました。 松露さんの新製品かな? 築地場外のお店では、毎月7日にはあるそうです。
知り合いにも出会い、福島県の出店でもお買い物。 (お二人には、写真掲載許可取得済み)
泰明小学校からお稚児さんと「ゆるきゃら」のパレードがありましたが、そのレポートは、他の方にお願いします。
もっと知りたい方には、こちらが事前にご案内のURLです。 http://tsukijihongwanji.jp/kizukinasai2012/6507
[ukiuki]
2012年11月10日 08:45
秋晴れに恵まれた11月4日、中央区のまるごとミュージアムが行なわれました。
子連れの我が家は、体験型イベントに参加してきました。
その中でも、晴海トリトンスクエアの『たいこの仲間とわくわく音楽会』にとても感銘を受けました。
予めワークショップで作ったマラカスで、リズム遊びをしたり、打楽器の紹介やミニコンサートがありました。
会場となった吹き抜けの広場の音響が思いのほか良くて、マリンバの音色に大人達も酔いしれました。小太鼓のスーパーテクニックと迫力には、みんな釘付け。
ショーとして、完全に仕上がっており、大人も子供もみんなで楽しめました。
是非来年も催していただきたいです。
[滅紫]
2012年11月10日 08:30
明治座は来年4月で140周年になる東京で最も長い歴史を持つ劇場。私は平成5年の建替後の杮落とし公演以来19年ぶりです。2Fのロビーギャラリーで「明治座140年展」として喜昇座以来の歴史を写真パネルで展示中。許可を頂いて写真を撮らせていただきました。千歳座開場の明治18年(1885年)11月初演の作品が現在演舞場で上演中の「四千両」です。
明治座の歴史をざっとおさらいすると創業明治6年(1873年)現在の久松警察署の南側に建てられ喜昇座として開場
明治12年(1879年)久松座、明治18年(1885年)千歳座、明治26年(1893年)明治座
その時代時代の出演者や演し物が写真で紹介されていますのでなかなか楽しめます。劇場にいらしたら是非ご一見を。市川団十郎が明治29年(1896年)9月に出演して25日間大入り満員。其の時そば札を大入り袋に入れて配ったのが、今日の大入り袋の始まりーというような話も出ていますよ。
さて、今月の夜の部は「天竺徳兵衛新噺」(いまようばなし)の通し。南北の出世作となった「天竺徳兵衛韓噺」(いこくばなし)を三代目猿之助が復活上演する時、「韓噺」を土台に小幡小平次の怪談話を織り交ぜたものです。天竺徳兵衛は江戸時代の実在の人物で角倉了以の配下として寛永年間に天竺(インド)に渡り、帰国後その体験を聞き書きに残し評判になりました。初演は文化元年河原崎座で初世松助の早替りが余りに鮮やかなのでキリシタン妖術と評判になり奉行が直々に検分に来たという話があるほどです。(小屋の宣伝だという話も)。当代の猿之助さん、泉水に飛び込んだ座頭が花道から上使役で、小平次の幽霊が悪婆のおとわへと何回もの早替りを何とも楽しそうにのびやかに演じています。隣の方が「こちらまで楽しくさせてくれますね}と仰っていました。最後は圧巻の葛籠抜けの宙乗り。しまった!2階席にすればよかった!と思うのはこの時ですね。遅かりし。お昼の部は「傾城反魂香」と「蜘蛛糸梓弦」(くものいとあずさのゆみはり)こちらも早替りです。
お問い合わせは明治座チケットセンター 03-3666-6666、(10:00~17:00)
チケットホン松竹0570-000-489(10:00~18:00)インターネット席とりくん
27日までです。
[ジミニー☆クリケット]
2012年11月 8日 08:30
気がつくと、今月はもう11月でした。朝夕めっきり涼しく(寒く?)なったはずです
さて、8日は一ノ酉ということで、築地6丁目の波除稲荷神社の境内では、縁起物の熊手が並べられ、開運と商売繁盛を願う参詣客を迎える準備ができていました
これぞ季節の風物詩って感じです
波除稲荷神社のHPは
⇒ こちら
[銀造]
2012年11月 6日 18:00
10月27日、東日本橋を散策していて、ちょっとお参りして行こうかと殊勝な心がけが芽生えたので、薬研堀不動尊へ行ってきました。 ところが、不動尊の手前で、何やら賑やかで元気な声が聞こえてきます。 そう、子供達がミニSLに乗車しようと、順番待ちです。今日は念に一度の「薬研堀移動商店街」の開催される日だったのです。
シャツが格安で販売されていたので、2着購入すると、福引の抽選券が貰えました。 抽選で、500円の金券が貰えたので、他に何か買おうかないう気にさせられました。ご商売が、お上手です。でも、値段を見てください。何と1万円前後の靴が3,900円ですよ。まさに、奉仕価格です。
お買い物を終えて、ちょっと一服したいときに、素敵な笑顔ご接待。"おもてなしの心"で美味しいお茶を点てて頂きました。 大変結構なお点前でした。 有難うございました。
中央区の情報もこちらでご覧になれます。(私は、今、記事を書いていて見つけました。やはり、広報にはしっかり目を通さねばいけませんね )
http://www.city.chuo.lg.jp/press/puresuheisei24/241026press/index.html
[滅紫]
2012年11月 6日 13:00
「歌舞伎の正月」といわれる恒例の顔見世が11月1日から始まりました。私が出かけたのは5日、2日から片岡仁左衛門さんが休演となり夜の熊谷は尾上松緑さん、昼の南与兵衛は梅玉さんが代役です。
梅玉さんは2ヶ月続きの代役。仁左衛門さんは10月の名古屋御園座の顔見世から始まって、11月の演舞場、12月の南座と3ヶ月続きの顔見世出演が予定されていたので心配なファンの方も多いと思います。代役の方も翌日からすぐ舞台に立つわけですから本当に大変。僧形姿の松緑さんが花道を引っ込むと熱演に大きな拍手が。いつまでもお若い藤十郎さんの「汐汲」の後は菊五郎さんの「四千両」です。安政2年(1855)に実際にあった江戸城のご金蔵破り事件を基にした作品で初演の時の富蔵役は五代目菊五郎。珍しいのは「伝馬町の牢内の場」で牢内の序列や風習、新入りに「牢の規則を読み聞かす場面など江戸時代の牢内の場面がリアルです。黙阿弥は実際に牢番人役を勤めた田村成義からの情報を基に書いたといわれています。昼は「双蝶々曲輪日記」「文七元結」です。今月は明治座も猿之助の昼夜公演。「顔見世」は季節の風物詩。今年一年も終りに近づいた感じが強くなってきます。昼の部を見るまでに仁左衛門さんが復帰できることを祈りつつ。
チケットホン松竹:0570-000-489(10:00~18:00)千穐楽は25日です。